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2010.01.09

ほうかごのロケッティア

学校という箱庭の中で毎日を演じ続ける少年が、とある少女との出会いによりロケットを作る事になる。その少女とは元アイドルで、ある少年の電波なハガキに対して生ラジオ番組で暴言を吐き引退に追い込まれたという過去を持つのですが、そんな少女が電波の届かないはずのこの舞台である島で携帯と会話をするというメンヘル少女となっており、彼女曰く「この携帯に見えるものは宇宙人であり、彼を宇宙に返す為にロケットが必要」だと。そして引退の引き金となった電波なハガキを出した少年というのは勿論主人公である。正に運命の出会い。始めこそ再び歌を歌ってもらう為の手段だったロケット作りにどんどん魅かれていく面々。終盤で事故により死傷者を出しそうになったことで解散となる面々。誰もが諦めかけたが、それでも尚ロケットを作ろうと再び立ち上がります。物語の流れ的には実に王道!だからこそ燃えるのです。ロケットに関する説明も意外と細かく、彼ら自身がモデルロケットから次第にスケールアップしていく過程を事細かく描いているので、ロケットに対して何の知識がなくても読んでいるうちに基礎は入ってきます。そしてこの物語は終り方が最高に好きです。島でのあの夏の突き抜けるような広く青い空のような爽やかさを感じる終わり方。こういう上向きの作品は読み終わった後味がいいw宇宙もの、ロケットもの等が好きな人にはお勧めの一作です。

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