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2010.04.03

GOLDEN★HANDSHAKE

観てきました。こちら”劇団さるしげろっく”さんのSpecial企画公演のVol.4にあたるそうで、5年前の第10回公演の再演だそうなのです。まず内容を簡単に説明しますと、夫婦漫才師の子供である13才の子供がいじめにより飛び降り自殺をするシーンから始まります。そこからしばらく時が流れ、とある病院でお笑いを取り入れた治療を進めようというプロジェクトが発足します。そこでスポットが当たるのが失語症の子供の入院患者です。子供の自殺から漫才を引退し、その病院で清掃員として働いていたハナサクゾウですが、元漫才師の腕を買われその少年の治療担当となるのですが、そこで一悶着、二悶着発生します。ハナはその少年に死んだハズの子供を重ね、プロジェクトに資金提供したお笑い界の社長は利権の為にその子供を利用し、病院の副院長はその陰謀を防ごうと奔走するのです。最終的には現実を受け入れ、それぞれが新たな歩みを始める事になるというのが概要となります。

今回の公演はAとBでキャストが異なっており、二度楽しめるようになっているのですが、真田アサミさんがメインキャストを演じるのはBということで、まぁBをが見れればよいのですが、今回は違いを楽しむためにA(大きな役ではないですがAにも出ているということでしたので)の公演も観てきました。という訳で本日昼の回(B)から見たのですが、アサミさんは”さくら”という父親に忘れられた少女を演じていました。どんな娘かというと名前の通り桜の如く可憐でありながら華やかでまるで花の妖精を思わせます。かと思えば一種の電波を感じ取る不思議ちゃんチックなところもある可愛らしい女の子(可愛らしいは私感が入ってるなww)とにかくこの少女”さくら”の事を父に忘れられていたのですが、その記憶を呼び覚まし、娘と認めるシーンがとにかく良いのです。父親が娘に向かって手を伸ばし、触れようとした手前で躊躇うように手を止め、再び手を伸ばし優しく頭を撫でた後の抱擁はぐっときます。この物語には2つの山場があります。その一つ目の山場となるのがこのシーンなのですが、しかし、私的な思いではこの山を最後の山が超えられていない感じがするのです。確かに息子の死を受け入れ、次の生命迎えるシーンは感動的ではあるのですが、グッと来る感じはさくらの方が上でした。これはAでさくらがアサミさんで無くなっても印象は変わらなかったので、色眼鏡での感想ではないと思いたいwそして、演出的に少々わかりづらかったのが”失語症の少年”の存在です。ハナサクゾウはその少年の自殺したハズの自分の子供と思い込みます。そして子供ではないと気づいて否定します。そして自殺した少年の弟の出産シーンで産道に留まり出てこない子供が、子供であることを否定された”失語症の少年”とリンクします。まるで生まれてこない子供がその少年であるかのようにです。確かにそのようにもとれるし、たまたまリンクしただけで関係のない子供とも取れるのです。しかし生まれていない子供が現実に入院しているハズもなく、だからといって演出的に否定しきれないんですよね。まぁその他にもさくらが自殺した少年の母を同じく母と呼んだ理由もちょっと消化できなかったりと、私の理解を超えている箇所があったのは物語を十分に消化できなかったという意味で残念でした。

終演後は久しぶりにアサミさんと直にお話出来る機会が(嬉)ほんと久しぶりにお話しさせて頂きましたが、あの笑顔はとろけますねlovelyちなみにチケット購入の際に頂いたメッセージカードは毎日その日の分を書いているそうです。そういう小さな心遣いがとても嬉しく思いますね。そして今年も全力疾走のアサミさん。今回のお芝居が終わって既に2つのお芝居に出演が決定!
2010年5月6~9日:劇団ガソリーナさんによる朗読劇『BLOG』
2010年7月28~8月1日:演劇ユニット2.1流さんの『裁かれ刃(仮)』
どちらも楽しみですhappy02

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