ソードアートオンライン4 フェアリィ・ダンス
アルヴヘイム編完結!!私はいくつも並行で作品を読んでいますが(特に新人賞モノを読むのが好きなので、否応なしにシリーズが増えていくというスパイラルw)、このシリーズは文句無しに現在進行形で最も熱い作品です。まぁ色々難しい設定なんかはあるのですが、一言でいうと「ゲームを遊びではなく本気でプレイする。」そこを引き出す為にゲーム内での死は現実での死に結び付けてみたり、大事な人がゲーム内に囚われてみたりと色々理由付けはあるのですが、根底は恐らくこういう事なのです。しかしながらこの味付けが物語に厚みを持たせ、ただのゲーム小説ではないものへ昇華させていると言っても過言ではないでしょう。
さて、今回の目玉は何といってもリーファとキリトがお互いが兄(和人)妹(直葉)だと気が付くシーン。そしてキリトとアスナの再開。そしてアスナの明日菜への帰還と和人と明日菜の対面です!!たった4巻での物語とは思えない程のドラマを経ての対面は知人の幸せのように心から”よかったね”の一言を発せるのです。一応この巻で一連のSAO事件は完結。次回からは銃系のMMOにキリトが挑む様ですね。命を賭ける必要がなくなったキリトのプレイがどのようなものになるのか楽しみでもあり、あのどうにもならない衝動の感覚が失われてしまうのかという不安もあるといったところでしょうか。乞うご期待ですね。
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