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2010年5月

2010.05.31

ココロコネクト キズランダム

 いや驚きました。あまりにも綺麗に終わった為、1巻完結と思われたココロコネクトですが、まさか二巻目が出るとは!しかもよりパワーアップして!より楽しめたということをまず宣言しておきましょう。^^ちなみに一巻目の感想はこちらで。
 さて、<ふうせんかずら>という相変わらず謎の意識体の仕業である事は変わらないのですが、今回は人格入替よりもかなりヤバイ現象が例の五人に降りかかります。それは「欲望開放」。その時主に強く思っている事がアットランダム開放され、理性で抑えられなくなるというもので、むしろ理性である自分がココロの中で見ているしか出来ないといった感じになるのです。何がヤバイって考えてみてください。誰かの言葉や行動、状況等にカッっとなり「こいつ殺したい」と思った瞬間に欲望開放が起こったなら・・・。想像するだけでも恐ろしいですね。というか、この作者は読み手に想像させる文章や構築が本当に上手いです。想像力が豊かな人ほど楽しめる?作品ではないかと思います。そういう意味では最近お気に入りの「ソードアート・オンライン」の著者である川原礫さんもこういった文章は上手いですね。書いてある以上のことを想像させるとい事は能動的に思考を巡らせているという事で、その時点で既に物語りに引き込まれているということですね。庵田定夏さん、また気になる作者が増えてしまいました。
 今回も登場した<ふうせんかずら>ですが本当に人の感情を逆撫でする奴で、その理不尽さにおいては「うた∽かた」で言う所のヤツ(ラスボス)と同等クラスです!(うた∽かたを知らない人は分かりませんね^^;)一巻目も二巻目も結果的に5人が成長する形で終わっているので許せていますが、(少しいい奴なのでは?と少し思ってしまうのが悔しいくらい)ホントムカつきます。このままシリーズが続くような気配もするのでいつか正体が明かされる日が来るのでしょうか?
 とにかくこの物語は5人が社会的立場や人格すら崩壊しかねない状況に置かれながらも、絶妙なバランスで時にはコメディタッチに、時には深刻に描きます。ぶっちゃけてしまうと説教作品であるところをそのバランスで気持ち良く読ませてくれるのが魅力の一つではないでしょうか。そして、人格入れ替わり、欲望開放など、人の奥深くを汲み上げるような作品である為、それぞれのキャラクターの掘り下げが半端ではありません。それこそ人物設定を小説二冊使ってやっているようなものなので、キャラクターの理解度や、共感度は他の作品の追随を許さない程です。そういう訳ですから必然的に登場人物が好きですね。w(でも、ここでひょっとしたら<ふうせんかずら>の裏に隠されている存在は読者なのかも?とか想像するとちょっぴりブルーに)後はやっぱり終わり方が好きですね。5人がしっかりと現象発生前よりも成長し、良い方向を向いて終わるのです。ハッピーエンドが好きな私としてはここはやっぱり評価したいですね。
 益々5人の関係が円滑になり、もう何が起こってもこの結束は揺るがないのでは?と思えるのですが、それでもまた<ふうせんかずら>は現れるのか?恋に本気になった姫子の行方も気になりますね。色々な意味で次巻が楽しみです。^^

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2010.05.30

片渕須直Day

 ラピュタ阿佐ヶ谷で開催されている「10th LAPUTA ANIMATION FESTIVAL 2010」の特別上映、「アリーテ姫」と「マイマイ新子」を観てきました。アリーテ姫は先日ここでも書きましたが、とても大好きな作品で、好きさでいったらマイマイ新子よりも断然好きな作品です。姫という特別な立場でありながら常に人ひとりひとりの暮らしや立場、人の可能性を感じられるとても賢い少女です。物語の最後にエピローグとともに知識欲を満たし、見聞を広める為に旅に出るのですが、いつか国に戻り治めて欲しいなと、そしてそんな王女に治められた国民は幸せだろうなと思わせる少女です。私の中では映画という体裁ととった作品の中では5本の指には入る名作です。そんな訳で9年振り?でしょうか。再びこうして劇場のスクリーンで観れる喜びといったら無いですね。勿論DVDは持ってはいるのですが、やはり劇場という、しかも周りは恐らくアリーテ姫をこよなく愛する人達と観るといのはそれだけで高揚感が増すというものです。そして私はお昼の回を観たので聞くことは出来なかったのですが、本日の最後の回では片渕須直監督の挨拶があったそうで、是非ともアリーテ姫への思いを聞いてみたかったですね。こrから数日、仕事帰りでも可能な19:20からの上映が続きます。未だチャンスは有りますのでこの機会に是非アリーテ姫を体験して欲しいと思います。

 そしてマイマイ新子もついででは有りますが観てきました。3回目かな?こちらは補助席まで出るという相変わらずの満員でした。もう半年以上の超ロングランですよ。継続しての上映という意味では時をかける少女以上ですね。ただ、上映開始じに流れるはずだった予告が流れず、提供のあたりも不思議な動きをしていたので事故だったのでしょうか?恐らくアリーテ姫の時に流れた山口県での原発建設反対のドキュメンタリー映画の予告だったのではないかと思うのですが、マイマイ新子の時に流さないでどうするのか?と思う訳ですよ。これは上映終了後でもいいから流すべきだったのではないかと思いました。

 そんな訳で今日は一日中片渕須直作品づくしな一日でした。

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2010.05.29

ガム7月号は宇宙ショーへようこそスペシャルが!!

舛成監督と、倉田さんと、神宮司さんの座談会がぁ!!更に高木信孝さんの漫画レポートも!!キャー!!happy02 ココロがちゃんとカタカナになっているあたりは流石ですw

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2010.05.27

神さまのいない日曜日Ⅱ

 髪を下ろしたアイちゃんが可愛すぎる件!heart04happy02heart04

 は、とりあえず置いといて、神さまのいない日曜日の二巻目です。とりあえず世界観は一巻目の感想で理解して頂ければと思いますので書きません。大変なのでwさて、今回は百万都市オルタスのおはなし。時間的には一巻の直後のようですね。旅に出発したアイとユリーとスカーは早速青年を拾います。その青年こそオルタスの住人で、色々あってしばらく滞在す事になるのですが、じつはその都市は世界最大の死霊都市だったのです。そしてその死者のお姫様ウッラと友達になるアイですが・・・・。

 アイってこんなに可愛かったっけ?というのが読み始めてすぐの感想。そして純粋無垢で無邪気さ一杯に見えるアイですが、実に賢しい。ただ遊んでいるように見えて街の深淵に気がつき、気がついた上で無邪気さを装う。たかだか12歳の子供でありながらそうしなければならないだけの事を経験してきた重みを感じさせる少女です。そして今回の最大の焦点は死者の姫ウッラです。もしも自分であれば呪わずにはいられない境遇の中でその事実を知っても尚自身であり続けるその人格はアイにも負けない存在です。詳しくは書きませんが、本当に良い子です。アイとも生涯の友達となることでしょう。これからの辛く厳しい戦いの中で心の支えになればいいなと思います。

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2010.05.25

日本の注目若手作家たち

 10th LAPUTA ANIMATION FESTIVAL 2010行ってきました。とりあえず気になっていた「日本の注目若手作家たち」を観たのですが。・・・・・。これは、難易度高過ぎでしょう。素人意見としての純粋な感想を言わせてもらいます。何か訴えたい主題があるものと思いますが、理解出来る作品があまりにも少なかった。デヴィッド・オライリーや、植草航の「向ケ丘千里はただ見つめていたのだった」はまだ理解の余地があったのですが・・・。理解できない私がレベルが低い?残念ですが私は芸術家気取りの映像作家といういうふうにしか感じられませんでした。やっぱりメッセージは伝わってなんぼだと思うのですよね。

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2010.05.24

親知らず

 本日、親知らずを抜いてきました。しっかり歯茎の中で真横に生えたこの親知らず、以前全く同じ状態で反対側を抜いた時、2,3時間掛かったうえに神経を切ったらしく、舌の右側が麻痺するというとんでもない治療をされて以来(14年経過した今でもしびれた感じが治らない)、痛くなっても騙し騙し来たのですが、放って置いても歳を取るほどに厳しい状態になっていくと思い思い切って抜くことにしたのですが、切開し、しばらくするとやっぱり取れないらしく削って砕き始めます。10分が経過し、20分、30分、だんだんと14年前の事が脳裏を過ぎります。結局方法は14年前同様にバラバラに砕いて取り出すことになったのですが、とりあえず麻酔は1本で済んだし、時間も1時間くらいですかね?とりあえず神経も大丈夫そう。しかし長いのは辛い。それだけが辛かった。(ーー;とりあえずレントゲンを見る限りはこれが最後の親知らずっぽいのでこの治療が終われば一安心といったところでしょうか。

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笑わない科学者と時詠みの魔法使い

 第3回ノベルジャパン大賞奨励賞受賞作品です。
 タイトルから思案したのは科学者と魔法使いがお互いを否定しあうドタバタコメディだったらどうしよう・・・だったのですが、全く違いました(^^;(安堵)古き時代より連綿と受け継がれてきたしきたりと言うか、そういうものによって、二人の少女を犠牲にすることで日本を救ってきた悪しき儀式のお話なのですが、そういう意味では安い作品ではない事への安堵はしましたが、思った以上に重い作品でした。古き時代と書きましたが、どのくらいかというと大和の時代から。日本神話となっている盤長姫と木花咲耶姫の末裔のお話なのですからその強制力は国家の上のレベルな訳です。例えば想像してみてください。現在の日本が年端もいかない少女の犠牲によって成り立ってきていて、その事を国民の誰も知らないとしたら。個人的にはそんなことをしなければ国の方向すら決められないようであれば滅んでしまえと思わなくもないですが、実際に滅ぶとそれはそれで困る訳で。当事者ならともかく、そうでないなら大多数の意見に流されてしまいそうと思ってしまう自分も居て少し怖くなりますね(-_-)。物語としてはそんな姫君を護ると決めた笑わない(ある事件をきっかけに表情を無くした青年)科学者(といっても大学生)のお話です。 少女は儀式から護る為に長い間隔界という異世界に隔離されていた為、世間を何も知りません。そんな少女がスポンジが水を吸収するかのようにさまざまな知識を得ていく様は実に微笑ましく、重い運命を当たり前の使命として背負ってきた少女にとって始めて、儀式以外に存在しなかったはずの未来を朧げに見る様は見所の一つで、愛おしさを強くするところではないでしょうか。今後の展開にもよりますが、決着は見届けたい作品ですね。

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2010.05.23

FF11 裁縫スキル100達成!!

8年かかった!ヽ(´▽`)/

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2010.05.22

The 5th Darjeeling Festival 2010 Japan

 今年もルピシア主催のダージリンフェスティバルへ行ってきました。場所は自由が丘の店舗内。二階のレストランフロアを全面使っての開催です。例年だと会場を借りてのイベントでしたが、色々と厳しいのでしょうねきっと(^^;扱う農園の種類も36種と例年に比べて少ないのは会場のスペースだけの問題ではないのでしょう。きっと。
 さて、このイベントは各種農園のファーストフラッシュ(新茶)を試飲させてくれるというとても素晴らしいイベントで、毎年参加しているのですが、やっぱり安いものではないのでこうして飲み比べられるというのはとても助かります。高いのは美味しいとわかっているのでwここでのミッションは今年の当たりを見つけること!しかも高くないもの!w例年だと地方毎にブースが色分けされていたのですが、今年は味の系統で分けられており、かなり戸惑いました。要するに同じような味が続くのです。その為どれも印象が曖昧になってしまい、慣れるまでに結構苦労しました。 また、会場も狭い為、自由に身動きが取れなかったのも厳しかったですね。ちなみに私の感覚では今年はどれも良作な感じがしました。

今年の収穫品
グームティー
ティースタバレー

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twitter始めました

 アカウントは取得していたのですが、どうにも面白さが理解できなくて放置していたのですが、アサミさんが始めたのを機に私も始めることにしました(爆)

 超初心者である私の現在の感触は「やっぱりわからん・・・」まぁやってる方は分かると思うのですが、基本システムはつぶやいた事が自分のユーザーIDを基にしたページに掲載されるだけです。そして誰かをフォローに追加するとその人の発言も自分のページに表示されるようになると。また、誰かの発言に対して返信するとその発言が相手のページに載ると。さて、ここまでで思ったことは「共通の話題を不特定多数でする場合にはどうすればいいのか?」です。例えばフォローしている友人が居たとして、今観ているアニメの話題をつぶやいたとして、友人はアニメには興味がない場合、ただスルーされるだけのつぶやきになりますよね?とりあえずこの事に焦点を絞って調べてみると、どうやら”タグ”という概念があるらしいではないですか。試しに”#FF11”を検索してみると、フォローしなくても文中に#FF11を書いたつぶやきが出てきました。なるほど。これでつぶやけばいいのか。ふむふむ。まだまだ分からない事だらけですがちょっと頑張ってみようかと。

ユーザーIDは「_Poi」です。

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2010.05.19

シアター!

 冒頭、いじめで生き続けるのがやっとだった"巧"少年が演劇に生き甲斐を見つける。というところから物語が始まります。それから時は経ち、少年は青年から中年に差し掛かった頃に話は飛びます。自分の劇団を立ち上げ、そこそこ順調に興行を続けていた弟の巧から、幼い頃からしっかり者で、いつも弟を助けていた兄"司"、今ではバリバリと仕事をこなす彼に助けを求める連絡が入ります。自分の劇団が潰れそうだから300万貸してくれと。事の発端は巧の主催する劇団に名の売れた声優の"千歳"が入団した事。これまで人との衝突を嫌い、当たり障りの無い脚本を書いてきた巧でしたが、千歳の可能性を見て本気で書く事を決意します。それをきっかけに団員の半数以上の脱退と、300万の借金だけが残ったというのです。売れない役者として人生を棒に振った父親を持つ兄弟だけに、兄としては弟を更生させたいと思っており、300万を貸す代わりに条件を突きつけます。演劇だけの収入で2年間で返済して見せろ。出来なければ劇団をたため。その代わり経理は俺がやると。これまで楽しい演劇が出来ればいいと思っていた劇団員達が収益を出せる劇団を目指して本気で演劇に取り組む2年間が始まります。

 と、いう訳で演劇のお話です。私が応援している真田アサミさんがここ数年、客演を転々としているということもあり、お芝居を観に行く機会が多くなりました。そういったことも手伝ってとても興味深く楽しませてもらいました。まず、読み進めていくうちに声優である千歳の入団の件がある訳ですが、やはり最初に思い描いたのは声優ということで真田アサミさんを連想しました。しかし、物語上では劇団員であるが為に思い悩み、時に嬉しさを共有するというのが深い部分にあったので、アサミさんを足掛かりに読むことは出来ても、客演と劇団員では全く違うものなのだなと改めて感じました。そして、チラシ作成あたりの件まで読み進んだ時にフラッシュバックしたのは沢城みゆきさんでした。以前、ヘロヘロQの公演で始めて沢城さんのお芝居を拝見しに行った時に入っていたTheatre劇団子のチラシを見て、「ほぉ、みゆきちゃん入団したんだ。本当に芝居に対してどこまでも本気な子だな。」と感じ、機会があれば観に行きたいなと感じたことを思い出しました。まさに客演ではない、自分の所属する劇団とした時のその姿を今作に照らし合わせてみるととてもしっくり来るのです。そして巻末をみてビックリ!なんと協力にTheatre劇団子の名前があるではないですか!しかもあとがきでは有川浩さん自らが図書館戦争の繋がりで沢城みゆきさんの芝居を観に行き、モチーフにさせてもらったとも。いやぁ世間は狭いといいますが、なかなか面白い体験でした。w
 舞台裏というのはそうそう見る機会は無く、学生の文化祭等ならまだしもプロの舞台裏というのは全く知りません。今回のお話では特に経理や管理に目を向けた作品である為、各スタッフがどういう仕事を担当するのか?何処にどういうお金が必要なのか?等など色々と面白く読めました。勿論娯楽作品としてのお話なので、全部が全部この通りだとは思いませんが、そう大きくは違わないのではないかと思えました。そういった面でも面白く読むことが出来ました。
 そしてなにより登場人物が魅力的で、特に看板女優の牧子がカッコイイのです!自分が何度言っても変えられなかった巧の意識を入団しただけで変えさせてしまった千歳に嫉妬するのですが、その方向を千歳にではなく芝居に向けるのです!千歳が目指して追いかけ続けるような女優になると!千歳を追いかける巧から千歳を奪ってやるとwマイナスをプラスに転換するその姿勢は見習いたいですね。司に関しては言わずもがなです。当たり前の台詞なのですが、その時その人に発せられる言葉が適切で実にカッコイイのです。そして一番の見所だと感じているのは千歳とそれぞれの距離です。千歳と司の距離、千歳と巧の距離、千歳と牧子の距離、千歳と劇団の距離。それぞれがとても大切に描いているのが感じられます。
 実はこの物語は2年間を描かず、最初の公演だけで終わります。続きが出ても、この巻で終わってしまってもどちらでも問題が無い綺麗な終わり方をしています。私個人としてはむしろここで終わった方が綺麗だと思っているのですが、その反面この魅力的なキャラ達の続きを読んでみたいという思いもあるのです。(^^;さて、どうなるのでしょうね?

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2010.05.17

舞面真面とお面の女

 出ました。昨年「[映] アムリタ」で第16回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞した野崎まどの二作目です。まずは結論から言いましょう。追いかける価値のある作家ですです。今回も随分とやられましたw今まで培ってきた感をフル動員して読んだにもかかわらずもう振り回されっぱなしww例えば「ピンときた!」と思って読み進めると「違うのかよ!w」となり、更に進めていくと「やっぱそうなのかよ!ww」みたいなwその振り回され感も楽しかったりするのですが。そして最後の一頁まで気の抜けない構成は今作でも健在ですw。前作の[映]アムリタ程の引きつけは無かったものの、随所に見られる言葉の妙と言いましょうか、軽快さと言いましょうか。文学少女のうっとりするようなそれとは違いますが、読んでいて気持ちの良い文章です。

 とりあえず今回のお話の簡単なあらすじというか触りを説明しますと、年末に叔父の影面に頼みがあると呼び出された真面と影面の娘の水面。頼みというのは半世紀以上前に死んだ曾爺さんの遺言の謎を解いてくれというものだった。その遺言にはこう書かれていた「箱を解き 石を解き 面を解け よきものが待っている 」。そして最近蔵の掃除をしていて出てきたという不思議な箱と、水面が子供の頃に遊んでいた広場にあるいわくつきの石があり、そして面を被った少女が現れた。と、まぁこんな感じです。

 ここから先は是非自分で確かめてみてくださいw前作の[映]アムリタが未読ならば是非ともそちらから読むことをお勧めします。

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2010.05.16

ねじまき☆リサイタル

 行ってきました。場所は西荻窪ターニング。出演者はハルユキクラ(倉田雅世さん、松浦有希さん、春行さん)にスペシャルゲストの真田アサミさん、水島大宙さんを加えた計5人。ねじまき関連ではすっかりお馴染みのメンバーですね。

 今回は"リサイタル"と銘打っている通り歌中心のイベントです。毎回色んな形式のイベントを開催する倉田さんですが、もしかしたら参加した中では初めての形式かもしれません。そんなイベントのオープニングを飾ったナンバーはナント五人全員で「ドリルでルンルンクルルンルン」。うはwのっけから凄いの来ましたww。まさか「ドリルまわしま~す」「まわされてま~す」のやり取りが生でできる日が来ようとはw。これはなんか凄いのが来る予感がギュンギュンしますwそうしたら本当に凄いの来ましたw紅蜥蜴の衣装(チェックのミニスカートにスクールシャツとスクールセーターという女子高生スタイル)に身を包んだ倉田さんと松浦さんに続いて三人目のアサミさん登場!しかも同じくエンジ系のチェックのミニスカートに水色のスクールシャツにVネックのニットのベストという完璧な女子高生スタイルで!ヤヴァイ!可愛すぎます!しかも衣装は自前というのですから侮れませんwそんな三人が歌うのは「Kissからはじまるmiracle」アサミさん、倉田さん、松浦さんバージョン(向って並び順)!!このメンバーでのこの選曲は貴重すぎます!というか純粋にこの選曲が嬉しすぎます!そして何の戸惑いも無くコールが入れられる自分ww。そしてそして更に、後半にはソロのコーナーもあるとかで、私的にはやっぱり期待するのはアサミさんです。予想したのは趣味に走って555かw、サプライズを狙ってでじこ。なんて思っていたら本当にでじこ来ましたwしかも「オーエンするにょ」!Welcome!とかビタミン"D"とか、でじこの「ど~んとやっちまうにょ」とかの定番が来るかなと思ったのですが、選曲は予想外でした。しかも自分のイベントでは無いところででじこを歌ってくれたのは嬉しいですね。何よりこうしてでじこの曲を封印せずに歌い続けてくれるのが嬉しく思います。
 それ以外にも途中、倉嶋らむねちゃんの紙芝居や、倉田さんのラブひなを含め初レコーディング曲やら貴重な歌の数々を披露して下さり、最後はお馴染みの「翼を下さい」で〆。そしてアンコールでも「翼を下さい」を皆で合唱したあと、倉田さんへ捧げる「ハッピーバースデイ」を全員で合唱してイベントは終了。2時間経ったなんて信じられないくらいあっという間に終わってしまった楽しいこといっぱいの素敵なイベントでした。

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2010.05.14

ストラトスフィア・エデン

 突然発生した巨大クレーター。宇宙からの飛来物とかではなく、どういう原理で出来たのかもわかっていないが、とにかく各国で同時多発的に発生した。そして、その現象と同時に観測された存在があり、"D"と名付けられた。それから十数年後、未だに解明しない"D"と、その対策部隊の少年少女達、そして唯一"D"と対話というか共鳴?できる少女のお話。

 簡単に概要だけ説明してしまうと上記の様な内容なのですが、物語の主な内容はDの対策部隊の精鋭の少年と、Dと意思を交わす少女の心の交流の物語なのです。野暮な言葉で表してしまうと"恋"なのでしょうが、当人達は特殊な環境で育った為か、全くその段階にまで精神が成熟してなく、その感覚が何なのかが理解できないという状況で、何とも初々しいものです。そして何だか分からないが認識はされるDというモノ。それこそ意思があるのかも分からないモノと手探りで意思を交しようとする事と懸けているようにもみえます。また、世界の裏側では預言書めいたもの通りに事が進んでいる事を確認しあうような、そんな場面も垣間見えます。心の触れ合い、哲学的な思考、設定好きそんなものを好む人は面白いかもしれませんよ。

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2010.05.11

Audio Alchemy DDE v3.0

 入手しました。これが何かというとDAC(D/Aコンバーター)です。D/Aコンバーターとは読んで字の如くD:デジタルをA:アナログにC:変換する装置な訳です。例えばCD、これに収録されているデジタルデータはどのメディアも個体差など無く同じデータが収録されているわけですから、再生すれば同じ音になるはずですが、実際違っています。それはこのDACの性能が違うからなのです。細かい事を言えば他にも色々と要素はあるのでしょうが、大まかにはそんな感じです。で、当然CDプレイヤーの中にはこのDACが入っているので通常は別途必要とするものではないのですが、今回わざわざ入手したのには訳があります。それはこのDACがHDCDに対応しているからです。CDプレイヤーは駆動系が多く、故障してしまうと折角のDACも使えなくなってしまいます。(高級なプレイヤーではデジタル入力が付いていて、DACとして使用できるものもありますが)私の使用しているプレイヤー(DVD-2800)もHDCD対応ではあるのですが、残念ながら単体でDACとしては使用できないの為、壊れてしまうとHDCDとして再生することが出来なくなってしまいます。そこで入手したのが今回のDDE V3.0という訳です。しかし現在、HDCD対応のDACは流通してなく、中古市場を何年も探していたのですが、見つからず今日まで掛かってしまいました。これでひとまずは安心と言ったところでしょうか。
 さて、肝心の音ですが、音の厚みが増した気がしますが、弾むような高音はDVD-2800の方が好みですね。どちらが良いかと言うのは一概には言えませんが、しばらくはどちらも楽しめるようになったということで気分で楽しもうと思います。

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2010.05.10

“文学少女”と恋する挿話集3

 劇場公開に合わせて少し前に発売されたこの挿話集。私は劇場鑑賞を挟んで読む形になったのですが、流石は原作とでも言いましょうか、圧倒的な各の違いを見せ付けてくれました。挿話集という形の短編でありながらどれもこれも狂おしいまでの愛おしさを感じさせてくれる物語たち。どの物語も人の暗部を浮き彫りにしているのに不思議と嫌な気分にはならないのです。むしろギュッと抱きしめたくなる感覚といいましょうか。心がぽっと温かくなるのです。遠子が食べてしまう程物語が好きという気持ちが少し分かりますね。読めることが幸せだと思える文章というのはなかなか無いですよね。そして今回の挿話集を読み進めているうちに本編を読み返したくなりました。(実際そんな時間は無いのですけどね(^^;)でもいつか読みなおしてみたいですね。

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2010.05.09

アリーテ姫

 私の大好きな作品の中に「アリーテ姫」という作品があります。片渕須直監督作品で私が最初に認識した作品でも有ります。片渕須直監督作品といえば、最近ではマイマイ新子と千年の魔法が話題を呼びましたが、私としては、マイマイ新子と千年の魔法を見に行く後押しをしたのは間違いなくアリーテ姫でしょう。そしてラピュタ阿佐ヶ谷で本日5/9から始まった10th LAPUTA ANIMATION FESTIVAL2010 世界の未知なるアニメーション作家たちの中でアリーテ姫が上映されます。勿論マイマイ新子も。アリーテ姫は既にメディアが発売されてはいますが、劇場のスクリーンで見る貴重な機会です。マイマイ新子と千年の魔法で感銘を受けた方なら是非ともアリーテ姫も観て欲しいと思います。詳細はこちらです。

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BLOG

 行ってきました。じんのひろあき脚本の朗読劇「BLOG」の公演です。場所はザムザ阿佐ヶ谷。なんとマイマイ新子と千年の魔法でお世話になったラピュタ阿佐ヶ谷さんの地下の舞台でした。マイマイ新子を観た劇場と同じ感じで大きな階段状の座席になっており、舞台が一番低い位置にあるという完全に見下ろし型の会場です。
さて、内容はというとタイトルから連想できる通りBLOGをモチーフにした話であり、主人公であるみかんちゃんのBLOGが炎上したというシーンから始まります。みかんちゃんのBLOGは言いたいけど言えないそんな日常のことをそのまま伝える。そしてレスをくれた人には必ずレスを、しかも驚くほどの早さのレスを売りにしたBLOGでした。そんなみかんの語りにひかれたのか何時の間にか訪れる人も多くなっていったBLOGですが、些細な事で誹謗中傷の吐き溜になっていきます。その中にはあまりの速さのレスに悪魔との契約説などというくだらない討論等も発生する始末です。しかし、実は本当に悪魔と契約していたのです。その契約の内容とは、数多くの好意を受けられる変わりに、最愛の人からは決して愛されないというものです。その結果、様々な人々から好感を得たり、真正面から意見を交わしあいました。しかし契約の代償はそのままはね帰ることとなります。みかんを最も理解した人物こそ契約者である悪魔その人だったのです。そして更にみかんの全てを掛けてもう一つの契約を結びます。結果悪魔はその契約を果たすために9世紀以上もの時間を費やすことになります。ただ一人の女性の為だけに・・・・。

 結論から言うとこれ程までにのめって聞き入った朗読劇は初めてでした。主人公であるみかんとは切り口は違うながらも私も長い間(ホームページを合わせると10年)こうして自分の思いをネットに配信してきたということもあり、感情の移入度合いというか、いろんなことを考えさせられました。そしてもの凄い没入感のある作品でした。そののめり具合といったら二度ほど効果音で我に帰り体をビクッ!!とさせた程です。
 みかんのBLOGは炎上しました。みかんは嘘偽りなく語り、真っ正面からレスを返しただけでしたが、そうなりました。みかんはお金から自由になればいいという事に固執します。お金から自由に・・・。私は今の世の中で言えばそんなのは死ぬ事しか思いつきません。物語も最終的に9世紀の間で14度の世界大戦と6発の核の着弾を経て、契約が叶ったとみかんに報告に悪魔が現れる訳ですが、私には人類が滅亡したか、それに類する結果しか思い浮かびませんでした。本当のところは分かりません。みかんの性格からしてそうであるとは思いたくないし、事実お金から自由にと発信し続けて生涯を終えた事でしょう。それこそ大きな矛盾をはらみながら生き続けた事でしょう。ちょっと、一言では語りつくせない程の魅力的な作品でした。私は最終日だけ見に行ったのですが、これなら他の回もぜひとも見てみたかったですね。

 さて、今回のキャストは真田アサミさんと、稲田徹さんでした。前半はしばらくずーっとアサミさんが一人で朗読を進めるのですが、その際にどうやら喉の調子が悪いらしく痰が絡むようなシーンが何回も有り、始終調子を整えるのに大変苦労されていたのをみてハラハラしました。たった一度きりの舞台で実力が発揮出来なかったのは残念ですね。そして悪魔役の稲田徹さん。あの深みのある第一声で本当に悪魔なのではないか?そう思わせるほどの説得力が有りました。観に行ったのが最終公演で、誰にも伝えられなかったのがとても残念です。

ちなみに他の日の出演者一覧です。
小西克幸 長谷川朋子
清水宏  松下恵
北山雅康 名塚佳織
関智一  福井未菜
伊東栄次 藤田咲
稲田徹  真田アサミ

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2010.05.06

劇場版“文学少女”

 観てきました。場所はシネセゾン渋谷。場所柄と時間帯もあったとは思うのですが、館内の人数は十数人・・・・。気合を入れて見に行ったのが馬鹿らしくなるほどの人数です。とは言え、観に行く前は正直なところどちらかといえば否定派でした。まずあのキャラクターデザイン。動かすためとはいえあのビジュアルは許容できませんでした。それに先行で出た小説と同梱のDVDです。ミスター○っ子になってしまった遠子に愕然としました。そんな状態で期待しろという方が難しい訳です。更に20分にも渡る広告にウンザリし、テンションも下がりに下がった状態で始まった映像。やはりちょっとした仕草が気になりつつも最初に訪れた転機は列車が鉄橋を渡るシーンでした。川面に映った満点の星空の中をこれまた川面に映った列車が走りぬけて行きます。まるで銀河を走り抜ける汽車の如く。文学少女ファンの方なら銀河鉄道の夜を連想することでしょう。このシーンの後はまぁ気にならないといったら嘘になりますが、割と素直に映像を受け入れていたと思います。そして最も気になる点としてはやはり何処を描くのか?ということです。こればかりは正直驚きました。宮沢賢治と来ればあの話しかない訳ですが、いやまさかと思う訳です。それこそ前菜すっとばしていきなりメインディッシュな訳ですから。しかし時間軸は否応無にあの物語だと告げるのです。心葉が二年生の冬休み前と言えば原作ファンの方はお分かりでしょう。そして最後まで描ききってしまいました。
 まず、いきなり最終回な訳ですから、登場人物の掘り下げが甘いのはどうしても否めません。原作を知らない人は彼等、彼女等の魅力を1/10も分ることは無いでしょう。それだけがもったいないと思われる作品でした。それだけというのは文字通りそういうことです。決して感動で胸がいっぱいになるような作品ではありません。号泣するような作品でもありません。キャラがもっと生きていればと思う個所も多くありました。しかし、確かに“文学少女”でした。(これ最高の誉め言葉です)否定する方もいるとは思いますが、少なくとも私は認めます。何が?何処が?というのは是非見て感じて頂ければと思います。そして今までの経験からすると何となく後からじわじわ来るような気がするので、機会があればもう一回くらい見に行ってもいいですね。
 もし、原作を読まずに映画を観たという方が居て、少しでも何かが心に引っ掛かったのなら原作を読んで見ることをお薦めします。その時間は無駄にはならないと思いますよ。

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2010.05.03

劇場版トライガン

 観てきました。場所はシネマサンシャイン。今回この映画がどの部分を描くのかが最大の焦点だったのですが、ぶっちゃけてしまうと本編からは外れた番外編的な話でした。しかも時間軸的にはヴァッシュとウルフウッドの仲もそんなに深まっていない頃と感じられ、それ故にトライガン原作を読んで、期待を膨らましている原作ファンにとっては少々物足りなさを感じた方も居たのではないでしょうか?ただし、時間軸に当てはめた時の完成度は表現度合いは素晴らしく、役者すらも時間を巻き戻してこれから先の事を知らないかのようなそんな空気感さえ表現されていたように思います。感覚としてはまるで劇場版で一話を描いているような、そんな感じですかね。それ故に何故原作もTVシリーズも終わって久しいこの時期にこの内容で劇場公開するのか?答えはパンフレットの中の内藤さんのインタビューの中にありました。終わっているからこそ、知らない人にも楽しめるトライガンの世界を味わえるTV版の前半のドタバタ感がいいんじゃないか。なるほど。感じ取れましたよ。正直、トライガンを知らない方がどこまで楽しめるのかは私は分かりません。事実、説明不足だなと思うところも感じました。が、コレが一話だとするなら、この説明不足感もこれからわかるものとするならこのフィルムで描いている映像は当にトライガンそのモノであり、本質を突いている作品であると思います。トライガンというものを知っているからこその視点、しらないからこその視点、どちらからでも十分楽しめるのではないかと思いました。この機会にトライガンとの久しぶりの再開。又は初めての出会いを体験してみては如何でしょうか?

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2010.05.02

ぱよぱよ公開録音

 場所はお馴染み町屋ムーブホールです。今回のゲストは南里侑香さん。そして高橋美佳子さん、とうとう永遠の17歳教に入信するみたいですね(^^;アイムには幹部クラスがいっぱい居ますもんねw
 さて、今回のゲストの南里侑香さんですが、恐らくお会いしたのはtiarawayのコンサート以来ではないかと思います。しかも歌ではなくトークとしては初めてかもしれませんね。本人自身もトークで人前にでる機会は多くないらしく、ものすごい緊張度合いでした。それこそお友達として普段喋り合っている美佳子さんの前でありながら、美佳子さんが「誰?(笑)」という程で、日本語すらも何故か片言なのですからその緊張度合が伺えます。wただ、今回南里侑香名義で出すCDについてのコメントで、FictionJunctionとしての南里侑香と、今回の自分名義で出すCDについてのコメントは一変して、これは美佳子さんも言っていましたが、まるで静かなFMから流れてくるアーティストのコメントの様で、プロとしての気持ちを感じました。
 そんなこんなで始終笑いの絶えないいつもながらのアットホームな雰囲気で公開録音は終了。また機会あれば参加したいイベントでした。

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2010.05.01

お釈迦さまもみてる 自分応援団

 今回のお話は一年の体育際です。マリアさまとの時間軸でいうとリリアンでの銀杏王子の前くらいですかね。丁度リリアンから柏木さん宛てに演劇の王子さま役の依頼がきたところなので、未だマリアさまの本編がスタートしてない頃のお話です。ですからちょこっと出てくる姉の祐巳は未だ山百合会とは何の関わりも無い普通の一般生徒なんですよねw
 内容としては体育祭とショーネンとユキチの喧嘩?のお話です。内容についてはこれ以上書けないのでここまでにしておきますが。
 本当にこのまま書き続ける気満々ですね「釈迦みて」。個人的には断然マリみての方が好きなので、新刊が釈迦みてだと少しがっかりするわけですが、その分マリみてだと嬉しさも格段に上がる訳で、更にこの前の「マイネスト」のような傑作だと尚更ですね。釈迦みてを否定するつもりはないですが、好みがあるのは仕方ないですよね(^^;さて、次はどちらでしょう?

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いばらの王

 公開初日の一回目観てきました。場所はお馴染みのMOVIXさいたまです。ここはネットでの事前予約ができる事と、話題作が公開日に上演されることが多い為、個人的には重宝している映画館です。
 この物語は漫画原作の作品で、発病から60日で石化して死んでしまうという致死率100%の奇病、通称”メデューサ”が世界に蔓延した近未来を舞台にした物語です。治療法は見つからず、とある企業が唯一の方法としてコールドスリープを提唱します。世界中から選ばれた160人が眠ることになりますが、目覚めた世界はいばらの蔦が生い茂り、化物が徘徊する世界でした。メデユーサの正体とは?コールドスリープに集められた160人の真の目的は?そして目覚めた状況から脱出出来るのか?変わり果てた世界の真相とは?といった感じのお話です。
 私は原作を一切知らずに一度だけ見たTVCMの情報とWEBの公式ページのあらすじだけを観て気になって観に行った訳なのですが、とてもわかり易く、かつのめり込み度も高く、大変レベルの高い作品でした。これまで漫画原作の映画化はとんでもない処を端折ってしまった故に原作の下地がない人には難解な内容になってしまったなんていうものをいくつも観てきました。しかしこの作品においては難解な真相を実に分かり易くかつドラマチックに描いていました。もしかしたら原作ファンの方からは外して欲しくないシーンなどがあったのかもしれませんが、「いばらの王」初体験の私としては十二分に楽しめた109分でした。また、最近は劇場版の主役も数多くこなしている若手の実力派と認識している花澤香菜さんの演じるカスミの魅力、そして脇を固める森川智之さん、大原さやかさん、矢島晶子さん等そうそうたるメンバーあってこそのクオリティであるのは言うまでも有りませんね。
原作ファンはもとより、私のような原作を知らない人でも十分に楽しめる作品でした。ゴールデンウィーク中の109分を費やしてみる価値は十分にある作品だと思います。

 さて、ここからはおまけですが、「宇宙ショーへようこそ!」の劇場予告観てきました。happy02いいですね。いいですよ!いいです!これは期待が膨らみます。

 そして今年のジブリ作品の「借りぐらしのアリエッティ」のポスターだけですが劇場で見てきました。私の好きな感じのジブリ作品な予感がします。こちらも楽しみです。happy01

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