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2010.06.11

藤堂家はカミガカリ2

 一巻目が面白かったので購入したのですがそれから早?ヶ月?すっかり放置状態だった訳ですが、日々増え続ける積読の中から奇跡的に発掘しましたww(ブックドラフトが発生して地層が顕になった訳ではないんだからねw)
 今回のお話はウチデノコヅチが出てきます。一巻で、ハテビトは神様のモチーフになった人々というような話をしましたが、なるほど、一寸法師もハテビトなのですね。確かに一巻冒頭で八咫烏が出てきましたし、ヴァンヴァイアの勢力なんてのもあったことを考えると妖怪等の人外や、一般の"人"から外れた能力などを持っているモノは全てハテビトだったと考えてよいのでしょう。
 さて、今回のお話はこのウチデノコヅチを春菜が使ってしまいます。通常イルフィニと呼ばれる特殊な武具は英力と呼ばれるハテビトのみが使える力が無いと使えないのですが、このウチデノコヅチは英力をチャージして使うものらしく、使用に際しては英力が無くても使えるという便利なんだか厄介なんだかという代物で、今回はそれが裏目に出てしまった?という感じでしょうか。両親をある事故で失い、自らも足が動かず車椅子。更に病弱な弟との二人暮らしで常に人に頼ることなく気丈に生きてきた春菜ですが、今回使ってしまったウチデノコヅチの能力はその時の気持ちを増幅するというもので、しかも運悪く?ゴキブリの出現により「神一郎に頼る」という思いを抱いた時に使用してしまい、これまで気丈に振舞ってきた春菜が靴下を履く事や、食べる事までも神一郎を頼るという甘えん坊モード全開の春菜ちゃんに。元に戻すには再びウチデノコヅチを使用するしかなく、しかし英力のチャージには自然チャージで数日を要するというではありませんか。これと平行にこの厄介なイルフィニを持ち込んだホウジは何者かによって命を狙われているということ。春菜を元に戻す為、ホウジを守り、春菜に頼られるドタバタの数日間が始まる。といった内容です。
 久しぶりにこのシリーズを読みましたが、この作者は人の掛け合いが本当に面白いです。会話や、ココロの声も含めて予想もしないキャッチボールがはじまり、対外デッドボールで終わる感じ?w投げっぱなしも多いですかね。更に笑いだけではなく身近な人の死というのが常にテーマにもなっていて、時にしんみりと、時に笑い、今回は策謀らしき影も見え隠れします。ライトノベルらしく読み易さ度は高い作品です。

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