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2010.08.21

Colorful

 観てきました。場所はお馴染みMOVIXさいたま。初日という事もありそこそこお客は入っていた様です。

 さて、何かの罪を犯して死んだ何者かが自殺した少年に入らされ、その人物として過ごし、期限内に自分の犯した罪を思い出すという内容のお話です。森絵都さんの原作「カラフル」の映画化ではあるのですが、正直何も得るところがなかったのは残念としか言いようがありません。メッセージ性としては当たり前のことであり、映画中で感じられたことの全てが既に自分の中にあったというか。カラフルが出版された1999年、世紀末、または21世紀を目前にしたこの年であればセンセーショナルな内容ではあるのでしょうが、2010ともなった今では当たり前の事になり過ぎていて驚きが感じられませんでした。何故今映画化だったのか?否、自殺の原因となったあの出来事が当たり前のように横行している現在だからなのか・・・・・・?

 食事のシーンが多くあり、それが物語の大切な部分を描いているのに、その食事が全く美味しそうではないのは残念でした。自殺の原因でもある母の汚らわしい手で作られた料理である事の表現方法としてそう見せているのであれば成功なのかもしれませんが。確かにそれを思わせるシーンはあるのですが、食べ物自体が美味しそうに見えない事についてはそうは思えないですね・・・。

 実在のロケ地を使用するのが当たり前となった昨今。最近ではアニメでしか表現できないものとして時代により失われたものの表現というのが増えてきている気がします。(マイマイ新子、かみちゅ!等)今回で言えば廃線となった道筋を思い浮かべながら辿るシーンですが、表現としては悪くないのですが、何故電車がCGだったのか?ちょっと違和感を感じたシーンでもありました。

 あと、TVCM!公開直前になって最後に1カット挿入されたシーン。あれで話の結末に予想が付いてしまったのは残念でした。劇場へ足を運ばせる為のインパクトは必要ですが、それが作品の足を引っ張ってはいけないと思うのです。先日観に行ったアリエッティでも「君たちは滅びる運命だ」云々は好きではありません。CMでは余計な一言に思えてしまいました。かと言って、マイマイ新子の様に全くCMを目にしなかったというのも問題です。いくら良質な作品を作っても、宣伝プロデュースが失敗すれば興行は失敗に終わります。映画の予告という意味でのプロデュースの難しさを再認識した一件でした。

 決してつまらないという訳ではなかったのですが、私的には大手を振って面白いと言える作品ではなかった。というのが正直な感想でしょうか。

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コメント

 ども、Poi様、昨日カラフルを見て参りました。
府中で見ましたが、夏休みのせいで結構混んでいました。
 実は原監督のファンで、河童のクゥは確か七回見ました。
 で、このカラフルですが、主人公の声がなんというか、合っていないというか、自分には下手に感じられました。それから天使のプラプラも聞き取りずらいとこがあったりして。それ以外の声優は問題ないのですが。
 原作は一切読んでいませんが、ストーリー等に関しては結構いいのではないかと思われます。特に鉄オタの早乙女との交友が深まる部分はとてもいいと思いました。
 とにかく声優に問題有りなのが残念でした。

投稿: もれ蔵 | 2010.08.26 16:09

 もれ蔵様

 河童のクゥ未だ観たことがないのです。良い評判は聞くので機会があればと思っているのですが。

投稿: Poi@管理人 | 2010.08.26 20:06

 できれば是非ご鑑賞してみてください。
河童は確か2007年夏の映画でしたのでとっくに
DVDも出ています。(ブルーレイも出るとか)


投稿: もれ蔵 | 2010.08.31 09:35

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