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2010.09.30

みにくいあひるの恋3 ロボットは待ちくたびれた

 今回のお話は吟と風太のお話なのかな?もう一人の恋の病に侵されている映画研究部部長の雷門黄梨花を中心として巻き起こる事件。今まで恋の病は死に至る。その事だけが語られてきましたが、今回作中で実際に恋の病による死者がでます。何と言うか、正直残されたほうが堪らない・・・。個人的な感想としては、恋をしてる方は正に命がけの恋と酔えるが、好かれて、実際に死なれるのは勘弁して欲しい。死者は最強ですから。
 そして今回は兄妹に対して兄弟愛を否定する者に、否定され、足を引っ張ぱられ、かき回され、深く傷つけられます。そうと思いきや、あひるが本人の承諾なく「テーマパーク」の被験者に。恋の病でなくてもココロがすり減るわと思わせる激しい恋の行方は・・・そしてあひるの運命は。

 二巻目で茜子の株が急上昇した為にどうしても茜子視点で物語を見てしまいます。その為あひるの言動が酷く鼻につくのです。恐らくあひる側で見れば茜子の我侭に苛立つことでしょう。特に今回、茜子視点で物語を見ていた為、茜子が椅子に縛られている間に陀衣とあひるが二人きりにされるシーンなどは雷門黄梨花の悪意を感じますし、その後に陀衣とあひるのキスシーンを見てしまった茜子のあひるを殺してもいいよね?と自問する真っ黒な茜子。そしてその後失踪してしまうのですが、それでも陀衣は茜子を信じて結果的に放置してしまう当たりが痛くてたまらない。この物語は誰視点で見るかで本当に印象が変わってしまう作品だなと今回改めて思いました。

 続けて4巻へ突入

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