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2010.10.07

ココロコネクト カコランダム

 ココロコネクトシリーズの最新刊です。人格入れ替わり→欲望解放と来て今回は何と時間退行・・・もう奴らの能力は何でもありですね。神の如き力を面白半分に使われて為す術も無く右往左往しながらも絆を深めていくこのシリーズですが、今回は本当にただ遊ばれただけというか、元凶がいつもの<ふうせんかずら>ではなく、<二番目>なる存在が勝手に起こした今回の現象。しかも現象が起こる前に黒板に「12時から17時」と、太一以外の4人の名前が書かれ、その通り対象の時間と人に時間退行がランダムで発生するというもので、名前の書かれていない太一だけは<二番目>との接触があり、固く口止めをされているという状態だったのですが、個人的には皆のために固く口を閉ざした太一が、稲葉の疑心暗鬼により、孤立するという事態にならなかっただけでも救いだなと思った程です。
 今回大いに悩まされたのはいつも軽い調子の青木義文でした。時間退行したことにより、過去の記憶が蘇り、その時に好きだった娘が引越しの為に仕方なく別れることになったのを思い出すのですが、その娘が桐山唯と瓜二つで、当時の本気で好きだった思が、昔の彼女に似ているから唯を好きになったのでは?という思いにハマり込んでしまう。当然その想いは唯も感じてしまい、折角上手く行きかけていた義文と唯の仲がズタズタに。いつもの調子が軽く見えますが、その時その時を真剣に生きるという想いが初めて感じ取れた話で、義文の評価が大分変わりました。
 更に伊織の家庭では大変なことに・・・。しかし、今回表面には出ていないが、他人を信用し切れない姫子が地味に厳しかったのではないかと思ってしまいます。
 何はともあれ今回も無事に現象が収束し、雨降って地固まる。今回の見所は何と言っても姫子ちゃん6歳!!!必見です(爆)

 現在刊行中のシリーズの中でもこのココロコネクトシリーズは迷いなく薦められる数少ない作品の一つです。興味のあるかたは読んでみては如何でしょうか?その際には必ず刊行順に読むことをお勧めします。

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