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2010年11月

2010.11.25

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ

 第15回スニーカー大賞<優秀賞>受賞作品です。どんな話かというと風景をこよなく愛する主人公が入学した高校で部活の案内に「丘研」のチラシを見つけ、これは景色を愛する集まりに違いないと入部したところオカルト研究会だったという件で始まる物語です。

 物語が進むにつれて丘研のメンバーの真の姿が徐々に描かれていくのですが、誰もが一般とされる日常からはみ出さずには存在できない奇人ばかり。このタイミングがなかなか秀逸で物語に自然と引き込まれます。特に最後に行われる「普通」と「異常」の口論はなかなか読みごたえがあります。確かに普通とは多数決による平均値なだけなのですよね。倫理や道徳といったものでさえ極論を言ってしまえばそうであり、異常でなければ生きられない者の常識は一般のそれとは異なるのは道理であり、よくあるお題だとは思うけれど面白い作品でした。私的には大賞を受賞した作品よりは断然面白かったかな。(どうもその後の商品展開が見え隠れしていて好きになれないんですよね「羊」は。)

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2010.11.24

○の陣のチケットが届いた~happy02

 行きつけの北海道料理屋で美味しい美味しい石狩鍋を食べて帰宅。ポストを覗くと「○の陣」のチケットが届いていました。しかも整理番号は10番台!!テンション上がってきました!happy02up

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2010.11.23

リリカルパーティーⅣ

 行ってきました。場所はさいたまスーパーアリーナ。16:00に駅に到着すると人であふれかえっていました。普段人がそれ程多くない駅ですので、この殆どがなのはファンだと思うと不思議な気分と共に、改めて愛されているコンテンツなのだなと思わせます。ツイッター等で物販の盛況ぶりは聞き及んでいたのでそれ程期待はしないで行ったのですが、パンフレットと「ともだちになったんだ」タオル(都築真紀)はゲット出来たので個人的にはほくほくです♪

 で、開場が順調に遅れたので、開演もずるずると30分程遅れての開演。のっけから田村ゆかりさんと水樹奈々で2,3曲(曲失念)デュエットで開幕。出演者は田村ゆかりさん、水樹奈々さん、水橋かおりさん、桑谷夏子さん、高橋美佳子さん、浅野真澄さん、五十嵐麗さんとMOVIE THE 1stを彩る豪華な面々です。

お絵かきコーナー
 リリカルパーティーではお馴染のコーナーとなっているこのコーナー。水樹さんがいじられまくってましたwそれにしても水橋さんと、桑谷さんは絵が上手いですね。特に「寝起きのなのは」というお題に中の人書いて更に上手可愛いのは驚きました(思わず「ゆかりんじゃん!」って突っ込んでしまったくらい)。浅野さんの語尾に「なのは~」最高ですw。今回は文明の利器を使っての集計です。なんと携帯で特設サイトにアクセスして投票し、リアルタイムで結果を発表しちゃおうという試み。とはいっても16000人ものアクセスが集中すると大変なことになるので、ルーレットでもって1000人位のブロックを指定し、その人達だけが投票するというものでした。お絵描きの場合は全員の作品が出終わってからの投票になるので、集計までのもたつき感が非常に気になりました。司会泣かせですね。

意識調査コーナー
 引き続き携帯投票システムを使っての意識調査です。お題に対して出演者の中で誰が票を集めるかを予想するコーナーです。投票する方は誰がお題に該当するかを投票すればOK。お絵描きコーナーは下手な人一人の風船が膨らんだのに対して今回は予想が外れた人全員の風船が膨らむというルールです。ここでも水樹さんがいじられまくってました。wここでは他人の意識の他にそのお題でタロットの先生の占い付で、2011年の運勢が発表され、開場を沸かせました。今回はお題が先に出て、投票対象が最初から決まっていたので結果発表は非常にスムーズでした。これなら印象も悪くありませんね。

告知Ⅰ
 ここでPSPのゲームの続編が開発決定!の告知がされ、シークレットゲストの八神一家が登場!!清水香里さん、柚木涼香さん、一条和矢さん、真田アサミさん、植田佳奈さんとフルメンバーの出演です!恐らく植田佳奈さんは来るだろうなとは思っていましたがまさか全員とは驚きです。開場前にアサミさんシークレットで来るといいななんて話をしていたのでその嬉しさは一入です。

シャッフルアフレコ
 で、こちらもお馴染のシャッフルアフレコ。数分のシーンにキャストシャッフルで生アフレコしてしまおうというこのコーナーですが、いやはや本当に数分のシンキングタイムでよくそこまでの仕込みが可能だなと思わせるクオリティというか、台本まで全部変えてくるプロ根性。プロって凄いなと素直に関心させられる一幕でした。こちらは1stチームとヴォルケンチームでの対決となったのですが、2勝0敗でヴォルケンチームの圧勝となりました。、五十嵐麗さんのフェイトと、一条和矢さんフェイト最高でしたw

ゲスト紹介2
 ここでキャスト陣が舞台袖へはけてなんとスペシャルゲスト第二段!なんとドナさん(レイジングハート)と、ケビンさん(バルディッシュ)の登場!!うは!凄いwそれぞれなのはに対しての思い等を語ってもらい、最後になんとドナさんに新幹線のアナウンスを披露してもらうというサプライズも!名古屋行きの新幹線で東京→品川と来てさいたまスーパーアリーナへ。戻ったw凄い角度で戻ったww割とここ最近は毎日の勢いで聞いているアナウンスですが、生で聴けるとは思いませんでした。

ミニライブ
 ここでライブコーナー最初は水樹さんでオープニングラッシュ!、続いて田村さんで今度はエンディングラッシュ!開幕の曲と合わせるとなのは関連の曲全部ですか?アニサマの様な多数のアーティストではなく、なのはというコンテンツだけでの16000人。なんか凄いものを見ましたね。水樹さんの時にはサイリュームはオレンジ、青と色んな色があったのに対し、田村さんの時は真ピンクになったのには驚きというか、「あぁこうなるんだ・・・」という印象。個人的にはエンディングの方が好きなので、それが連続で来る田村さんの方が好みでした。

告知Ⅱ
 そしてキャストの皆さんが再び勢揃いして発表されたのは、映画第二弾作成決定の告知です。勿論1stに続くのはA’sです!公開は早くて2年後くらいとのこと。焦らずに良いものを作ってほしいと思います。ちなみにこの時点で柚木さんはお仕事の都合上早退です。

CMの撮影
 そして最後に早くも映画の予告CM撮りです。16000人の観客をバックにしてキャストがタイトルコールをするというもの。我々も参加し、いつか何かに使われるそうですwいつかその時まで楽しみに待とうと思います。

 出口ではPSPのゲームのチラシと、印刷ながらも出演者のサイン入り色紙を頂きました。なのは達の絵も一緒にプリントされているので、印刷とはいえなかなかのものです。

 開始が遅れたり、若干もたつくシーンも有りましたがトータルで見るととても楽しいイベントでした。何よりなのはを好きだという人達が集まり、時間と空間を共有したという事実だけでも幸福感を満たしてくれます。これからも末永く続くであろうこのコンテンツ。リリカルパーティⅤが開催されるその時まで。またノ~~

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2010.11.21

尾道 いちじくワイン その3

 尾道のいちじくワインが生産中止になった事で、残っているうちにそれに代わるいちじくワインを探そうと取り寄せてみました。それが下の二本です。一番上は基本となる尾道のいちじくワインです。果たしてどのような結果になるのか?

商品名 いちじくワイン
製造元 株式会社アロマキシムワイン
産地 広島県尾道市
いちじくの香り ★★★★★
いちじくの風味 ★★★★★
甘み ★★★☆☆
デザイン ★★☆☆☆
透き通る様な美しい水色。香り風味共にいちじく好きなら文句無しの逸品。今回比較した三本の中では他の追随を許さない。尾道の風景を描いたパッケージですが、何の商品か分からないのが残念。
商品名 いちじくワイン
製造元 立花ワイン株式会社
産地 福岡県八女郡立花市
いちじくの香り ★★☆☆☆
いちじくの風味 ★★☆☆☆
甘み ★★☆☆☆
デザイン ★★★☆☆
水色は今回比較した三本の中では一番濃い。香り、風味共にいちじくを感じさせる。パッケージは商品名も大きく物凄くわかりやすい。
商品名 川西の朝露
製造元 マンズワイン株式会社
産地 兵庫県川西市
いちじくの香り ★☆☆☆☆
いちじくの風味 ★☆☆☆☆
甘み ★☆☆☆☆
デザイン ★★★★☆
香り、風味共に今回比べた三本の中では最も良くない。唯一商品名共にパッケージの拘りを感じる。

 尾道のいちじくワインが生産中止になり、代わりになるいちじくワインをと思い行った今回の飲み比べでしたが、結果としては、比べてみて初めて尾道のいちじくワインの香り、風味、味共に際立たせる事となり、より一層生産中止が惜しまれる結果となってしまいました。皆さんに比べて頂けないのが残念で仕方ありません。
 残すところコップ一杯にも満たない量となってしまい、開封してしまったからには味も風味も落ちて行くでしょう。残念ですが、この味を得るには再び製造を再開してもらうのを待つしか無いようです。引き続き候補があれば比べてみるつもりですが、これはという候補があれば是非コメントにお願いします。

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2010.11.19

少女素数Ⅱ

 二巻目がついに発売!つい先日、棚に並んでいる一巻を眺め、いつ二巻目が出るのかな?と思ったばかりだったので、嬉しさも一入です。
 コミックは布団に入ってから読むのが習慣なのですが、大分遅くなってしまい2時前くらいから読み始めたのですが、1,2話読んで寝ようかと思っていたのに、もぅ可愛すぎて止められないhappy02何度枕に顔を埋めて悶絶した事か。比喩ではなくごろごろ転がってました。w
 いやもぅなんて表現すればよいのやら。可愛いオブジイヤー?出てくる娘皆可愛いのです。勿論容姿的なものも有りますがむしろ内面が可愛い。うちの蔵書の中でも可愛いランキング上位!心が満たされる一品です。今から三巻が待ち遠しいです。

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2010.11.17

"菜々子さん"の戯曲(シナリオ) 小悪魔と盤上の12人

 第13回学園小説大賞「優秀賞」受賞作品「“菜々子さん”の戯曲(シナリオ) Nの悲劇と縛られた僕」の続きです。まさか二巻目が出るとは思いもよりませんでした。私はわりと新人受賞作品での続巻というのは否定的なのですが、このタイトルを書店で見た時にゾクッと来たのです。結構気に入ってたのでしょうね。何よりあの奈々子さんが高校生です!それだけで前回の話を気に入った人ならばゾクゾク来るのではないでしょうか?私が小悪魔的な魅力にやられた初めての作品かもしれません。
 前作が病院のベッドで瞼一つ動かせない少年が見舞いに来る奈々子さんを語る作風だったのに対して、今回の語り部は普通の高校生。自分で考えて行動が出来る分前作よりも明らかに行動範囲や選択しが増えているのが分かります。まぁ何もできない入院患者の想像でしか書けない前作の方が縛りが強くて面白いところもあったのかもしれませんが、まぁその辺は人それぞれでしょうか。しかし高校生となった奈々子さんの魅力は前作よりも格段に上がっていますw勿論小悪魔ぶりもアップ!悪女に近い領域です。でも小悪魔で留まっているのはその行動が全て一作目の男の子あっての事というところでしょうか。そんな意外に純なところが可愛いと思ってしまうのですねw。この作品は奈々子さんを気に入るかどうか次第なところがあるので、万人にお勧め出来る訳ではないですが、最近では珍しく気になっている作品です。小悪魔属性?のある方はお勧めですw

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2010.11.15

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき

 第15回スニーカー大賞《大賞》受賞作品。
 生徒会に「迷わない子ひつじの会」なる相談会が設立され、そこに寄せられる相談事を解決していくお話です。
 キャラは立っているし、相談事の一つ一つが本作に収録されている最後の相談事の布石になっていたりとそいうところは楽しめたといえば楽しめたのですが、正直なところ何故この作品が大賞を受賞したのかは疑問。スニーカーは該当なしもあったはずなのですが。まぁ私の感性に合わなかっただけなのでしょう。ただ、キャラクターが魅力的なのは確かかと。

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2010.11.12

マルドゥック・スクランブル 圧縮

 観てきました。場所はテアトル新宿。とは言っても東京はここしかやってないのですけどね。ここまでのクオリティーの高い作品でこの敷居の高さは久しぶり。というか公開初日で夜のみ2回上映って無いわ。で、金曜日のレイトショーを観てきました。終電ギリギリです。果たしてここ迄無理をして観る必要があるのか?と思わなくもないですが、気になったのだから仕方がない。

 予告なしで本編から開始。半透明の空中に伸びたハイウェイを車が走っているシーンから。未来だか?他の星なのか?とにかく科学が発達した都市であることは分かります。次に地上の喧騒。一斗缶の焚き火に身を寄せる男たち。再びハイウェイが集まる中央タワー、未来都市。再び地上の香港を思わせるネオン看板に車のブレーキ音、事件。何時の世も変わらない、いや科学が発達するほどに開く貧富の差を、この世界の有り様を映像のみで解説するシーンですね。
 さて、軽くあらすじをとも思ったのですが、どうにも説明しづらい。一言で言ってしまえば未成年の娼婦(ルーン=バロット)が犯罪に巻き込まれて死にかけたのを、事件を立証するために超技術で助けられ超パワーを得た。で殺しに来るヤツらと戦うって感じなのですが(こう書いてしまうと身も蓋もないですね(^^;)、未だうまくまとめられないながらも気がつくと終わるまで見入っていたのを考えると魅力的な作品ではあるのです。個人的には主人公のバレットよりも金色のネズミのウフコックを観る作品?w第一声こそあまりにも紳士的でクリア過ぎる声に「え?」と思いましたがウフコックの人となり(ネズミなり?)が分かってくると八嶋智人さんの声がものすごくハマリますwバレットは難しいですね。キャラが凄くむずかしい。自分を喪失しているというか、信じるものが欲しいと思っている少女?声は林原めぐみさん。実はこの作品を見に行こうと最終的に後押しした要因だったりします。久しぶりにパンフレットで彼女のコメントを読みました。これはこれで満足しました。これからの「燃焼」と「排気」まで観てどうかというところでしょうか。<br>
 ところで、最近劇場物で続きの作品が増えていますが、1作品目>2作品目>3作品目・・・とDVDの売上等もそうですが、観客動員数は減る傾向にあると思われるこのビジネスモデルを映画というメディアで成功するのか?ってところですね。確かに当たれば大きいですが、リスクもでかい。だからこその単館上映なのかもしれませんが。

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2010.11.06

REDLINE

 今年は観る映画も多く、今日見たREDLINEも予告の中で何度も観ていて面白そうだなとは思いつつも無理に私が観に行く色の映画ではないなと思っていた作品です。その後もアニマックスの「創ったヒト」で特集をやっていて、やっぱり面白そうだな機会があったら観に行こうなどと思っているうちに上映は次々と終わっていき、つい先日知り合いから「面白いらしい。観に行きたい、でも興行は思わしくないらしい」との話を聞き、じゃあ行ってみようかと重い腰を上げたのがつい先日なのです。この作品、恐らく自ら観に行く程の人は十二分に満足できる作品だと直感で感じるのですが、自ら観に行く人は多くないだろうな・・・(^^;と感じていました。まぁ実際に興行収入的にはあまり思わしくない様で・・・・、今回はマリア様がみてると同じ館で上映するという事でついでに(どちらが?w)観ることにしました。

 ヤヴァイ!何この冒頭からのクライマックス感!圧倒的な情報量と迫り来る緊張感と高揚感。正に手に汗握るというか脳が痺れる感じ。この映画はドラッグだ。観終わった時の疲労感といったら普通映画を観てなるようなものじゃないです。全身で観ていたと実感させられたこんな感覚は初めてでした。

 内容はもう一言で言ってしまえばチキチキマシン猛レースです。レースバカがとにかく走るだけ。しかしその中に出走者一人ひとりにドラマがあって、映像では語られていませんが、それこそ出走者の一組づつを主役として作品が一本作れてしまうほどの背景を感じさせる濃厚さ。そんな灰汁も癖もある奴らを背景にして、優しい男JPと、ソノシーと、鉄人のささやかなドラマが展開するのです。

 驚いたのは蒼井優の上手さですね。創ったヒトのVTRでも木村卓也や、スタッフの人達が上手いとは言っていましたが、いやマジで上手い!私が今まで知っている蒼井優を全く感じさせませんでした。雷桜の予告を見たときもこの娘凄いなと思いましたが、今回改めて役者としての懐の深さを感じました。キムタクも悪くはないですね。ハウルの時よりは断然良かったです。

 特筆したいのは手書きだからこその「歪み」!デジタル処理なら伸ばすだけの表現ですが、デジタルでは決して表現する事は叶わないだろうなと思わせる、見ているこちらの心臓が延ばされるようなあの熱い感覚!そして心音が同期するかのような弾けるビート。何よりも理屈では無い勢い(爆)

 もし少しでも気になっているならこの機会に是非とも劇場に足を運んでもらいたい作品です。

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【映画】マリア様がみてる

 観てきました。場所はテアトルダイヤ。18:05の最後の回ですね。この回実は20:10からのREDLINEの前の上映なのでREDLINEに興味のある方には待ち時間や移動を考えずに見られるのでお得な回なのですが、まぁそれはそれとして上映館は少ないだろうなと思っていましたが東京でも2館しか上映してないんですね。あぁあとパンフが無い!はじめから作ってないそうで、市販のガイドブックが売られていました。

 で、CM無しの本編からの上映だった訳ですが、上映前注意はオリジナルでマリみてのちびキャラ達が劇場内で迷惑行為をしているのを祥子さまが注意して回るといういうもので、勿論キャストはアニメ版です。志摩子さんがポテトチップスを「バリバリ」と食べてたのにはちょっと笑いましたが、あまりにも皆が皆キャラとはかけ離れた行為を行為をしているのは如何なものかと。

 内容としては一巻の学園祭のお話です。祐巳が祥子様のスールになるお話ですね。始まって直ぐに感じた違和感はなんか建物がイメージと違う?あれ?マリア像ってそんな所に?これはしばらく観ていてやっと気がついたのですが、校門から続く銀杏並木が無いんですね。あの黄色いイメージが。そして見せ場であるマリア様の前で祥子さまが祐巳を呼び止めてタイを直すシーン。どう見ても上級生が下級生に因縁をつけているようにしか見えない(爆)でもその後蔦子さんが祐巳の元へ例の写真をもって現れ、「タイトルは」と言った後に映画のタイトルが出る演出はなかなかいいなと思いました。しかし、学園祭のパネル展示を頼みに薔薇の館へ行き、祥子さまの怒鳴り声が聞こえてくるあのシーン。厳しくも清楚可憐なイメージが浸透している中、祥子様の激しさが明るみになり驚かされるシーンなのですが、祥子さま棒読みすぎ(--;他のシーンは概ねイメージを損ねていないと思わせるだけに残念。その他、配役に関してはそれぞれイメージに合ってたのではないかと思うのですがどうでしょうか?聖様は感じが良く出ていたと思いますし、蓉子様は若いなというか貫禄が足らないなとは思うものの、同年代の少女という点では精一杯だったとも思えます。世話焼きな処はよく出せていたかと。江利子様はあまり喋らなかったので何とも言えませんが、場を楽しんでいる雰囲気は出せていましたね。というか黄薔薇ファミリーは確かに外野の話ではありましが、全体的に台詞は少なかったですね。二言三言であとは雰囲気を出せてればOK的な感じでした。特に由乃は猫を被っているというか未だ本性が知られていない次期でもあるので台詞も出番も少ないですね(^^;祥子様も出だしこそ「え・・・」という感じではありましたが、その後は強そうに見えて実は繊細な処とかは上手く表現出来ていたと思います。祐巳ちゃんは気に入るかどうかだけですね。私はまぁ合っているのではないかと。あ、でも舞台開演直前の祥子様に向けた祐巳の笑顔は最高でした。あれは可愛かった。うん。まぁ記号的なものがあったにせよ、誰が誰なのかが理解できているだけでも立派なのではないかとwあ!柏木優はないな(--;初めて写真を見たときは祐麒?と思ったほどですが、実際フィルムでみると写真で見たよりは線が細いのはわかったのですが、やはり余裕が感じられないのはマイナスです。この年代で同年代の男の子を連れてくるとどうしてもガキっぽくなるのは否めませんね。
 バラの館は想像通りというか、まぁよく見つけてきたなといった感じでした。床や階段のきしみ具合も文句無しです。
 で、エンディング。CooRieだったんですね。知りませんでしたw流れだした瞬間、「あ、CooRieだ」ん?これ聞いたことある。この前買ったアルバムに入ってましたねぇ。っていかアルバムタイトルじゃないですか。(^^;
 まぁ全体的には悪くはないと思います。イメージは壊れていないかな。口パクがあってないとか、マリア様の心をフルコーラスで聞かせる必要はあったのか?とか、いろいろ気になるところはあるのですが、祥子様と祐巳の物語を語る上ではまぁ合格点ではないでしょうか。まぁ原作ファンとして言いたいことは色色ある方々もいるとは思いますが(^^;

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2010.11.05

死なない生徒殺人事件

 デビュー作である「[映]アムリタ」を読んで以来、気にして追っている作家さんなのですが、例に洩れず今回も不思議系のお話です。

 まぁ題名そのままの内容なのですが、とある伝統ある女子高(幼稚園から高校までのエスカレーター式)に赴任してきた生物学の男性教師(28)が今回の主人公です。そして赴任早々不思議な女生徒の噂を聞かされます。曰くこの学校には不死の生徒が居るというのです。どうやらかなり昔からある噂で、誰が?とか何時からというのは分からずただそういう生徒が居るという事だけが噂として語り継がれているのです。その生徒の話をしていたところへ噂の不死の少女が名乗りを上げます。そしてその翌日にその女生徒が殺されます。首を切断されて。そして数日後に死んだはずの女生徒を名乗る別の少女が現れるのです・・・。

 と、こんな進行なのですが、[映]アムリタ同様に野崎まどマジックが飛び出します!不死ですなんて言われれば当然ですが不死の証拠を見せろとなる訳ですが、翌日その少女が教師に証拠として見せたのは“四角形と五角形の間の図形”でした。角が4つあってこその四角形、5つあってこその五角形ですから当然その間の図形など有りはしないのです。しかし、それを見た瞬間に見た人がそう思ってしまうという異次元的な感覚をシンプルに伝えてくる文章。[映]アムリタでいうところの台本を数日の間台本によって”読まされた”というあの感覚です。舞面真面とお面の女でいうと開かない箱が出てくるシーンでしょうか。文章がシンプルなだけに状況だけが正確に頭の中に入ってくるのですが、そのこと自体が脳が痺れて理解できない感覚とでも言いましょうか。例えて言うなら宇宙は膨張し続けている。では今宇宙では無いところは何なのか?そもそも宇宙でないところを浸食し続けている宇宙って何?みたいなことを考えて頭がオーバーフローするような感覚といえば分かるでしょうか?(わからないか?w)そんな訳で今回も物語に振り回されまくりましたwもぅ今まで培ってきた常識が全く通用しないというか、軽快な文章も相まって先が読めない物語にワクワクするというか。今回も物語よりも先に真相を暴いてやろうと読み進めたのですが気持ちの良いくらい全くダメでした(笑)識別を殺した犯人は有賀先生だと思ったんですけどね・・・変化球狙ってたらストレートだったみたいな。でもフォークだったみたいなw今後も期待したい作家です。


脳内キャスト:
伊藤先生:杉田智和
有賀先生:能登真美子
識別組子:坂本真綾
天名珠:花澤香菜

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2010.11.02

神様のメモ帳5

 初の短編?エンジェルフィックス関連の話が重たかっただけに、こういう何でもない話というのはなかなかに魅力的です。短編なので当然1編毎に完結するものだから、助手である鳴海が立て続けに活躍あい、おぃおぃちょっと格好良すぎるだろうと少し苦笑いしてしまう感じ?もう少しヘタレ感があった気がしたので。特に今回のストーリーではアリスに頼るのではなく、鳴海本人が行動し、その結果アリスが渋々(という体裁をとってw)協力してくれるというものが多く、これまでの神様のメモ帳よりもお互いの関係が進んでいるように思えました。また、アリスが事務所から進んで外に出るという行為を収録短編の4本中3本で行っており、アリス自身も鳴海と関わって変わってきているのが感じられます。案外寂しがり屋である事もw話としては書き下ろしである最後の野球の話が一番好きですかね。私としては人との繋がりに話を持っていくのかと思ったのですが(鳴海が当時のチームメイト連れて来るなど)、データの海から拾い上げて来るあたりが実に神様のメモ帳らしいなと。

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