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2010.11.17

"菜々子さん"の戯曲(シナリオ) 小悪魔と盤上の12人

 第13回学園小説大賞「優秀賞」受賞作品「“菜々子さん”の戯曲(シナリオ) Nの悲劇と縛られた僕」の続きです。まさか二巻目が出るとは思いもよりませんでした。私はわりと新人受賞作品での続巻というのは否定的なのですが、このタイトルを書店で見た時にゾクッと来たのです。結構気に入ってたのでしょうね。何よりあの奈々子さんが高校生です!それだけで前回の話を気に入った人ならばゾクゾク来るのではないでしょうか?私が小悪魔的な魅力にやられた初めての作品かもしれません。
 前作が病院のベッドで瞼一つ動かせない少年が見舞いに来る奈々子さんを語る作風だったのに対して、今回の語り部は普通の高校生。自分で考えて行動が出来る分前作よりも明らかに行動範囲や選択しが増えているのが分かります。まぁ何もできない入院患者の想像でしか書けない前作の方が縛りが強くて面白いところもあったのかもしれませんが、まぁその辺は人それぞれでしょうか。しかし高校生となった奈々子さんの魅力は前作よりも格段に上がっていますw勿論小悪魔ぶりもアップ!悪女に近い領域です。でも小悪魔で留まっているのはその行動が全て一作目の男の子あっての事というところでしょうか。そんな意外に純なところが可愛いと思ってしまうのですねw。この作品は奈々子さんを気に入るかどうか次第なところがあるので、万人にお勧め出来る訳ではないですが、最近では珍しく気になっている作品です。小悪魔属性?のある方はお勧めですw

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