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2010.12.14

不思議系上司の攻略法

 まず数ページ読んで凄く嫌な気持ちになりました。と、いうのも余りにも内容が普段やっている仕事と酷似しているのと、その規模の大きさも、進捗並びにプロジェクトに対する会社の意識の低さなどなどダメプロジェクト感が伝わってきて、読んでいる自分が関わっているような気持ちになりゲンナリした訳です。SEを題材にした物語というのはこういう出だしが多く読むと嫌な気持ちになるものが多いのは分かっているのに今回のは買ってしまったのですよね・・・。多分表紙買いです。
 冒頭こそ嫌な気持ちになりましたが、これは内容が面白くないとか、文章ダメとか言うものではなく、個人的な要因が理由な訳で、むしろそのニュアンスを伝えた文章を称えるべきなのでしょう。なので割と直ぐに普通に受け入れられるようになりました。
 内容はというとある日親会社から強制出向されてきた上司が年下の美人だったのだが、そこまではまぁいいとして、実は前日に客先の担当に連れて行かれたメイド喫茶のメイドさんに瓜二つだった!更に「赤字プロジェクトは認めない」と宣言。次々と費用をカットし、立ち上げ直前の状態にも関わらず単価の高いという理由で協力会社を変える等、これまでのメンバーにとっては面白くない行いを数々と行っていくのだが、実はその裏に隠された真実とは・・・。といった感じなのですが、途中からSEの裏事情というよりは横領してるのは誰だ的な展開になっていき、事件解決物っぽいものに。
 最終的にその上司と主人公はいい感じになるのですが、今日日ライトノベルですら際どい性描写をしている中、坂上香織もびっくりな程のプラトニックさには逆に新鮮さを感じました。wイメージ的には月夜を連想させる綺麗な作品といったところでしょうか。

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