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2010.12.07

「たまゆら」についてちょっと語りたいのですw

 2010年11月26日。ブルーレイ&DVDの1巻目が発売になりました。近年ではこれ以上ないくらいに魅せられたこの作品。このまま何も語らずに居られなくなってしまったので少しだけその魅力に触れてみようと思います。w

 舞台は瀬戸内。広島県の竹原市という街が舞台です。私の好きな尾道の近隣の市であり、だからこそなのでしょうか、その空気感や日差しを映像から感じとってしまうのです。特に今回は写真を題材にしている為、その1 カットづつ構図が魅力的で、自分の足で歩き実際にその空気感を感じてみたいとつい思ってしまいます。街並みが魅力的なのは言うまでもないのですが、この作品においてはメンタルな部分に訴えかけてくるものが多く、以前尾道を散策した際にも何気ない街の人との触れ合いを通じてとても優しい気持ちになれたのを思い出し、竹原も同様に映像作品中とはまた違った魅力も感じられるのではないかと期待が膨らむのです。っていうか行きたいw

 作品中に主に4人の少女が登場します。主人公である沢渡楓(通称:ぽって)もこの四人の中の一人なのですが、それぞれがそれぞれに好きな事を持っていて、その好きな事に向かって歩もうとしている姿が描かれています。楓で言えば写真にあたります。一時は今は亡き父を思い出してしまうからという理由で遠ざけていた写真でしたが、ある日、弟の香がしまってあったはずのアルバムを引っ張り出し楽しそうに見ていたのを切っ掛けに写真が好きだった頃を思い出し父の形見であるカメラで写真を撮り始めます。

 楓が大好きな写真家である志保美りほさんとの交流の中で写真家になる前の初めて撮ったというタンポポの写真を見て「今は撮れない写真だから」という言葉をつぶやくシーンがあるのですが、私はこのシーンがとても好きで、色々な思いを乗せてしまい目頭を熱くするのですw。このすぐ後にキーアイテムである行き先の無い切符の話があり、「今は毎日目標が変わってもいい。いつか行き先を決めなければいけないときが来るまでは、その切符で構わない」といういい話コンボに発展するのです。
 高校一年という歳も相まって、ジュブナイル特有の得も言われぬ独特の懐かしさや、希望や、切なさ、わくわくしたり、ドキドキしたり、嬉しさだったり、悲しみだったり、深く考えずに進んでみたり、かと思ったら悩んでみたり、そんな思いが短いフィルムの中から溢れ出してくるのです。いや、フィルムを切っ掛けに自分の歩んできた道のりのを振り返り心から溢れ出すと言った方が正しいですかね。
 楓の他にも楓の幼馴染であり、何か匂い関係の事に進みたいと思っている塙かおるや、口笛で感情を表現する癖があり、オカリナ奏者を目指している?桜田麻音。お菓子作りが好きでパティシエを夢見ている岡崎のりえ等魅力的な友人達。その他にもこんな店なら通いたいと思うお好み焼き屋「ほぼろ」店主や、ステキ過ぎる写真館オーナーである通称マエストロ、優しくステキな楓の母親に、ステキ感性を持つおばあちゃん。可愛い弟の香。そして楓を導く気さくな写真家の志保美りほ。(かおるのお姉ちゃんは3話まで出てこないので割愛w)などなど名前があるキャラから無いキャラまでメインキャラに負けないくらいの魅力を放つ脇を固めるキャラ達。キャラだけをとってもあまりある魅力なのです。

 私はこの時点で4話まで観てしまっているので少しこの後の事も語らせて頂きます。今まで語ったように私が大好きだと感じる要素が沢山詰まったこの作品ですが、3話以降は楓が撮ったお父さんの写真の場所探しになります。この展開は私が好きな「坂物語」的でありとても好きではあるのです。この展開で竹原付近のビュースポットの紹介がされ、私もわくわくして観ました。やっぱり瀬戸内といったら海と島ですからね。その点は良いのですが、15分×4話という構成で作成されたこのOVAはここで終ってしまうのです。要するに前半の夢見る少女達と、後半の思い出の場所探し。バッサリと分けられた感が強く、これから夢に向かっていく少女達の活躍も、お父さんとの思い出の場所探しもスタートラインについただけで終わってしまうのです。全四話でも十分に楽しいのですが、これ程魅力的なコンテンツがこの状態で終ってしまうのは非常に惜しいのです。佐藤順一監督もお忙しい身だとは思いますが続編を期待せずには居られません。その際には尾道あたりまで足を延ばして頂けると嬉しいですねww

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