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2011.01.22

神様家族

 友人に薦められて読み始めた作品なのですが、まぁ私自身も気になっていた作品ではあるので、良い機会だと思い古書で買い集めました。(一冊105円でとりあえず5巻まで、これが新品積読なら一冊500円としても2500円。これなら失敗しても諦めがwとか言いながら読んでもいないのに5冊も買ってきてしまうのですから読む気はあるのです)
 さて、設定としては神様の息子である佐間太郎のお話で、未来の神様になる為に人間界で人間として生活をしているというもの。勿論神の力は一切使えない状態で。しかし息子を溺愛している神様であるパパさんとママさんは息子の考えを受信し勝手に奇跡で叶えてしまうという親バカっぷり。そんな状態ですから人生に生き甲斐を見つけられずにつまらない毎日を送ってきたのですが、そんなある日人間には興味を示さなかった佐間太郎が人間の女の子に恋をします。しかしやっぱり家族は愛情と言う名の邪魔ばかり。果たして恋の行方は・・・。
 といった内容なのですが、まぁ後半になるまで主人公のダメダメっぷりに苛立ちを覚え、家族の過剰な世話焼きにも苛立ち、これは正直はずれをひいたかな?と思いもしましたが、後半に家族の過剰な干渉に嫌気をさし人間にしてくれとパパさんに頼みます。人間になったらもう神様の息子には戻れないと釘を刺されますが、強い決意で人間となるのですが、今まで甘やかされていた事に甘えてきた佐間太郎は現実に打ちのめされます。そして一番近くに居た為に気が付かなかった大切な存在を失い、その事に気づくのです。それは捨て子という設定で佐間太郎の世話役の為に用意された天使の女の子テンコ。
 ここからは私の好きな方向へ一直線でした。特にテンコの為にも一人前になろうと、言葉には何も発しませんが、その決意が伝わってくるあたり。そして好きとは言わずにプラトニックを貫くのですよね。全半こそたるさを感じるかもしれませんが、この終わりで続きがあると言うのはなかなか魅力的だなと感じる作品でした。

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