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2011年2月

2011.02.26

美佳子はぱよぱよ500回公開録音

 行って来ました。場所は町屋のムーブホール。500回とはいえ、内容はいつもと変わらず、500を構成する1回の放送であり、その積み重ねが500に達しただけであると。ただ、心構えは流石に違うらしく、示し合わせたわけでもないのにスタッフ一同正装で臨んでいるのを見るとやはり特別な1回であるという思いは皆あるらしい。wパンフレットも今までの抜粋並びに過去のデータベース的な頁もあり、資料価値としても高いものに仕上がっている。なかなかいい仕事してます。と、ぺらぺらとパンフレットをめくっていくと、実にお洒落に気を使っているのが見て取れます。昔、はりけーんずのイベントでアシスタントをしていた頃、前田さんに散々服装について酷い事を言われていた頃をつい思い出してしまいました。本人も自覚はあるらしく、イベント中にもお洒落に気を使うようになったと溢していたのが印象に残っていますw
 さて、今回のゲストは千葉紗子さん。千葉さんとは大の仲良しでゲスト出演回数も最多。節目には相応しいゲストなのではないでしょうか。千葉さんご実家の焼き肉やでの話に花が咲き大変面白い話を聞かせてもらいましたw
 お便りのコーナーではいつも思うのですが、ファンとの距離が凄く近いのに、ファンがしっかりとわきまえているという事。この空気感は結構好ましいです。私のようなにわかファンには到底辿り付ける境地ではないのですが、そのやり取りを見ているというそのポジションが結構好きだったりするのでこれはこれで。
 そんなこんなでお二人も驚かれるほどあっという間に公開録音は終了。最後に皆で記念写真を撮って終了となりました。来月は10周年だそうです。このまま着実に積み上げていって欲しいと思います。
 みったんジュースの小原久吉商店さんからぱよぱよとのコラボ商品が発売されるようで、私もみったんグラスの愛用者としてこれは見逃せません。既に商品の予約がWEB上で開始されている様です。気になる方はチェックしてみては如何でしょうか?

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2011.02.23

神様のパズル

 第3回小松左京賞受賞作品。友人の薦めで読む事になったのですが、「人は宇宙を創れるのか?」一言で言ってしまうとそんな作品です。卒業が危ぶまれる冴えない大学生綿貫基一。卒業がかかっているというのに意中の女性目当てで物理のゼミを専攻しまうというダメっぷり。その教授である鳩村に頼まれごとをされ、点数稼ぎで仕方なく引き受けるのだが、その頼みごとというのが16歳の天才大学生穂瑞沙羅華の復学だった。彼女は天才であるがゆえに大学の授業では分からない事はない。時間の無駄である。と、そういった感じで周りの事に興味を示さなかったのだが、ある日宇宙が無から出来たと言うのは本当なのか?自分と言う存在は何なのか?と悩む老人に出会い、それがきっかけで穂瑞がその話に乗ってくるのである。そしてゼミで「人は宇宙を創れるか?」というディベートを行う事になるのだが・・・。 と、まぁ触りはこんな感じです。

 物語の中で生徒が一人づつ宇宙を創る為に必要な物理の基礎を発表という形式で説明していくのですが、物理を詳しく知らない私でも物語を理解するうえで問題の無いレベルまで説明しているのにそれがくどくなく自然に読ませてしまうのは上手いなと素直に感心させられます。そして未だ解かれていないという最終定理についても作中で穂瑞が打ち立てるのですが、何となくこれで合ってるんじゃないの?と思わせる納得感wフィクションではあるのですが、物理を全く知らない人に対して物理ってこんなのだよってざっくり説明するのにはこの作品を読んでもらうと良いかもしれませんw
 しかし、この物語は読み手をなかなか引き付けてくないのです。フォーマットが綿貫の日記という形で語られているので、まず綿貫がテンション上げないと盛り上がらないのですが、この綿貫のテンションと来たら常に地べたを這いずっているかのようなローテンションなのです。途中いくつもイベントは発生するのですが、全く変わらないテンションに。読み手もテンションも上がる訳が無く、淡々と読み進めるという感じになってしまい、実際私が引き込まれたのはラストのラスト。穂瑞が”むげん”を使って何かをやらかした時にやっとでした。内容は面白いのに、物語の進め方で損をしているなと感じがしました。しかし、物語の終わり方は私のとても好きな展開で、結局の所宇宙を創れるほどの真理を追求した結果得たものは人としての日常だったという。穂瑞に関しては大学を中退し、高校生からやり直すという件がとても好きです。人生のやり直しが利く年齢設定の秀逸さににんまりです。終わりよければというつもりはありませんが、まぁ総じて面白い作品ではあるなと。

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2011.02.15

カナクのキセキ1

 第22回ファンタジア大賞金賞受賞作です。1000年前に各地に魔法を広めた偉大なる暁の賢者マール。その功績を礎にした今日の文明。マール自身が残した4つの碑石を訪ね世界を回る行いを碑石巡りと言い、尊い行いであるとされている。そんなある日、敬虔なマール信者であるカナクと就学中に全ての魔術を習得した天才魔道士ユーリエが二人で碑石巡りを行うことになるという話です。  実はこの二人はお互いのことが好きなのですが、お互いが相手の気持ちに気がついていないという歯がゆい関係を続けています。また、カナクにはユーリエに明かしていない秘密が・・といった歯がゆくも甘酸っぱい旅をしていくという割とありがちに見えるストーリーではあるのこの物語。  私がこのからくりに気がついたのは一つ目の碑石を見てからソーン音楽団と旅をしているときです。確信したのは2つ目の碑石を見終わってからのオリヴィア女王陛下とのやり取りを読んだ後ですね。読んでいてこれは旅の工程を描きたい話ではないことがすぐに分かると思います。トントン拍子に進み過ぎるのと、周りの人間が余りにも協力的であること。碑石巡りに対する配慮を超えた優遇を感じるのです。まるで二人の運命を知っているかの如く・・・。恐らく知っていたのでしょう。4つの碑石を回った英雄であれば尚更ですね。この答えを行ってしまうとこの物語の確信を壊してしまうことになるのでここでは語りませんが、私好みの物語であった事だけは記述しておきます。特にエピローグで闇種族のネウとの再会は切なさの中にも気持ちを暖かくしてくれるものがあります。これだけ綺麗に終わった物語ならこの一巻で終わりだと思っていたのですが、実はもう既に2巻目が書き終わっているとのこと、どの部分を描こうとしているのか気になります。良い金賞作品でした。

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2011.02.13

たまゆら紀行(三日目)

一日目:竹原、尾道

二日目:竹原周辺、蒲刈

 三日目、本日の予定は朝一に豊島へ行き、十文字展望台を目指します。目標は12時20分のバスで帰ってくること。何故ならば次の帰りのバスが15時50分まで無いからです。そうなると帰りの新幹線に間に合わないという事態に。恐ろしや島の交通機関。上手く行けばそのまま昨日の竹原のリベンジができ、更に尾道にも寄れるかも!?ってことで6時31分仁方駅前発に乗る為に5時半起き。支度を整え仁方のバス停に向かいます。昨日確認したのですが、宿からバス停までは徒歩2分。バス停に着いて待ちますが時間が過ぎてもバスは来ず・・・。まぁバスだしと思いもう少し待つもやはりバスは来ず。もう一度時刻表を確認。!!!キョウハニチヨウビ?しまった!休日ダイヤではないですか。すると次は7時14分。宿に戻ってこたつに入れてもらいます(^^;う~ん。島での行動時間が減ったのが痛いですね。何しろ十文字展望台の場所が未だにはっきりしていないのと(勿論見当はついていますが)、徒歩での所要時間が不明であること。これを考えるといくら時間があっても不安です。一応作品中では2時間と言っているのでそれを目安にするとして、往復4時間は確保しておきたい。次のバスで出発すると到着は8時3分なので正直ギリギリです。
 とりあえず7時14分で出発。目指すは豊浜桟橋です。十文字展望台の入り口にはもっと近い豊浜支所や、さらに近い金崎がある様なのですが、作品中で楓達が下車しているのがこの停留所なので豊浜桟橋を目指します。この豊島行きの為に用意してきたPSPのナビゲーションシステムを起動します。これでバスの移動に合わせて、停留所が島のどの位置にあり、同移動しているのかが分かります。合わせて展望台への山道を歩く際には役に立ってくれることでしょう。
 途中下蒲刈島から豊島へ渡るシーンがありますが、作品だと下蒲刈島からのシーンとなっていますが、実は渡り終えた豊島からという情報を得ていたのでバスは進行方向に対して左側の席を確保し、シャッターチャンスを狙っていたのですが、タイミングは物凄くシビアで、あっと思ったときには木が邪魔して取れない状況に・・・。確かにビジュアル的には合ってそうですね。帰りのバスでリベンジです。
 そうこうしているうちに豊浜桟橋に到着。確かにここですwここから十文字展望台へ向かうために約一キロほど海岸線を南下、途中豊浜支所停留所を通過したのでここでもさんようバスの広方面の時刻表をメモしておきます。6:55、7:53、13:43、14:43の4本!を!もしかして瀬戸内産交に無い13時と14時を埋めてくれている?まぁ参考程度に。
 途中路地に入り、幾つかのロケーションをおさめますが、残念ながら階段は見つからず。時間もないので早々に諦めて展望台方面へ。途中金崎停留所を通過したのでここでも時刻表をチェックしましたがここは瀬戸内産交しか止まらないようですね。ただ、この金崎が一番展望台登山道入り口に近いのでギリギリで降りてきた場合には使うことになるので時間は入念にチェックを。
 金崎を過ぎると左側の海沿いにえびす神社の小さな社が見えてきます。そこを振り返ると山へと伸びている細い道が展望台への山道です。入り口の案内も出ているので見逃さなければ迷うことはないでしょう。バス停からここへ到着するまでに30分以上を消費している為少々焦る気持ちを押さえて登り始めます。次の案内で雄こんの滝の案内も出ているので、立ち寄るために少し直進すると見えてきたのは・・・え?これ?・・・いやいやそんなハズはないと更に奥へ進み、見晴らしの良いところまで登ったところで引き返しました。そして先程の滝?の場所まで戻り作中の絵と見比べると、あ、ここなんだ。あんなに広く見せるなんて凄い技術だと素直に感動w私もここで朝御飯にと持参したおにぎりを食べ始めます。w(食べ物どころか自販機すらも探すのが大変なので持参することをお勧めします。特に朝早い場合にはお弁当を忘れずにw)
 時間もないのでおにぎりを片手に山登り開始。この付近で立て続けに高台からのロケーションが登場します。分かれ道毎にしっかりと案内が出ているので意外と迷いませんでした。途中朽ちて下を向いた案内もあり、少々困りましたが、通りかかった畑仕事へ向かうバイクのおじさんに道を聞いてそこはクリアしました。しばらく進むと先程道を聞いたおじさんが待っており(どうやらそこが畑らしい)、さらに詳しい道案内をしてくれました。丁度二股の道の手前で、左へ行くと海沿いの景色は良いけど距離が1キロ程長い道で、右へ行くと距離は短いけど勾配は険しく、景色もそんなに望めない道だということでした。ちなみに案内は右の道。今回は時間もないので右方向へ進むことにします。ついでに目的地の場所も確定したので、ナビの目的地を設定して、音声も出していなかったのでボリュームを上げて再びポケットに突っ込み歩き出します。そうすると地図を見なくても勝手にポケットからガイドが聞こえてきます。これば便利wナビに従ってズンズン進んでいくと途中で先ほどの分かれ道の左方向からの道と合流します。そこからもナビに従い歩いて行くと見えてきました!十文字展望台です。ちなみに入り口からここまでの所要時間は撮影時間込みで1時間30分でした。作品中でも2時間と言っているので大体想定通りといった所でしょうか。ご参考までに。
 360°のパノラマ!これは絶景です。天気も素晴らしい好天でここまでの道程の対価としては十分ではないかとw名残り惜しくて30分程居てしまいましたが、流石に時間も押してきたので下山することに。所要時間も分かったので、帰りは見晴らしが良いという道程の長い海沿いの景色の良いコースへ。下りということも手伝って帰りは1時間ほどで降りてこられました。
 思わいもよらず1時間近く時間が出来たので、もう一つの目的であった豊島ラーメンを食べる為、お食事処マリちゃんへ向かいます。ここはたまゆらのロケーションポイントでもあり、朝のうちに撮影は済ませておいたのですが、再び向かいます。中へ入るとお好み焼き屋さんのようで、豊島ラーメンは食べられますか?と伺ったところ、食べられないとの返答が。あらぁ・・。おみやげのラーメンも切らしているらしく、残念ながら食べることはできませんでした。仕方ないので近辺の散策をしつつ、豊浜支所前へ。途中の薬局?でおみやげの豊島ラーメンを購入しました。どうやら塩が新発売したらしく、醤油と塩と両方買いました。
 帰りのバスでもやはり橋は上手くは撮れませんでしたが、とりあえずこれにて豊島散策は終了。初回にしてはまぁまぁの成果だったのではないかと。

 13時9分に仁方駅前で下車して宿で荷物を受け取り宿のおばちゃんに別れの挨拶を交わして仁方駅へ。13時19分発で竹原へ出発。これ以上無いくらいの乗り継ぎです。この後14時に竹原へ到着。前日雪で悔いが残った点を15時17分ギリギリまで町並み保存地区を回ります。ちなみにお昼も食べていなかったので、機会が合えば入ろうかと思っていたほり川もゆかりも閉まっていました。

 この後向かったのは尾道です。まず向かったのは初日に食べ損ねたうどんやの「みやち」へ。な!まさかの閉店。麺が終わってしまったそうです。残念。次の機会はあるのか?次に向かうは北前亭。尾道おちこちの7号以降をと思ったのですが、どうやら6号以降は出ていないとのこと、お話ししているうちにも一口の鯛めしとお茶が出され、これがまた美味い!おちこちの最新号については今準備中とのことで、完成したら送りましょうか?との言葉に甘えさせて頂くことにしました。とりあえずお土産で北前亭さん販売の日本酒を買ってみようと築姫なるお酒について聞いたところ製造元は竹原だと聞き、決めました。世界で一番を取ったことのあるお酒だそうです。(帰宅して飲んでみましたが、後味がスッキリした飲みやすいお酒でした。個人的にはもう少し味わいがある方が好きなのですが。)この後遅めの昼食で喰海で尾道ラーメンを。メンマの仕上げが見事。オーソドックスな中華そばが好きな人には高評価なのではないかと思わせる美味しいラーメンでした。この後、新幹線が間に合う最後の電車で福山へ向かい、5時間掛けて帰宅。二泊三日のたまゆら紀行に幕をおろしました。

三日間の成果は「たまゆら 雛めぐり紀行」を御覧頂ければと思います。

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2011.02.12

たまゆら紀行(二日目)

一日目:竹原、尾道

たまゆらの巡礼ページはこちら「たまゆら 雛めぐり紀行

 二日目、5時に起床。6時11分の始発で竹原へ向う予定が、千光寺公園から朝日が拝みたくなりチェックアウト前に山登りw6時前に頂上へ着くも真っ暗・・・日の出は何時だ?w6時を10分程回った頃に何やら周りの木々がバチバチと騒がしいなと思ったら空から白いものが大量に・・・。見事なあられでした。5mm程の雪玉が当たり一面に。結局6時30分まで待って日が昇らずに退散。麓まで降りてきたらあられも止んで、空も若干白み始めてきました。(^^;うぉー全くの無駄な時間ww
 結局一時間遅れで尾道を出発し、8時8分竹原に到着。着いて早々荷物をコインロッカーに放り込み、レンタサイクルを探すも見つからず、駅の観光案内所に聞いてみたらあっさりと「ここです」との回答。ここかよ!wどうやら自転車は受付場所とは離れた場所にあるとの事で、受付をして鍵だけ渡されました。ちなみに料金は無料でした。竹原凄い!自転車が置いてある場所は竹原ショッピングセンターの中程の建物の中にあり、台数は全部で4、5台。これは場所を聞いていなければ絶対に分かりません。(^^;
 さて、本日はまず町並み保存地区で昨日撮り逃したロケーションの補完と、竹原周辺のロケーションの補完です。これを13時11分迄に終えて広を経由して蒲刈へ移動という計画です。まずは町並み保存地区へ。本日は手ぶらで更に早朝という事もあり順調に進むと思いきや着くなり雪が・・・。どんどん酷くなる雪(^^;カメラを下から構えようものならレンズに雪が付くのは必至といった状態に殆ど撮れず。10時頃にようやく雪も止み始めましたが、時間の関係で町並み保存地区から自転車での周辺散策に切り替えます。

 まずはポスターのメインビジュアルである川と山の風景。地図を見れば想像できると思いますが、写真館前を川に沿って北上。これが結構進みます。駅から町並み保存地区、それと同じくらいを更に北上した当たりでしょうか。歩いていける距離ではありますが、周辺に他のロケーションがある訳では無いのと、往復を考えるとやはり厳しいですね。
 次に向かうは線路を潜るところ。これは竹原駅より西、吉名方面へ向かいます。こちらも結構進みます。線路沿いを進んでいくと右手に自動車教習所が見えてきます。そこを超えた突き当たりに高架下が見えますが、これ実はここはトラップ。けた下制限高が3.3mなのでここではなく、もう一つ西側の高架下になります。但し、作品とは違い、黄色と黒の縞々ではなく赤に近いオレンジと黒の縞々なのですが。
 次に向かうはフェリー乗り場。これまた結構離れた場所なので借りた自転車が最大限役に立ちます。こちらは先ほどポスターのメインビジュアルで北上した道を南下します。距離は駅から町並み保存地区以上。こちらは案内もあるので迷うことはないでしょう。フェリー乗り場に着いてまず驚いたのは、フェリーがたまゆら仕様になっていたこと!片面に楓とかおる、反対側にのりえと麻音。竹原市結構本気ですねw
 次に目指すのはオープニングの海のシーン。フェリー乗り場から更に南下した海沿いの公園の様なのですが、気が付かずに通り過ぎましたwwなので仕方なく帰りに寄ることにして先に進みます。着いたのは二話で楓と香が蒲刈の美術館へ向かうときに自転車で通ったトンネルです。そしてトンネルを抜けると同じく自転車で通った海沿いのシーンです。
 続いて同じく蒲刈へ出かける際、楓の家の近くと思われるシーンを撮るために大乗駅付近の線路の隣を並走している道へ。道と線路が離れようとする箇所なので、こちらも地図で見れば直ぐに場所は分かることでしょう。ここは大乗駅からの方が断然近いですが、一時間に一本の呉線を考えるとこれまでの道のりも考慮に入れてやはり自転車のほうが得策でしょう。
 これまでの道のりを戻って、先程通り過ぎた公園を経由して、自転車を返して竹原駅に着いたのは13時。我ながらナイス時間配分ですw。

 ここから物語に沿って蒲刈へ向けて呉線で広駅へ移動します。竹原駅を出てしばらくすると山間部へ突入し、「徐行」が来ますww。広へは14時1分に到着。ここでもコインロッカーに荷物を入れて駅周辺散策を開始。広駅には観光案内所などはありません。周辺のバスの時刻表なども駅では入手出来ないので注意が必要です。ちなみに蒲刈方面へ行くバスは「瀬戸内産交」と「さんようバス」がありますが、瀬戸内産交の時刻表はこちらです。豊島行きを考えているなら上り下り共に印刷していくことをお勧めします。ちなみにさんようバスはホームページも時刻表もネットでは見つけることが出来ませんでした。現地バス停で入手した情報によると、広駅からの蒲刈豊島方面行きは11:18、12:18、18:00、18:50の4本のみです。
 今回は14時21分の瀬戸内産交で下蒲刈島へ向かいます。ちなみに下蒲刈島へ渡る橋が有料道路になっている為、バスの料金も少し高めです。(とはいっても400円程度ですが)さて、問題は何処で降りるかなのですが、バス停まで記載している地図の少ないこと・・・幾つかは記載してあっても全部はなかなか記載していません。先程の時刻表には停留所の記載があるので名前から蒲刈支所前に目標を設定してみましたが、実際は全くもってもっと手前で、「三之瀬」でした。14時44分着。作品と同じく橋脚の真下の停留所で、作品と同じビジュアルが見えてこなかったら乗り過ごす所でした。ここでのロケーションポイントは4箇所。蘭島閣美術館と、白雪楼と、志保美さんと写真を撮り合ったシーン、そして一番悩んだOPの志保美りほさんのシーンです。広駅に着いた頃から太陽が顔を見せ始めていたのですが、蒲刈に着いてからはかなり良い天気に。青い空と空に負けないくらいの青い海がとても印象的でした。島々とこの下の青と上の青を見ているだけで相当に癒されます。午前中こそ雪に悩まされましたが晴れた状態でここ蒲刈にこれたのは幸運でした。
 さて、蘭島閣美術館と白雪楼は地図にも載っているのですぐに分かると思います。志保美さんと楓が写真を撮り合った場所も歩いていれば分かると思います。ちなみに白雪楼は300円程で中に入ることが出来ます。二階からの景色はそのまんまなので是非wお茶とお菓子も付いてきます。管理されているおばあさんと結構話し込んでしまいましたwまた、入って直ぐのところにたまゆらのポスターが貼ってあったのですが、実はこの日の午前中に横浜からの学生さんがポスターを置いていったそうでwそのポスターだそうです。流石雛めぐり期間中はたまゆらめぐりの方も多いですな。ちなみにこの日は風が強く、海だからいつもこんな感じなのかと思ったらこんなに風が強い日は滅多にないそうで、たまたまなんだとか。その他海を無数の鯔が飛び跳ねる季節があるとか、後は橋の話が多かったですかね。橋が出来て便利にはなったけど、橋が出来たことによって若者が殆ど出ていってしまったとか。何時でも戻ってこられるからという理由で皆便利な街へ一人暮らしを始めるのだそうです。また、橋の料金が高く、普通車で700円、軽車両で50円なので、みな街へ出るときは原付なのだとか。やはり時間に制約のあるバスはあまり使わないようです。たまに観光で行く分には綺麗でのんびりした良いところですが、暮らすとなるとやはり色々とあるようですね。
 最後まで探し回ったのが志保美さんのOPの場所です。松濤園の入り口入って直ぐの所なのですが、料金所の窓口から振り返った位置になります。なのですが、ここの料金が800円と高いのです(^^;確かに4つもの見学施設があるので割安ではあるのですが、ロケーション撮影1枚と考えると割高です(^^;
 その後もお土産屋でじゃこ天を食べたりと、蒲刈ではゆっくりと16時22分まで観光し、再びバスで広駅へ移動し、本日の宿は隣の仁方駅にあるだるま屋旅館さんへ。

 仁方駅に着いて沈黙・・。コインロッカーがありません。翌朝一番で豊島行きを考えていたおり、大きな旅行かばんを持って行動できません。朝一で広駅迄行くかとか色々考えましたが、旅館へ着いておばちゃんに話したところ、快く荷物を旅館に置いて行くことを承諾してくれました。部屋へ案内されるとこれまたビックリの6畳二間をぶち抜きの12畳。勿論東京の団地サイズのちまっこい畳などではありません。そして真ん中にはこたつw布団を敷いても広々ですw旅館というよりは民宿に近い感じでしたが、この日は他二組が雪の為キャンセルしたとかで私一人だったのでのびのびとできました。食事も食べきれない程の量でどれも美味しかったです。ただしお風呂はかなり小さいです。湯船は一人様ですね。これで大浴場があればかなり快適だったのですが(^^;
 一応仁方のバス停の位置を確認してから翌日の行動の下調べをして翌日に備えて本日は23時には就寝。


三日目:豊島、竹原、尾道

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2011.02.11

たまゆら紀行(一日目)

 一日目。前日から大雪との予報に不安な出発です。
東京7時30分発のぞみ11号-福山11時13分着そこから更に竹原まで移動。糸川行きが二本続いた為に、山陽本線から呉線へ接続するたった1駅だけで45分位費やし、結局着いたのは13時11分頃。自宅を出たのが6時半前ですから、7時間・・・。ヤッパリトオイイデスネ。

たまゆらの巡礼ページはこちら「たまゆら 雛めぐり紀行

 取り合えず荷物をコインロッカー(300円)に詰め込んで散策開始~。の、前に駅を出て右手にある観光案内所へ立ち寄り色々と情報収集することをお勧めします。特に竹原以外へ移動を考えている方は少なくとも竹原の時刻表はゲットしておくことをお勧めします。フェリーや、バスの時刻表等必要に応じて、後は周辺の地図くらいは貰っておくと良いでしょう。
 とりあえず今回の目的の一つである「雛めぐり仕様のたまゆらポスター」を購入するために旧笠井邸へ。ここでひと通りの買い物を済ませます。この時点で14時。ちなみにこの時点でポスターは80本以上出たそうです。
 さて、時間も時間なので、一日目はたまゆら巡礼よりも目的を優先させます。とりあえず一つは達成したので、次ぎに向かうはお好み焼き屋「ほぼろ」のほり川で遅めの昼食。残念ながらたまゆら仕様のお好み焼きは昨年の12月で終わってしまったようですが、雛めぐり仕様のお好み焼きがあったのでそれを頼んでみました。ん!これはめちゃくちゃ美味い!今迄お好み焼きをこれほど美味しいと思ったことがない、というのはぜんぜん過言ではなく、正直、今まで食べてきたのがお好み焼きだったのか疑いたくなるような美味しさでした。営業時間は11:00~15:00/17:00~19:30らしいのですが、営業時間内でも準備中になることがあるようなので、開店していて食べる気があるのなら後回しにせずに迷わず入ることをお勧めします。
 続いて喫茶「たまゆら」のゆかりへ。ここでも残念ながらケーキセットは既に終わっていたのですが、飲み物なら出せますということだったので紅茶を頂きました。本当に雰囲気の良いお店で、内装はもう作中のまんまでした。私は残念ながら食べる事は叶わなかったのですが、ケーキセットは作中と同じくヤツデの葉っぱを敷物にしていました。そして二階は雛めぐりという事で色々なお雛様がこれまた素敵なレイアウトで展示されており、楽しませていただきました。中でも私が気に入ったのは壁に掛かったお雛様。省スペースながらも娘の発育を祈りたいという気持ちが伝わってくるようでした。おしぼりを出してくれたおばあちゃんもまるで作品から飛び出してきたようなおばあちゃんで、お店の方々とも色々お話をさせて頂きました。次回は是非ともケーキセットを味わいたいところです。
 ロケ地を軽く確認しながら次に向かったのは酒蔵交流館。雛めぐり仕様のたまゆら酒を購入。あと、酒粕のラスクも。こちらはパン生地に酒粕が練り込んであるのだとか。(帰宅してからいただきましたが、ほんのり酒粕の香りがしておいしいラスクでした)こちらでも何時の間にやら立ち話wこの辺は雪は滅多に積もらないといった事や、広島空港から竹原までの移動方法等色々と。
 当初の予定ではここで再び駅に戻り手荷物をロッカーにしまってから本格的に散策という計画だったのですが、思ったよりも時間が経過しておりそのまま時間ギリギリまで散策をすることにしました。

 結局初日は17時頃まで町並み保存地区を散策して宿を取っている尾道へ移動。宿泊先が竹原ではないのは旅行代理店を利用したパックにした為(宿は指定の中から選択し、一泊以上しなければならないが、行きと帰りの電車は日時共に自由に選択できるというもの)で、リストの中では最も竹原に近かったのと、地理に明るいのと、広島まで来たなら尾道の地には足を下ろしておかないといけないだろうwと言う事で尾道となりました。、結局前日の日記にも書いた通り、移動費が割り増しになってしまった為、一般料金で自分で全て手配しても同じ結果となってしまったのは残念と言わざろう得ません。むしろ縛りが無くなれば竹原に宿を取る事が可能だった分良かったかもしれません。
 まぁその話は過ぎた事なので仕方ないとして、尾道の地に降り立つと「帰ってきた」と思ってしまうのは何故なのかwさて、本日宿泊するのは尾道グリーンヒルホテル。駅からは非常に近くにあるホテルで、道路を渡れば直ぐ目の前と言う立地です。そしてホテルへ向って歩いていると醤油を焦がしたいい香りが漂ってきます。どうやらホテルの横のスペースにテントが設置され、自分で焼いて食べる牡蠣小屋なるものが。後ろ髪をひかれながらもまずは荷物を何とかする為にチェックイン。18時頃ですかね。食事は付いてないので荷物を置いて街へくりだします。目指すはアーケード街の「うどんココ→」の看板がある「みやち」。前回(二年前くらい?)尾道を回った際に、入ってみたいと思ったお店なのです。しかし、閉店時間前にもかかわらず本日の営業は終了しましたの札が提げられており、残念ながら今回もココで食べる事は出来ませんでした。そのままアーケード街を飲食店を物色しながら東へ移動していくと至るところに「てっぱん」の宣伝が。そしてお好み焼きマップ等も多数見ましたが、なるほどNHKの朝の連続ドラマなのですね。見れる時間に家に居ないので知りませんでした。尾道が舞台なら見てみようかなwまぁしかしながらお昼に美味しいお好み焼きを頂いているので行きたい店がダメとなったからには他のうどんで満足するわけも無く、ここではやっぱり魚が食べたい!ということで更にずんずん進んでいくと、てっぱんの展示スペースが設けられていたので入って見ました。あれ!?このオバQは!!!ってことはここはあの電器屋?うはぁ店を畳んでしまったのですね・・・。駅の横にも素敵な芝の公園が出来てたり、駅前にマンションが出来てたり、5年ほど前に来た時はラーメン屋はあってもあえて「尾道ラーメン」と謳ってなかった店舗も全てでかでかと尾道ラーメンと看板が出ていたりとこの街も変化しているのだなぁと。時間が時間だった為、お土産を買おうと思っていた御菓子屋さんも閉店しており、結局「朱華園」のある通りまで出て、海沿いの道を再び駅に向って折り返し。当然ながら北前亭さんも閉まっており、北前亭さん発行の小冊子「尾道おちこち」のVol.6以降のバックナンバーでもという思いも叶わず。お寿司屋さんはあちこちにあるのに、それ以外で魚を食べられそうなお店が意外と少なく、コンビニを過ぎ、あと数百メートルで駅かなと思った頃、海側に飲み屋兼定食屋さんを発見。外のおすすめメニューに太刀魚の塩焼きを見て入ってみました。ちょっと無理を言って太刀魚の塩焼きを定食にしてもらいました。焼くのに時間がかかると言うのでしばし待っていると何とも豪華な渡り蟹(子持ち)のお通しを出して頂き(自分で食べようと思っていた分だそうで(^^;)恐縮。美味しく頂きました。そしてメインの太刀魚が焼き上がり。これは美味い!自宅で太刀魚というとムニエルしか食べた事が無く、程好い塩味にぷるんぷるんの腹。いやぁとても美味しかったです。駅のお土産屋で先程閉まってたお菓子屋さんのお土産を購入し、ホテルへ。本日の散策はこれにて終了。
 ホテルは格安パックの部屋なので、当然海側ではなく山側の一室。まぁ特に変わったものも無く普通のホテルでした。大浴場が無いのがホテルの残念なところです。ホテルのサービスで、PCが一晩1,000円でレンタルできると言うので早速借り、接続関連で一悶着あるも無事に使用できたのでOK。本日の成果と反省会を兼ねて翌日からのプランを組み直します。二日目の宿は仁方駅にとってあり、
最初に考えたプランでは

(一日目)竹原散策→尾道(宿泊)
(二日目)尾道→竹原散策→自転車を使用しての近辺散策→広→仁方(宿泊)
(三日目)仁方→豊島→蒲刈→仁方→福山(帰路)
といったものだったのですが、前日にプランを変更し

(一日目)竹原散策→尾道(宿泊)
(二日目)尾道→豊島→蒲刈→広→仁方(宿泊)
(三日目)仁方→竹原散策→自転車を使用しての近辺散策→福山(帰路)

を考えました。とにかく豊島がネックなのです。まず十文字展望台へのアクセスが不明確である事。場所の検討は付くのですが明確に何処と記しているサイトが何処にも無く、当然ながら徒歩での所要時間なんか分からないのです。更にバスが一時間に一本しかないのと、豊浜支所12時19分の帰りのバスを逃すと15時50分までバスが無くなるのです。最初のプランでは12時19分を逃すと帰りの電車に間に合わなくなる為、安全を考えて二日目に豊島とすれば宿泊は仁方なので問題ない訳です。しかし一泊目の尾道がただの足枷にしか成っておらず、翌日の尾道→仁方間(1時間半~2時間)の移動が無駄な時間になってしまうのです。更に心配していた雪の問題です。一日目の竹原散策中の世間話で滅多に雪が積もる事はないという情報を得ていたのでこれも考慮に入れて組み直した日程がこれです。

(一日目)竹原散策→尾道(宿泊)
(二日目)尾道→竹原散策→自転車を使用しての近辺散策→広→蒲刈→広→仁方(宿泊)
(三日目)仁方→豊島→仁方→竹原散策→(尾道散策)→福山(帰路)
※朝日山はスケジュールと交通手段の都合上今回は断念。

スケジュールを決めた後も、本日の成果と残り分の整理等をPCを利用してし、結局床に就いたのは25時過ぎ。長い長い一日目が終了です。



二日目:竹原周辺、蒲刈
三日目:豊島、竹原、尾道

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2011.02.10

たまゆら紀行(出発前夜)

 竹原行き決めましたw2/11~2/13迄の日程です。さて、今回も割と直前で思い立っての行動です。そして初めて旅行代理店なるものを利用してみました。(今までは全て自分で手配していたのでw)なるほど条件さえ合えば格安です。個人手配ではどんなに頑張っても無理な値段です。しかし、やはり融通が効かない点も学びました。特に期間が無いといけません。今回は一週間前というかなりな強行もあり、更に3連休という人気スポットに当ててしまったのも痛かった。普通席が取れず、宿を取ってしまった手前行かずにキャンセル料のみ取られるというのは悔しいのでどうにか切符を手配するとなるとグリーン席しか無く、結局高くついてしまったというのが顛末です。まぁ今回はそれを学んだだけでも大きな収穫です。最安値で利用出来れば東京-尾道が往復で一泊付いて24000円台なんてのもあり(普通にのぞみ往復だけで3万はかかる)、やはり利用しない手はないなというのが結論でしょうか。うまく利用出来れば気軽に行ける様になるかもしれません。

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2011.02.08

レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び

 妹襲来!w本当にこの妹は何処まで何を知っていのか!?あのアディリシアを女の子にしてしまうのですから何とも底が知れない娘ですwアディリシアさん贔屓なのはアディリシアさんファンの私としては問題ないのですが、穂波ファンの人にとっては面白くないでしょうねw
 そんな訳で今回は短編二本と中編一本の構成となっています。一本目は「魔法使いの妹、再び」で、二本目が「魔法使いの罰」。グランフェーデの協会側のメンバー選出のお話です。そして中編が「魔法使いの思い出」。これは隻蓮とオズワルド・レン・メイザースとの出会いの物語です。そしてダフネと隻蓮の運命の出逢いでもあります。この話がグランフェーでの直前に来たことにより、より物語の深みを増した気がします。
 さて、次巻でグランフェーデは開始となるのか?復活した司はどこでどんなチャチャを入れてくるのか?w

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2011.02.03

神様家族3

 一巻で佐間太郎が初恋をした久美子が再び転校してきます。え!?そして転校してきた日に久美子に告白されて久美子と佐間太郎は付き合い始めます。えー!!一方テンコと佐間太郎の仲は一向に進展しません。三歩進んで三歩戻り、たまに四歩進んでもきっちり四歩戻るというのを繰り返している状態です。何しろ生まれてからずっと一緒に暮らしているのですから最近になってテンコに対して生まれたもやもやした気持ちが何なのか分からないというのも分かるのですが、が、が!!一巻でテンコへの気持ちははっきりした筈!なのにじれったい。しかも今回はその久美子が帰ってきて、付き合い始めると言うのですから何やってんの佐間太郎という気持ちです。そんな経緯があって、テンコは天に帰る決意をします。誰にも内緒で。
 しかし、そんな久美子が転向してきた翌日にクラスの全員がおかしな夢をみて具合が悪くなるという現象が発生します。そう、二巻で登場した愛ちゃんが見ていたあの夢です。(ちなみに愛ちゃんは進一のガールフレンドとしてレギュラー入りです。)果たして久美子との関係は?といった内容なのです。
 ここで一巻目を読んで、久美子登場のシーンで最初に思ったこと「この娘悪魔じゃないの?女神に匹敵する美貌って・・・。」しかしその直後に神様の奇跡でメロメロに操られる久美子をみてその思いは氷解したのですが、その思いが3巻になって突然の暴露wえーーーwwこれは喜んでいいのかそれとも(^^;
 ちなみに終わり方は結構好きです。ママさんが初めて女神らしいことをw救いを求めてきたものは悪魔であろうと家族として受け入れる女神の慈悲。立派です。という訳で佐間太郎を好きな天使がもう一人家族になったわけですが、果たしてどうなるのやらw

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2011.02.01

ココロコネクト ミチランダム

 ココロコネクトシリーズ4巻目です。一巻目二巻目三巻目の感想はそれぞれどうぞ。
 さて、今回の異常現象は「感情伝導」です。思っている事が文研部の他の1人~4人の誰かにランダムで送信されてしまうという現象で、直接頭の中に声のように聞こえるというものです。送信者は誰に届いたかが分かり、受信者は自分以外に誰に届いているかは分かりません。当然現象はランダムで、何時いかなる時に発生するかもわかりません。ただし、強い感情程発生しやすいという傾向はあるようです。

 今回の現象は今までの現象と比べれば5人以外の外への影響度は少なく、過去3回の異常現象を体験し乗り切ってきた5人であれば問題ないと思われましたが、今回の現象の煽りをまともに食らったのが伊織でした。人格崩壊と言っても過言ではない程に壊れ、今までの現象の中で最もダメージが深く、そして対外的にも影響が出てしまいました。もともと、過去のトラウマから他人に合わせて自分を作り、自分でも本当の自分が分からないと悩む伊織でしたが、今回の現象で理想を演じる外面と、漏れてしまう内面のギャップに耐え切れなくなり暴走します。不の感情のまま感じた事を文研部以外の周囲にも吐き出し、クラス内でも孤立します。
 しかし、幾度となく異常現象を乗り切り、その都度成長を遂げてきた文研部員。全員で伊織の救出を試みますが、その都度伊織からの激しい拒絶で説得しては逆に落ち込むという攻防の末、稲葉が全てをさらけ出し、伊織と同じ位置にまで降り、罵倒し合いながら伊織を引き上げる事に成功します。そしてやっぱりこの男、太一の一言が救い出すのです。
 誰が何と言おうと今回のヒロインは稲葉ですね。太一にふられながらも好きであり続ける姿はとても好感が持てます。何より太一の事を思い、いちいち真っ赤になって照れる稲葉が可愛すぎるのです。一巻の頃にはこんなにも乙女チックな稲葉が見れるとは夢にも思いませんでしたw

 今回一人壊れた伊織ですが、結果的には大切な仲間の助力を受け、復活どころか更にパワーアップして大復活してくれました。気が付いて見れば物凄くシンプルな事なのですが、だけどそこに気が付くまでに傷つき、傷つけて、でもしっかりとそこに気が付いて今迄より一歩も二歩も前進できる彼ら彼女達がとても眩しいですね。青春っていいなぁwと素直に思える作品です。物語はどうやら終盤に差し掛かっているようで、最後に<ふうせんかずら>が終わりへの道筋が見えたとつぶやきます。次の異常現象は!?5人行く末は!?現象が起こらなければ物語は始まらないわけですが、このまま何も起こらずに五人には幸せになって欲しいと思ってしまいます。

 この作品も刊行中のシリーズの中では無条件でお薦めできる良作です。機会がありましたら読んでみては如何でしょうか?

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