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2011年3月

2011.03.30

4Girls

 最近購入が増えたメディアワークス文庫から女子高生を題材にした4つの物語。男性視点からと女性視点からの物語が2点づつ。起承転結どころか起承(一応アレが転?)で終わってしまう物語など。後半になるにしたがって深い物語になっている気はしますが。そんな訳で好きなのは1<2<3<4の順ですかね。右肩上がりに物語が面白くなっていくので悪い気はしませんでした。今まで読んできた作品の中では一風変わったショート4編。電車の移動や、待ち合わせの暇つぶしに良いのではないかと。

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2011.03.28

小説家の作り方

 野崎まどの新作です。今回はいったいどんな話なのか?何せ「小説」ではなく「小説家」の作り方なのですからw今回もわくわくして読み始めました。
 物語はとある小説家に初めてのファンレターが届いたところから物語が動き出します。「この世で一番面白い小説」を思いついたので小説の書き方を教えてください。それからファンの子と先生の小説の書き方の個人レッスンが始まるのですが、50万冊の本を読んだという彼女(紫さん)はとにかく知識は深いが、どれだけ箱入りだったのかと驚かせるほどに人としての経験が浅く、女子大生でありながらとにかく何をするにも初めてなことばかりで驚かされる事ばかり。頑固な部分がありつつも、その吸収力は乾いたスポンジの如く。その知識の深さに反する無邪気さがとても魅力的なキャラクターとして読者(私)を捕らえます。
 話が進むにつれて紫の正体が明かされることになるのですが、それは読んでのお楽しみということでここでは多くを語りませんが、既刊の三冊とは少し違う感覚で読むことになりました。その感覚の理由の一つに物語の締め括り方があります。(この作者の特徴として、とにかく物語を最後にひっくり返すのが好きなように思われますw)救われるもの、救われないもの色々ありますが、今回の作品の終わり方が私的に好きな終わり方だったというのが大きな理由でしょうw母親まで騙して現在の状態を構築し、バレたら即連れ戻されるという大切な事柄を小説の先生にぺらぺら語り、「内緒にして下さいね」と言い放つ瞬間にくらっときましたw先生すらも騙した事に対する謝罪も含めての告白ですが、それだけ信用されているという事に羨ましさすら感じるほどですwそれを計算ととるか、素と取るかは読者次第だと思うのですが、少なくとも私は心意であると解釈!w
 [映]アムリタ程の衝撃や勢いはありませんでしたが、今回も大変楽しめました。今後も注目の作家です。

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2011.03.27

新映画ドラえもん のび太と鉄人兵団

 旧作を見ていた訳ではないのですが、友人が新ドラリメイクの中では一番良く出来ていると言っていたので、私も見てきました。結論から言うと面白かったです。旧作を知らないので比べて話す事は出来ませんが、まず冒頭のに流れてくる歌声にビビっと来ました。透き通る歌声に沢城みゆきを感じたからです。今回、ヒロインに沢城みゆき、ヒーローに小林由美子が起用されている事は聞いていたのですが、この歌が後々物語の中核に絡んできた時に冒頭の歌声が瞬時によみがえりました。
 物語としては地球に対する侵略者の尖兵であるリルルとジュドーと対立しながらも交流を深めていくというもので、特にリルルサイドの交流をしずかちゃんが一手に引き受けるというのが私的には新しかったです。

 上映時間2時間なのですが、これ、旧ドラでは1時間半なのだそうですね。今回映画を見ていてきっかり1時間半で子供が飽き始め、バタバタとスタンピングを始めるなどざわつきが見られました。そういう意味で今回の作品は思い入れのある人が大人の為に作った作品だなと思うのと同時に、今も昔も1時間半という時間の意味するところは大きいなと感じたエピソードでした。(大人でも2時間越えるとダレますからね・・・。)

 私的に印象に残ったのは最後のアムとイムの最後の入力に何の電子部品でもないしずかちゃんとの思い出の星のペンダントを使った事です。もし、物質に「思い」という情報が記憶されるのなら最後のパラメータに使われたこのペンダントは申し分が無いのですが、実際はどんな思いを込めた行為だったのかが気になるところです。またこの表現を子供はどう受け止めたのか?ですね。

 内容については殆ど書きませんでしたが、有名な作品ではあるので、いいかなと。旧作を気に入っている人の中には新作を敬遠する方も居るとは思いますが、旧作を気に入っているならこそ見てみるのもいいのではないかなと思った作品でした。この機会に子供をだしに映画館へ足を運んでみては如何でしょうかw

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2011.03.25

ほうかご百物語9

 ついに物語が完結!大払えを阻止し、全員無事に生き残った面々だったが、イタチさんが神気にあてられていて、ここにきて存在が消えようとしている!?どうなるイタチさん!どうする伸一!!ってのが今回のお話です。
 面白おかしくも色々な妖怪の伝承などを作者の想像も織り交ぜつつ解説してきた本書ですが、とうとう物語としての完結を迎えました。とはいっても実はもう一巻あるらしく、今巻ではイタチさん消滅を回避する為に奔走した為、次巻で面々のその後を描いておしまいとする様です。こうして読んでいたシリーズの完結に立ち会えた事は嬉しくもあり寂しくもあるわけで、まぁもう一冊つんである訳ですが、とりあえずお疲れ様でした。

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2011.03.19

映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花

 マクロスFの10分後。普段ならこんな無理なスケジュールでは見ないのですが、事前予約出来た事と、同じバルト9での上映だったこともあり、観てきました。
 そして作品が作品だけに子供連れの家族が沢山居ました。3連休ながら何処も出かけられない、並びに有耶無耶ながらに春休みに突入した子供達への家族サービスといった所でしょうか。

 プリキュアはハートキャッチされた前作が私の初プリキュアで、映画も花の都でファッションショー・・・ですか?を見ただけで、他のプリキュアを見たことのない私が、オールスターズ系が楽しめるのか不安だったのですが、これが予想以上に楽しめました。w
 まず21人の数の暴力による笑いw変身シーンはまぁそこそこ省略されますが、決め台詞は21人全員がしっかりと言い放ちますwこれだけで恐らく10分程は使っているのではないかとwその後バラバラに吹き飛ばされるシーンでは普通全員で「キャー」とか悲鳴を上げて飛んでいくものですが、誰一人被らずに21人が一人づつ「キャー」と悲鳴を上げて飛んでいくシーンはもう笑うしかありませんww。
 戦力を分断され、3グループになるプリキュア達ですが、勿論パートナーとはバラバラになりますw他のプリキュアの構成がわからないのですが、恐らくリーダーのグループと、そのパートナーのグループ。そしてその他のグループといった所でしょうか?リーダーのグループではとにかく猪突猛進wパートナーのグループでは居ないリーダーに向かって「行けー〇〇!」と全員が言って誰も行かないというキャラの正確に合わせたネタが散りばめられており、分からないネタもあったのでしょうが、大まかな部分はこのように推測ができ、初めてのオールスターズでしたが大変楽しめました!
 今回の映画で、より他のプリキュアシリーズを見てみようかなという気が湧いてきましたw少なくとも頑なに見ないと決めていた頃より敷居が下がっているのは間違いないですねw

 普段であれば映画を二本見ると、どちらかの印象が薄くなったりするものですが、毛色が違いすぎるるのとwどちらも負けない位に面白かったので両方共心から楽しむことが出来ました。暗いニュースばかりで疲弊したココロにたまには映画など如何でしょうか?

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劇場版 マクロスF<フロンティア>恋離飛翼~サヨナラノツバサ~

 観に行こうと決めた日は3月11日。そう。あの大災害が起こった日です。その為映画どころの騒ぎではなくなり、その後の混乱もあり、なかなか見ることが出来なかったこの映画ですが、一週間経ち生活を平常に戻そうという動きが見られた中、私も疲弊したココロを充電するべく観ることにしました。
 場所は新宿バルト9。いつもなら大宮あたりへ行くのですが、東武野田線の運行が見えない為、新宿での鑑賞となりました。また、この日の前日よりオンライン予約システムのKINEZOが回復していたのにも安心しました。映画館の良くないところは、実際に映画館へ足を運んでも見れないかもしれないということ。それを解消してくれたのがここ数年で広まりつつあるネットによる事前予約システムですね。但し、上客であるはずの前売り券を購入している人には使えないシステムである事がかなりの問題。今後どうにかクリアしてもらいたい問題ではありますね。
 さて、肝心の映画ですが、座席は満員どころか、映画館自体が凄い人でした。日常へ生活をシフトしようという思いが伝わってきます。

 イツワリノウタヒメでも出だしのムービーに度肝を抜かれましたが、サヨナラノツバサでも更にパワーアップして帰ってきました。正に音楽と映像の調和!マクロスの名に恥じないシンクロ感にザワザワしまくりです。それがオープニングだけではなく全編通してなのですから圧倒されまくりです。
 ストーリーの方でもTVシリーズ→イツワリノウタヒメで、え!?と思わせる変更点を上手く終結に持っていった点もあればそうでもない点もあるのかな?私個人的には映画での悪役の置き方はTVシリーズより好きです。というか死んでしまう人、生き残る人、シェリルの立ち位置はちょっとアレですが、、ランカの立ち位置等含めて概ね劇場版の方が好きですね。また、TVでは一切ビジュアルとして出ることのなかったアルトの子供の頃の女形のシーンに、更に!今のアルトのあんな姿までw見られるのは大変な見所ではないかと思います。
 あとは決着を付けると言っていたアルトとシェリルとランカの三角関係の行方ですね。しっかりと決着を付けてはくれましたが、一番の功労者である三人の誰も幸せになってないのは何ともなぁと言う気がしつつも決して嫌な感じはせず、寧ろ清々しくあるのが不思議なほどです。
 全く正反対のことではあるのですが、新天地を見つけ、これから発展しようとする姿と、今回の災害でこれから復興しようとする姿が少し重なり、今回のような災害がなければもっと気持ちよく見れたのだろうなと思ってしまいました。しかし、素晴らしい映像に活力を貰ったのは確かです。ココロが満たされ、溢れ出したのが涙なら、私のココロは満充電完了ってところでしょうかw

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2011.03.17

デュアン・サークⅡ15 永遠の約束、それぞれの旅立ち<下>

 15年の時を経てついに完結!!うはぁ15年ですか・・・。ってことは私も15年間読んでたんだなとw(しみじみ)とうとう終わりました。闇魔の最後は意外にあっけなかったなぁという印象はありますが、これは寧ろそこを描く物語ではないと感じているのでそこは無問題。闇魔を倒した後のそれぞれの旅立ちに重きを置いているのが伝わってきました。そして登場キャラクターそれぞれの成長。特にルルフェットの成長が目覚しい!今回の事でより一層ルルフェット支持率が上がったのではないでしょうかw  15年の集大成です。是非自ら読んでいただきたいと思うので私からは何も語ることはありません。15年本当にお疲れさまでした。

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2011.03.10

神様のメモ帳6

 今回のあらましを少し説明すると、らーめんはなまるに突然やっていたミンさんの親戚と名乗る男女は中国系マフィアの頭目とも言うべき人物だった。話によるとこの男のフィアンセがボディーガードである”勝”に殺され、その勝は逃走中だという。勝の思惑は?事件の真相は?フィアンセの代わりに結婚させられそうになるミンさんの運命は?と、まぁそんな話です。

 今回の物語には心底やられました。ちょっと涙ぐんでしまうくらいです。いつもの通りニート達の気だるい日常に事件が舞い込んでくるというのはいつもの事なのですが、今回の中心は”花田 勝”。ラーメンはなまるの店名の由来ともなった人物です。いわずと知れた現店主であるミンさんの父親なのですが、今回の物語では一度も姿を現す事無く、それでいて強烈な存在感を与えて物語の幕を下ろしました。
 いつもの如く喪服に身を包んだ探偵が真実を暴き死者の声を聞くわけですが、今回はアリスも辛そうでした。というか、何故自分にこんな感情が生まれているのかが理解できていないのかもしれません。今後も自分のスタンスを変えるつもりはないとは思うのですが、否が応でも変わってしまうそんな小さいけれども大きな変化。それは助手のナルミが居たからなのですよね。自覚は無いかもしれませんが。(^^;

 そしてそんな重たい気分を吹き飛ばすかのような、巻末の短編のバカ話w。今回は勝の話で終わった方が綺麗だと思うのですが、この巻末の話がみんさん救出時のヒロさんの活躍無しには語れない話なので、挿入するには無理にでもこのタイミングしか無かったと言わざろう得ません。とはいえこのシリアスの後だろうが何だろうが、引きずろうが、引きずるまいが、日常はやってくる。これもこの作品の持ち味なのでこれはこれで。

脳内キャスト:
彩夏:川澄綾子
アリス:悠木碧
メオ:齋藤千和
ミンさん:豊口めぐみ

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2011.03.04

神様のいない日曜日Ⅳ

 可愛いは正義という言葉が真ならこの作品は正義です(爆)イラストが可愛いのは勿論なのですが、むしろ文章で描かれた行動や、仕草が可愛い!そして生き方は誰よりも自分に厳しいのです。
 さてw今回のお話は子育てを放棄して何処かへ行ってしまったスカーを探して再び旅に出たアイ・アスティンですが、旅の同行者に同じく世界を救うのを目標にしている男の子アリスと世界を壊そうとしている幽霊のディーが追加。そしてスカーを追って願いが叶うという塔へ登るという内容になります。
 この作者の文章は時々「どきっ」とする程新鮮な表現方法が含まれていて、何でもないところで「くすっ」としてしまいます。それがアイを含めて愛すべきキャラクター達の可愛さの要素の一つでもあるのですが、今回の塔を登るというお話ではまるで童話や御伽噺を読んでいるような感覚に襲われます。絵本の頁をめくるとどんどんと場面展開をしていくようなあの感覚です。塔の階層毎に違う世界観が表現されている為だと思うのですが、その「不思議さ」とか、「いや!そんなのありえない。」とか、そういったことがどうでも良くなるといいますかwそうなのだと受け入れてしまうのです。(これも塔の力でしょうかw)
 まぁ今回も楽しく読ませていただきました。次巻で一区切りつくそうです。今までのキャラが勢ぞろいするのか?はたまたそれはそれでほったらかしなのか?w(個人的にはウッラの再登場希望)次巻を楽しみに待ちたいと思います。

脳内キャスト:
ディー:松岡由貴

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2011.03.01

アクセル・ワールド7 -災禍の鎧-

 前回、侵入不可能とされる帝城へ不慮の事故とも言える出来事で侵入を果たしてつづきとなり、今回はその帝城の中から始まりです。書き出しでもう知ってるよと言わんばかりにシルバークロウの容姿の説明をされ、でもあれ?なんかおかしい?なんだこの違和感は?そう思いながらも読み進めて行くとその人物がシルバークロウではないことが分かってくるのです。でも、え!?当然今回は帝城内に侵入したハルユキと謳の話から始まると思いきや、その実ハルユキが見ている何者かの記憶で、二人のバーストリンカーの思い出と災禍の鎧クロムディザスターの誕生の物語だったのです。この書き出しは上手い。これまで罪悪の象徴でしかなかった災禍の鎧が一転して救いたい対象に変化してしまったこの物語はこのタイミングで語られる以外には無いというくらいのタイミングで語られ、一気に世界の深みを増しました。
 しかしこの物語が挿入された為、本編の進展は殆ど無いといっても良いでしょう。更に作者自身も驚いているタクムの行動w物語の進展こそ微々たる物でしたが今回も大変楽しませてもらいました。
 この作品のシリーズは巻末に必ず次回予告風の見開きがあり、次の発売日を記述しているのですが、いつもこんなに待つのか・・・。と思いながらも気が付くと出ていて、あれ?もう出てるなんて事が度々。こうやって時は過ぎていくのですね。

脳内キャスト:
黒雪姫:伊藤静
チユ:斎藤千和
謡:田村ゆかり

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