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2011.04.19

ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ

 アスナ本キター!今回はいつものキリトではなくアスナの物語です。まず読み始めて直ぐに思ったことは最近読んだ野崎まどの「小説家の作り方」でいっていた「キャラが良い」とはこういう事か。ということです。既にここに到るまでに6冊に及ぶ冒険を共にしてきているというのもありますが、冒頭のアスナの行動や言動、仕草に到るまで些細な描写に思わず「クスッ」っとしてしまう程に読み手である私の中でアスナというキャラが息づいていた事です。特に復活したアインクラッド22層のログハウス購入の件等はアスナのドキドキが伝わってくるというか、その必至な姿が目に浮かぶようでしたw。それは勿論キリトや他の魅力的なキャラ達にも及ぶのですがやはりSword Art Onlineからのキャラの方が思い入れの比率は高いようです。
 今回、いつものキリトに変わりアスナが語り部ということで、中休み的な外伝なのかと思いきや、現実世界において今後アスナがどのように歩んでいくかという今後のソードアートオンラインの方向性を模索するようなリアルに重く重要な話でした。特にナーヴギアの発展である医療用のメディキュボードの存在や、キリト達が開発しているヴァーチャル世界からリアル世界を覗けるカメラの開発、(このあたりはどうしてもアクセルワールドへの繋がりを想像してしまいます。)そして今回の主題である絶剣ことユウキの存在とこれらがもたらしたアスナの成長。最近では囚われ人だったり、キリトが他ゲームへ行ってしまい出番が無かったりと、SAO時代の活躍を懐かしく思うほどの落ち着き振り、むしろやんちゃなキリトを母性で見守る如くといった風も感じられた程ですが、今回の話で年相応に(否、体験してきた事柄から考えるとそれ以上に)悩み苦しむただの一人の少女を描いており、今回一歩進み出した事でキリトへの依存ではなく支え合うのに見合う存在へより近づいたと感じられました。
 次の8巻は11月だそうで、6月にアクセルワールドが出るとしても、そこから約半年は流石に長いです。しかし毎回長いなと感じつつも気がつくと出ているのですよね。今度はALOでエクスカリバー入手の話などの短編となるそうです。待つしかないので待ちますが、早く次を読みたいものです。

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