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2011.07.18

コクリコ坂から

 丘の上から帰らぬと解っている父へ旗を上げ続ける少女”海”。それを海から毎朝眺め、思う少年”俊”。この二人が出会い、親密さが増す要因となるのが男の魔窟とも言うべき部室棟カルチェラタン。この重要文化財に指定されてもおかしくないくらいの古い建物の取壊しを巡って奮闘する中で、俊の出自に翻弄されながらもお互いに気持を深め合っていくという内容です。

 1963年のまさにこれから東京オリンピックという時代の日常を丁寧に描いただけなので、正直いわゆる子供向けのジブリ作品を期待して観に行くと子どもは面白いのかな?どうなのかな?という作品です。なのでお子様連れというよりは父母を連れていくほうが受けはいいかもしれません。

 若干見せ方が地味かなと思わなくもありませんが、個人的には好きな部類の作品ではありますが、正直なところ思うところも多々あり、今の段階では原作を見比べないと何とも言えないかなといった感じです。

この先ネタバレ注意

 好きになった人が兄弟かもしれないとなり、関係がよそよそしくなるのですが、それでも好きであると自分の気持ちに正直に告白する海のシーンは好きなのですが、モラルに負けたのか、原作もそうなのかは知りませんが実は兄妹ではありませんでした的な結末はほっとする反面ヒヨッたなと思わなくはなかったですね。
 海の提案で生まれ変わるカウチェラタンの件は二人の仲が進展し、離れ、距離を置くという辛い部分ではあるのですが、そんな恋の打算とは無関係に私情は挟まずにカルチェラタンとしてはどんどん生まれ変わっていく様は周りの大多数の気持ちが+に転じていく中、二人の気持ちが落ち込んでいくという、見ている方としては相殺されてフラットな気持ちで事の成り行きを見ているような感覚に。ただ、その後の取り壊し決定から理事長へ直談判への件で一気に上昇する訳ですが。

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