« のうりん | トップページ | たまゆら写真展 in 汐入 »

2011.09.16

丘ルトロジック3 女郎花萩のオラトリオ

 今回は「黙示録」と、「預言者」と、「フランケンシュタイン」の話です。一人の女の子を行きずりで助ける事になってしまい、オアシスを仕切る二大勢力のうち柏木組との対立の末、第二の神楽咲テロを引き起こすという内容です。
 そして今回内に秘めた狂気を吐露するのは萩ちゃんです。箱が嫌い、人が嫌い、人間関係が嫌い、只の閉所恐怖症と片付けてしまうには有り余る恐怖と狂気。普段、兵器の開発や、何時も身に付けている大きなヘッドホン以外はいたってまともに見える彼女ですが、だからこそ今回の萩ちゃんには魅せられたというか、ゾクゾクきたというか。こここそがこのシリーズの肝ではないかと思うのです。何を内包して、普段の生活をおくっているのか。これを知る度に普段の私生活パートでの見方も変わってくる訳です。
 正直、何処へ向おうとしているのか分からない作品ではありますが、読み続けるだけの魅力はある作品ですので、しばらくは付き合ってみようかと思います。

|

« のうりん | トップページ | たまゆら写真展 in 汐入 »

小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521178/52765709

この記事へのトラックバック一覧です: 丘ルトロジック3 女郎花萩のオラトリオ:

« のうりん | トップページ | たまゆら写真展 in 汐入 »