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2011.10.05

CEATEC JAPAN2011

 今年も行ってきました。場所は言わずと知れた幕張メッセです。今年も相も変わらず何も下調べ無しで臨んだので、開場するまで何が目玉のかも分からない状態です。開場と同時に入ったところ、入って直ぐのソニーブースに長蛇の列が出来ており、何事かととりあえず並んでみましたが既に整理券配布終了。どうやら4Kホームシアタープロジェクターの整理券だったようです。次の11:00の整理券配布に望みを託しますが、20分前でも整理券確保できず。結果的にこの日はこの整理券取りに振り回された感じとなりました。開場前から行ってこれだけ苦労した体験コーナーは初かもしれません。以前、ビクターが整理券配布所を設けて、その日一日の整理券を自由に配布するというのをやっていたのですが、この方式が一日のスケジュールが立てやすいので個人的には好ましいですね。まぁ遅く来ると全て無くなっている可能性があるというデメリットはあるのですが。
 そんな訳で今回の目玉の一つである「4K」フルHDの4倍の画素数を表現するこの技術ですが、体験できたのはTOSHIBAのREGZA 55X3のQFHDパネルと、ソニーのホームシアタープロジェクター。そしてSHARPです。その中でもとにかく凄かったのがTOSHIBAのQFHDパネルです。昨年裸眼3Dで沸かせたTOSHIBAですが、さらに改良を加えて2Dと3Dの切り替えを可能にし、2Dでは4Kを表現可能にするというものです。グラスを使用した3Dは像をブラせばいいのですが、この裸眼での3Dではパネルに無数のドーム状の幕を物理的に配置しなければならず、昨年は3D専用のパネルでした。それではあまり魅力を感じないなと思っていただけに今回の2D3D切り替えは衝撃的でした。更に、昨年は距離や角度にかなり左右されていた裸眼3Dですが、それも顔認識により個々の位置を判別し最適な3D映像を提供してくれるようになったようです。個人的には3Dは余り興味がないのですが、裸眼での3Dであれば多少は敷居が下がるというものです。そしてそして何といっても2Dモードの4K!。これがもぅ素晴らしく美しいです。静止画の再生では被写体の女性の産毛が全て見えるという脅威の再現力に、TOSHIBAが培ってきた超解像技術によるフルHD→4Kへのアップコンバート。セルレグザを初めて見た時と同種の興奮が蘇ります。そんな訳で今年のCEATECの私のNo.1はREGZA 55X3で決まりです。
 ソニーの4Kホームシアタープロジェクターも見事でしたが、プロジェクターの使用頻度が落ちている現在、個人的には余り魅力的には映りませんでしたが、フルHDからの4Kアップコンバートや、100万:1と言われるコントラストは見事でした。
 シャープの見せ方は面白く、同じソースをフルHDと4Kのパネルに映し出すというもの。一目瞭然なのですが、特に茂みや、桜の花等細かいものがゴチャッっとした表現ですね、フルHDってこんなにもやっとしていたっけ?と思わせる程鮮明なというよりは目の前にその景色が広がっているかのようなクリア感が印象的でした。
 今までも4K自体の技術発表はありましたが、今年はそれが製品として市販できるレベルになっているという事ですね。少なくともTOSHIBAのREGZA 55X3と、ソニーのプロジェクターは市販が決定しています。家電量販店に並ぶのを見るのが楽しみです。

 4Kだけで随分と書いてしまいましたがw、この他に今回のCEATECで目立ったのは裸眼3D、スマートホーム、ワイヤレス電源供給などでしょうか。今年は震災の影響で節電をテーマにした出展物が多くなると踏んでいたのですが、むしろ昨年、一昨年の方がその傾向が強く、今年は蓄電、更には電気を見える化して家中の家電をコントロールするというスマートホーム的な思想があちらこちらで見る事が出来ました。
 あとはワイヤレスによる電源供給システムですね。数年前からこちらもホットな話題ですが、小さくは機器の充電。大きくは道路に一定間隔で埋め込んだ車への送電構想などなど。充電なんかは規格さえ統一されれば充電器一つで各社の機器が一度に充電できるなんて日も近々やって来そうです。

 その他個人的に気になったものを挙げると、
YAMAHAの板スピーカーならぬ布スピーカー。以前、CEATECの歴史的な展示物で初めて体験したフラットスピーカーですが、今回は布をたわませての実演です。このスピーカーの特徴は音は真っ直ぐ飛び拡散しない事と、遠くまで伝わる事。なので並べて置いても隣の音は聞こえないんですね。工夫次第で色々使えそうなので、私生活の中で思いもよらない使い方を目に耳にする事を楽しみにしたい技術です。

 世界一に輝いた富士通のスーパーコンピュータ「京」。昨年は実際に京に命令を送る体験コーナーがあったのですが、今年はラック一本の展示でした。このラックを800台繋げるそうです。

 今年の村田製作所のセイサク君のチャレンジは曲がった登り坂。セイサク君もセイコちゃんも毎年確実にステップアップしてくれます。ちなみに今年のステージプレゼントはセイサク君とセイコちゃんのトートバックでした。

 ソニーの3D対応ヘッドマウントディスプレイ。その昔、ソニーから初のヘッドマウントディスプレイ「グラストロン」が発売された時に我先にと購入した経緯をもつ私ですが、その時に気になったのは装着感です。グラストロンは黎明期だったこともあり、物自体が重く、適正な位置に固定する為にバンドで頭部を締め付けなければならず、これが相当に不快でした。で、その子孫とも言うべきこのヘッドマウントディスプレイ、どのような装着感なのかと楽しみにして順番を待ったのですが、どうにも手で押さえないと固定できません。コンパニオンのお姉さんにどうやって固定するのかと聞いたら本当はベルトがあるが、今回は回転率を上げる為に外してあるのだそうです。なるほど・・・。ちなみにバンドの無い状態では流石に固定は出来ませんが、ほんの少し後頭部あたりに支えがあれば十分固定できそうな感覚ではありました。まぁ実際に装着してみないと分からないですけどね。肝心の映像ですが、思ったよりも綺麗という印象です。しかしまぁ3Dである必要性があるのかと問われると疑問ですが。

 ソニーの二つ折りタブレット。これは面白いですね。タブレットはとにかくでかいのが個人的にアウトで、どうにかならないものかなと思っていましたが、二つに折るというのは盲点でした。しっかりとマルチタップも対応しており、今後のタブレット市場に影響を与えるであろう発想に今後の展開を期待したいところです。

 ソニーの3Dデジタル双眼鏡。正直用途が分かりません。デジタル双眼鏡自体は前からありますしいいのですが、3Dである必要性はあるのか?

 ソーラー充電可能な電動アシスト自転車に、バイク。ちょっと欲しいですねこれ。今回はモーターショーも併設されており、そこで試乗が出来たそうなのですが、私は時間が無かったので残念ながら・・・。

 タッチ感がリアルなスマートフォン。どうせ振動を返すくらいの代物だとたかをくくっていたのですが、これ意外としっかりとレスポンスを返してくれます。
感圧式だと思うのですが、かなり強めに押し込まないとならないのはもう少し調節が必要だとは思うのですが、細かいHPでリンクが小さくて沢山ある場合などに押し込んだままで滑らせるとリンク毎にぼこぼこするのが非常に面白いです。ただ、電池は食いそうですね。なんかうまい活用方法を考えて欲しいです。

 棒蛍光灯型のLEDなんかもありましたね。あとは輪型とはちょっと形状が異なりますがそれの代わりとなるようなLED照明なんかもありました。幾らするのかは知りませんがw

 今年は完全に電子部品のエリアをスルーしたにもかかわらず結局蛍の光が流れるまでめいいっぱい周りました。音響関連の企業が撤退して久しいのが個人的には楽しみが数段減って、現在では映像コンテンツでその穴を埋めている状況でしょうか。今年は4Kの市販化という事で満足できましたが、もう少し刺激的な技術に出会いたいものです。

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