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2011.11.09

くずばこに箒星

 第10回SD小説新人賞「大賞」受賞作品です。
 あらすじは説明し辛いので世界設定的なものと人物相関的なものを説明すると、この話は学園モノです。この学園は寂れた遊園地を買い取り、建物をそのまま校舎や施設に利用しています。更にこの学校の特殊な制度として学力、人気、貢献度等をポイント化し、全ての生徒を順位化するグレードチェア制度があり、毎日電光掲示板にポイントと順位がリアルタイムに掲載されているのです。そして上位6脚には天才科学者福山昏が作った常に流動し発光する謎の素材で作られた特別な椅子が用意されていて、1stチェアを目指してしのぎを削るのです。
 遊園地を買い取り学園にし、数々の新発見や、旧説の訂正等を成し遂げた天才科学者こそがこの学園の理事長である福山昏です。しかし創設以来当の学園長は姿をくらまし、人前に一切姿を現わしません。そしてこの物語の主人公である福山英知は母である福山昏の息子であり、姿をくらました母を捜す為にこの学園へ入学したのでした。
 そんな常に競争に晒され、性格に問題のある者達が集まる学園で繰り広げられる友情と信頼の物語なのです。

 2ndチェアの英知が1stチェアである生徒会長の依頼で調査をする為に、学園の落ちこぼれ集団であるお掃除部に入部(潜入調査)するところから物語は始まります。結果、お掃除部の悪評に足を引っ張られる形で英知はトリプルデジットまで評価を落とすのですが、そんな中で本当に大切なモノは何かを見つける。というストーリーで、素直に絆や友情を描いているのが高評価です。また、学園の"くず"扱いされているお掃除部と、この日やってくる流星群(くず星)、お掃除と、箒星など、色々掛け合わせてあって、読み方によって色々解釈できる面白さも含んでいます。最後のオチもなかなかw途中、お掃除部が学園の皆から蔑まされるような描写はキツイですが、最後にしっかりと成果を評価されているのは素直に気持ちの良いラストでした。

脳内キャスト
小花:花澤香菜
英知:福山潤
なつき:伊藤静

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