« おジャ魔女どれみ16 | トップページ | アクセルワールド10 -Elements- »

2011.12.12

サクラダリセット6 BOY,GIRL and -

 3巻以来の好感触!冒頭は文化祭。この雰囲気は人の背中を押してくれるものですが、あのケイがとうとう春埼に告白し、思いを伝え合います。そしてケイに嫌われまいとしながらも勇気を出してちょっとだけ独占欲を出す春埼がちょー可愛い!しかしその裏で進行する咲良田の終わり。冒頭の幸福は喪失の為のエッセンスなのはまぁ読み始めて直ぐに感じ取れましたが、それが納得できるかは別の問題で、しかしその結末にケイも納得せず、たった一人で立ち向かおうと決意するところで下巻に託されるのです。そう、今回のお話は初の上下巻構成なのです。
 今回の6巻は、今までの5冊かけて置いてきた布石を一気に回収しにかかったという感じの巻です。そうです。やっとこの話の目指すところが明らかにされたのです。1巻からさんざん振舞わしてきた相馬菫が実は黒幕ではなかったというのにも多少の驚きはありますが、ただ純粋にケイを思い、ケイの幸せだけを願って自分を殺してきたというか比喩ではなく本当に自分を殺してまでケイの為に尽していた事が何より驚かされました。傍から見ると春埼をケイに薦め、勝手に嫉妬して、死んでまで二人の間に割り込もうとしているように感じていたのですが、ただ、自分はチキンカレーを彼に作ってあげ一緒に食べるというただそれだけのささやかな事を実現する為に春埼とケイの中が深まるのを見守っていたをの知るに相馬菫の印象ががらりと変わりました。そして彼女の目的も含めてさまざまな事が明らかになります。咲良田が能力者の街になるその生い立ちすらも。
 ケイも近い未来に咲良田がどうなるのかに気づき奔走しますが、尽く後手に回り、ついに黒幕の思惑通りに事が成されてしまう訳ですが、ケイ自身が今までの比ではないほどに闘志を燃やして次巻に続きます。春埼の事も気になりますし、相馬菫の事も気になります。何よりケイがどのような手を駆使するのか?次巻が楽しみです。

|

« おジャ魔女どれみ16 | トップページ | アクセルワールド10 -Elements- »

小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521178/53492990

この記事へのトラックバック一覧です: サクラダリセット6 BOY,GIRL and -:

« おジャ魔女どれみ16 | トップページ | アクセルワールド10 -Elements- »