« トワノクオン第六章 永久の久遠 | トップページ | サクラダリセット6 BOY,GIRL and - »

2011.12.07

おジャ魔女どれみ16

 あのおジャ魔女達が高校生になって帰って来ました!高校生までの語られていないエピソードが想像できるような高校生の彼女達。でも小学生時代のそのまんまではなく確かに確実に成長している彼女達を見れるのは懐かしくもあり、それでいて新しく、何より嬉しさが込み上げてきます。特にこの16歳という限りなく大人に近い、でも未だ大人になりきれていないこの時期を描くことの意味というか意思がビシビシ伝わってきます。現在、「たまゆら」というこちらも佐藤順一監督の作品ですが、まさに高校一年生で将来のことで悩んだり、焦ったり、笑ったり、泣いたりと右往左往しながら一歩づつ前へ進んでいく物語で、今回のおジャ魔女どれみ16を読んで物凄くかぶる部分があり、今回この小説には佐藤監督は関わっていないと思うのですが、佐藤監督が手がけたTVシリーズとして放送された作品が、同じ題材でこうして帰って来た事に色々な思いを重ねてしまいます。

 特に今回の物語で印象に残ったのは魔法を返してしまって使えない状態から物語が始まることです。おんぷちゃんの行方が知れず、悪い記者からおんぷちゃんを守る為に止む終えず再び魔女見習いとなる事を決意するどれみと、はづきと、あいこですが、それも自ら制約を設けます。そしてその制約が破られた時にタップを失うという魔法まで女王様に掛けてもらうのです。まず魔女の資格を得た時に自ら辞退し普通の人間として暮らす事を選択した彼女達。この件は往年のぴえろの魔法少女シリーズの根本であり、更にこの状態から再び魔女見習いとなる決意をするのは新しいのですが、それ程の決意をして辞退した資格を一時的にとはいえ再び得るというのは私個人としては複雑な思いです。ただ、先に述べた制約によりかなり厳選した使い方をしているので直ぐに懸念は消え去ったのですが、恐らくこの物語を終える時には再び力を返すのだろうと思われるのですが、その描き方は今から楽しみです。

 細かい内容で特筆するとするならばあいこちゃんが再び大阪から帰ってきます!行方をくらましていたおんぷちゃんも悩みに悩み自分の未来を見つめ直して進むべき方向を決めます。そしておんぷちゃんも帰ってきます!しかし魔女見習いの力は頑として受け取りません(ここみどころ)。そしてももちゃんは海外に行っているということでずっと語られなかったのですが、最後の最後で登場!続巻が待ち遠しいです。

 大体は小学校からの人間関係で物語が描かれた1巻ですが、当然新キャラも出てきます。なんな中で一番驚きを見せたのがどれみとあいこの高校の担任である八巻六郎です。物語を一本〆てしまうほどの存在感を発揮した彼の今後の動向も気になるところです。

|

« トワノクオン第六章 永久の久遠 | トップページ | サクラダリセット6 BOY,GIRL and - »

小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521178/53430826

この記事へのトラックバック一覧です: おジャ魔女どれみ16:

« トワノクオン第六章 永久の久遠 | トップページ | サクラダリセット6 BOY,GIRL and - »