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2012.11.10

ねらわれた学園

 ねらわれた学園のアニメ映画化!それを知った時の衝撃は計り知れませんでした。しかもキャラデザがドストライクではないですか。今パンフレットを見てみると「ふしぎ星の☆ふたご姫」の作画監督だったのですね。道理でストライクなわけですw更に美麗な美術と、ryoの「銀色飛行船」があいまった魅力たっぷりのPV。これは初日に絶対に見に行かねばと思ったほどです。

 私にとって「ねらわれた学園」といって思い出すのは30年前の原田知世主演のTVドラマです。主題歌の「ときめきのアクシデント」は今でも歌える程ですが、(実際に先日のカラオケで、勝手にアニメ映画化記念として歌ってきたばかりです。勿論30年間一回も歌ったことはないw)好きで見ていたという記憶はあるのですが、かといってどんな内容だったかと問われるとさっぱり思い出せません。今回のアニメ版を見て、そういえば超能力を使って学園を支配しようとしていた連中と戦うみたいな話だったなと思いだしたくらいです。

 そして初日の舞台挨拶に見事当選。出演者は関ケンジ役の本城雄太郎さん、春河カホリ役の花澤香菜さん、京極リョウイチ役の小野大輔さん、そして監督の中村亮介さんの4人です。ショートカットになってからの花澤さんを初めて生で見ました。可愛すぎるだろwそしてフリートークに慣れていないらしい本城君。しゃべり終わる前にマイクを離してしまう癖があるらしく始終小野さんにいじられていました。そんな本城君が可愛くてたまらないという感じで萌えまくっている花澤さんに萌えていた私wそして監督の人の良さが伝わって来るような方で、低姿勢なのはいいのですが、だからこそもう少し作品についての思いなどを語って欲しかったなという思いはありました。

 簡単にあらすじを説明するとクラスメイトの春河カホリに思いを寄せる主人公の関ケンジ。ケンジとは幼馴染で家もお隣さん、カホリとは親友でもある涼浦ナツキ。そして謎の転校生京極リョウイチ。そのリョウイチに心惹かれる春河カホリの4人の恋愛青春ドラマというのがこの作品のテイストでしょうか。そして京極はこの時代に能力を使える仲間を増やす為にやってきた未来人で、徐々に能力者が学園を支配していく・・・。京極の目的に先に行き着く結果は!?そして4人の恋模様は!?といった感じの物語でした。

 フィルムが始まって直ぐに美麗な背景とこれでもかというくらいに差し込む光の演出。そしてとにかく舞いまくる桜の花びら!(この時思ったのは今の技術でR.O.Dを作ったなら物凄いものが作れるだろうなでしたw)そして美しすぎる鎌倉の風景。もう一発で鎌倉とわかりました(極楽寺駅を改札正面の桜と描かずにあの角度で表現するのはある意味すごいなと思いますw)。位置関係もほとんど分かりました。気に入った作品の聖地巡礼をしてフィルム外の空間を認識し、キャラの行動を思い描くという楽しみがありますが、鎌倉に関しては初見のフィルムでありながらその楽しみ方が可能だったことには自分でもちょと苦笑い(^^;

 現代風にアレンジされており、学校では携帯の持ち込みについて議論されます。その中でとても印象的だったのが生徒会長の言葉で、一人ひとりに携帯の所持の是非を問うと「必要はない」という意見になるのに何故集団になると「必要」という意見に代わるのか?人の気持ちは人にあるのではなく集団という空間に存在するのか?それに対する副会長の言葉で誰かがいることによって生まれる感情はあるのではないか?というとても深いやり取りが冒頭で交わされます。先生もこう言います。所持する事で人と繋がっているという安心感を得たいだけではないのかと。この携帯所持の禁止のきっかけになった携帯により傷ついた少女は不完全なツールだといいます。そして主人公であるケンジの祖父は相手が不便がるのでしかたなく合わせて持っていると。この携帯という現代の必須とも言うべきツールを題材として物語が描かれるわけですが、その対極として学園内で秘密裏に広がり始めるのが京極が裏で糸を引いているテレパシー能力者達。その規模は拡大し学園支配にまで行き着くわけですが、正直なところこの能力者の反乱は物語のおまけでしか無いように感じられました。中心はあくまでも4人の人間ドラマでした。恐らく見た人の中でもここは賛否あったのではないかと思います。「ねらわれた学園」としてのテイストを期待した人には物足らなかったのではないかと思いますし、かといって人間ドラマが悪いわけでもありません。それはそれで良かったと思うからです。しかし、私自身ストーリーとしてはカッチリはまらない感覚も感じているのです。

 私自身、細田守監督の「時をかける少女」の感覚を期待していたと思います。そういう意味では私自身が原作を知らなすぎるという事もその物足りなさの要因なのかもしれません。現にケンジの祖父と京極の父の関係、そしてこの時代の人だという京極の母の存在はフィルムからでは明確な解を出せませんでした。それはパンフレットの監督に対するインタビューで少し語られており、原作とのリンクが示唆されています。これは原作を読んでもう一度このフィルムを見る必要が有るなと感じました。問題はそれまで公開されているかということですがw

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コメント

私も「ときめきのアクシデント」歌えます(´ー`)

投稿: とま | 2012.11.25 23:39

とまさん
いろいろと御無沙汰しております。

歳がばれますよw

投稿: Poi@管理人 | 2012.11.26 11:43

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