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2013.02.24

三番目の恋人

b.order主催「三番目の恋人」を観劇してきました。実は昨日の昼公演も観劇したのですが昨日の感想もまとめて書かせていただこうと思います。

場所は乃木坂にあるTheater&Company COREDOです。地下にあるBAR件イベントスペースのあるお店で、飲食をしながら観劇が出来ました。今回のお芝居が囲み舞台となっており、内容も正にその空間を利用したお客と店長のコメディーとなっており、さながら店内の隣のテーブルのいざこざを覗き見しているような感覚にもなるそんな舞台でした。

 軽く内容を説明すると既に潰れてしまったBARで元店長が旧友への見栄の為に一日だけ営業を装う。というところから始まります。そこへやってきたのは旧友ではなく以前この店で店長の協力で結婚を決意した夫婦でした。しかし険悪な雰囲気で、離婚するか悩んでいる様子。そこへ遅れてやってくる旧友ですが、彼も又今交際中の彼女にプロポーズする為の手助けを店長に頼むのでした。話を聞けば聞くほど離婚を悩んでいる夫婦の境遇とそっくりなカップルに次第に自分たちの離婚問題と同様にそちらの事が気になり出します。いつの間にか夫婦と店長が一緒になって告白をサポートするという展開になるというコメディータッチの内容となっています。
 今回の配役をひと通り説明しておきますと、店長役に今回の主催であるb.orderの一人島田雅之さん。昔menteurで結婚を決めた夫婦の夫役に山本佳希さん。妻役に大久保藍子さん。店長の友人に今回のもう一人の主催であるb.orderの佐々木恭平さん。その彼女役にやはり主催であるb.oderの真田アサミさん。バイトのウェイトレス(店員①)役に小山ごろーさん。もう一人の店員でありピアニスト(店員②)役に森田孝太さん。の7人のキャスト構成となっています。

 まず開演5分程前から芝居のセットであるテーブルのクロスをセッティングし始める店員風の男性。おや?もしかして芝居は始まっている?と思わせて、「あ、未だ芝居は始まっておりません」というおどけた前置きから諸注意等の説明をはじめる今回の主催であるb.orderの一人である島田雅之さん。芝居は始まっていないと言っていますが始まっているのは明らかですwこういう風にステージも緞帳も無いフラットな囲み舞台だからこその演出にまず新鮮さを感じさせられました。
 以前初めて囲み舞台を体験したのはやはり今回の脚本家である広瀬格さんの脚本&演出だった女子%さんの「water cooler」でした。あの時は約180度の見下ろしの囲み型でしたが、今回は中央が舞台スペースとなっており両サイドに囲むように客席が配置されています。ステージと客席の段差も殆ど無く、役者の駆け回るスペースに隣接して座席があるような近い空間なので、見ている私達も隣のテーブルで起こっている事を見ているような感覚にさせられます。セットもテーブル2つと4脚の椅子、テーブルとテーブルの間の観葉植物が3鉢、それとピアノだけという現代劇だからこそのセットにお金と時間をかけないシンプルな構成。だからこそ役者の芝居と脚本のみが勝負となる芝居なのだなと見て取れます。実際にテンポも良く、60分間全く休むことなく矢継ぎ早に展開される内容に、あっという間だったという感覚と、60分位上の内容を感じさせるという感覚の両方を感じることとなりました。

 冒頭で夫婦が店長から聞いたとされる今回のお芝居のタイトルにもなっている「三番目の恋人」の話しというキーワードがカップルの彼女からされる展開に「おや?」と思うのですが、最後の最後で彼女と店長が元付き合っていたということが明かされるシーンでは「smokers」でいうところの一服する直前の一コマを感じさせます。終始笑いの耐えなかったと言っていいドタバタコメディなのに最後にほっこりとさせられる。やっぱり広瀬さんの脚本は好きだなと改めて感じました。

 個人的には真田アサミさんをメインに観に行っているということもありwやはり登場シーンは良かったです。お嬢様然としたアサミさんを見る機会というのもそうそう無いですしねwコートを脱いだ時の衣装などドストライク過ぎてときめきがメモリアルじゃなくて跳ね上がりましたwそのあとに続く満面の笑顔での怒った演技も素晴らしくこれだけでも観に行った甲斐があったというものです(爆)。

 笑いを生む演出であった反面、少々残念にも思ったのがスケッチブックを使った演出です。囲み舞台という特性上、どの席からでも楽しめる演出というのが条件となるのですが、あの演出においては入り口側の席からは180度の角度になるためにスケッチブックに書かれた文字が見えなかったのではないかなという事。だからこそ壁に張り付くようになるべく多くの人に見えるように演出していたのは見て取れましたし、さり気なく声に出していたのも分かるのですが、座った場所によって結果楽しい演出を見落とすことになった方が居たと思うと残念だなと思ってしまいました。

 個人的には千秋楽での乾杯に参加でき、アサミさんとの乾杯という密かな夢も実現できたのは非常に嬉しかったです(嬉)。稽古時の裏話等も聞けましたし。その時に聞いたお話ではやはりb.orderは今回の為のユニットなので今後の展開はわからないとのこと。個人的には広瀬さんの脚本も含めて今回の企画はとても嬉しかったので今後も続いてほしいと思うところです。

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