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2013.04.21

ココロコネクト アスランダム下

 とうとうシリーズが完結しました。衝撃を受けた1巻目から3年。メディアミックス展開を始めた時はこの作品が受け入れられたという嬉しさと同等の心配をしたものです。好きだからこそのアニメ化への絶望感もありました。そんな数々の事を乗り越え、大団円での完結です。
 前回からの続きモノとなっていた今回の完結編。前回では大勢の生徒が孤立空間に閉じ込められ、それぞれが現象にあっている。それを救おうと敵対関係にあったふうせんかずらと共闘し、孤立空間へと向かった文研部。というところで終わた訳ですが、まさにその続きから始まります。目標は皆の記憶と自分達の記録を守ること。そして無事に脱出すること。その為の方策としてふうせんかずらから提示されたのは「皆の心を一つにする」こと。
 ふうせんかずら達の事や、強制終了の事など、話してはならない制約の多い中で上手く行かないどころか事態は悪い方向へと進んでいきます。果たして皆無事に現象を終わりにできるのか!?
 といったところでしょうか。読んでた時は(前巻から)会長はもしかしたら3番目と繋がりがあるのではないかと疑ったりもしましたが、全然そんなこともなく意外とあっけなく終わった感があります。文研部が中心の話なので大団円で終わりを告げたことはよいのですが、結局ふうせんかずらとは何だったのか?ふうせんかずらや、特に今回の件で三番目はどうなってしまったのか?このへんがあやふやなまま終わってしまった感が拭えませんでした。

 作者のあとがきはメディアミックスについて色々なことを彷彿させる内容で、苦労が伺えました。このことについてまず思ったことを述べると、ある作品について仕事をするにあたって、どんなメディアであろうと原作を読まないというのはプロとして意識が欠けているのではないか?こんな事が今でもまかり通っているのだなという思いと同時にそんな人には関わって欲しくないということ。
 次に思ったのは色々問題にもなったパワハラ事件である。作品に関係のないところで作品を支援するべき立場にある人物が作品に泥を塗ってどうするのだ。こんなことだから未だにメディアミックスに対する不安が拭えないのだ。
 また、作者自身次の作品は当分書かないであろうことを匂わせる内容で締めくくっている事は残念でもあるが、書きたいものを書いてほしいという思いもあり、そこは気長に待ちたいと思う。
 兎にも角にもお疲れ様でした。次回作も楽しみにしています。

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