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2013.07.20

風立ちぬ

 公開初日に観てきました。チケットを取った2日前は結構席も空いていたのですが満席になっていました。なんだかんだでジブリ作品の集客は凄いものです。
 さて、今回のお話はゼロ戦の設計者である堀越二郎をモデルに堀辰雄の作品である「風立ちぬ」のテイストを絡めた作品になっています。

 作中、関東大震災の描写があるのですが、正に大地が唸りを上げる表現がSEを人体の発する音で表現したという効果が最大限に生かされていたのではないかと感じました。あとは波打つ大地の表現も非常にアニメチックなのに恐ろしさを感じました。
 ただ、個人的にはそれ以外の(特に飛行機の駆動音など)に関してはなまじ人の音という認識があるだけに気持ち悪く感じてしまいました。

 個人的に凄くいいなと感じたのは後半以降の会社での勉強会のシーンです。皆向上心に溢れていて私もこの世代の事は知る由もないのですが、昔良き日本の仕事の風景というのはこれはオーバーだとしてもこういった感じだったのだろうなと感じずにはいられませんでした。

 あとはタイムリーな事にこの作品を見る1週間ほど前に会社から結核患者が出たのですが、今でこそ若者であれば対処さえ間違わなければ死ぬような病気ではない結核もこの時代では不治の病であり、致死率も相当なものだったのでしょう。サナトリウムですか?ホントにあれで治るのかと?逆に弱らせて死期を早めているだけなのでは?と思わせる療養法を見て時代が変わったのだなとしみじみと感じる映像でした。

 しかしながら色恋に関してはどれだけ時が経とうともそんなには変わらないのだなとも思う映像に少しほっとしたりもします。

 と、思ったところを色々綴ってみましたが、結局のところゼロ戦を飛ばしたい作品であるというのは変わりようもなく、そういった方面の趣味の方が見れば楽しくも言いたい事の多くある作品なのだと思います。とりあえず子供連れで見に行くのはいささか危険な香りのする作品ですねw上映時間が長いだけに子供が空きだすと大変かもしれません。

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