« ネバー×エンド×ロール ~めぐる未来の記憶~ | トップページ | 風立ちぬ »

2013.07.20

SHORT PEACE

森本晃司監督「オープニング」
森田修平監督「九十九」
大友克洋監督「火要鎮」
安藤裕章監督「GAMBO」
カトキハジメ監督「武器よさらば」

といった構成のオムニバス4作品です。
「九十九」
 九十九神という言葉がありますが、まさにモノにまつわる話で一人の男が雨の中森で迷い祠で雨宿りをしたところから話が始まります。
 壊れて捨てられたモノが次々と男へ押し寄せる中、男は道具箱から道具を取り出し片っ端から直していきます。それを繰り返すうちに大ボスに辿り着くわけですが、直せるレベルを超えた朽ち果てたモノと対峙し、供養することで事を収めるという物語です。

「火要鎮」
 江戸時代、一人の娘が居ました。そのお屋敷の隣には娘が恋い焦がれる同じ歳の若者がおり、ある日火消しに憧れるあまり親に勘当されます。若者に会えない日が続き、親の言いつけで結婚も決まってしまいそのことを憂いているととある所業でお屋敷が火事になります。火元は娘の部屋。火消になるために勘当された若者会いたさに火が広まるのを見逃す。といったお話。その後火消となった男がいの一番に駆けつけるのですが・・・。

「GAMBO」
 巨大な流れ星が落ちた夜、鬼が現れ村を襲った。鬼は村の娘を次々と攫っていき、とうとう村には幼子一人を残すのみとなった。そんなある日幼子は森で泣いていると一匹の巨大なクマと出会う。不思議と心が通じ合った幼子と巨大熊。幼子は言葉が通じる等とは思っていないが現状をクマに吐露するのだが、その熊こそ悪魔と呼ばれた大熊だった。賢い大熊は幼子の為鬼を迎え討ちに行く・・・。といった内容のお話。

「武器よさらば」
 荒廃した未来の話で、昔のテクノロジーや資源を回収して生計を立てているハンターの物語です。今回のミッションの街を警邏している自立式戦車を相手にドンパチやりながらブツを回収するという内容です。

 どの作品も共通するのは最後に富士山が登場する事。個人的に好ましかったのは「GAMBO」でしょうか。一番救われなかったのは「火要鎮」。それぞれメッセージは感じられるものの面白かったかと言われると言葉に窮してしまいます。最も娯楽性のあった作品は「武器よさらば」ですが、武装に対する空しさから来る苦笑的な(^^;ただどれも個性的な映像美を持っている作品ではあるのでそういう点では見てみては如何でしょうか。

|

« ネバー×エンド×ロール ~めぐる未来の記憶~ | トップページ | 風立ちぬ »

アニメ」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521178/57887911

この記事へのトラックバック一覧です: SHORT PEACE:

« ネバー×エンド×ロール ~めぐる未来の記憶~ | トップページ | 風立ちぬ »