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2013.11.28

書店員の恋

 久しぶりに一般書ですw軽く内容を説明すると書店員で働く女性が主人公のお話です。その女性には彼氏が居て、その彼氏はフランス料理で自分の店を出すことが夢で、しかし現実はというと働いていたフランス料理店が潰れてファミレスでのバイトで生活をしている状態なのです。
 物語の冒頭で主人公の女性がフロアチーフに昇格することになります。この事で物語が動くことになります。彼氏はとりあえず安定した収入を得る為にバイトしていたファミレスの正社員になります。(本書では語られていませんが、彼女の昇格に危機感を感じたのでしょうね)要するにこの彼氏は経済力が無く、その為に夢まで諦めかけているのです。
 一方、フロアチーフになった事で手掛ける事になった最初のプロジェクトはこの時売れ筋である携帯小説の特設コーナーを手掛ける事。勿論大の本好きである彼女は携帯小説の何がいいのかわからず戸惑う訳ですが、押すからには読まなくては!と努力をします。その結果彼女の手柄によりベストセラーが誕生することになります。その功績に作家本人が是非お礼をしたいという事で出会う訳ですがその作家はその女性に恋に落ちます。
 書店員の恋の行方は?といった内容です。

 要約するとお金のない彼氏とお金のある作家からのアプローチ。どっちを取るのか?という一言で言ってしまうとみもふたもない訳です。
 この物語に出てくる他の登場人物たちもお金と恋に揺れる様々な人達が登場します。愛が無くてもお金さえあればと言い張る同僚。愛さえあれば相手が子持ちでもと愛に溺れる旧友。愛はお金で買えると言い切る親戚の子。などなど。そんな中で印象的なエピソードは、主人公を支える人物の一人で、バブル時代を現役の社会人として生き抜いた出版会社のお姉さまがいるのですが、その人に今も昔も三高(高身長、高収入、高学歴)を射止めるのに女性は必至ですね。と、いうようなことを言うのだが、その事を真っ向から否定されます。はたから見ると同じに見える行為ですが、バブルの頃、女性が自立を目指した時代の三高は、今の玉の輿狙いではなく、あくまでも自分に釣り合う男を探している行為であり、志が根本的に違うというのです。女性視点で書かれた作品ですが、ここで厳しく現代の女性に対して警鐘を鳴らします。

 結果は読んでのお楽しみという事にしておきますが、まぁ作家のおじ様の実に積極的でありそれでいて紳士な事。正直超お金持ちに会う度に予想もつかない接待をされる訳ですからまぁ心が揺れるのもわかるというものです。

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