« たまゆら もあぐれっしぶ 上映会むっつめ | トップページ | THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014 »

2014.02.22

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

 本日で(1月25、2月1日、15日、22日と)5回目の鑑賞となるアイマスの映画。普段であれば初日の感想をアップしているわけですが、時間がなかなかとれなかった事と、感想がなかなか纏まらなかったということもありこうしてライブ当日まで先延ばしにしてしまいました。

 一応さらっとあらすじを説明しておきましょうかね。TVアニメからそれ程時間も過ぎていない延長上のお話です。765プロの面々の人気、仕事ぶりも益々好調となっている頃、アリーナライブの話が決定します!これまでよりも格段に広いステージを演出する為にバックダンサーをアイドルスクールから選出し、合宿などを経て調整を進める中、バックダンサー達の場慣れも兼ねた小さなステージで一人の子が失敗をしてしまいます。その事がきっかけで失敗した子がレッスンに出なくなってしまい、ダンサー達のレッスンもままならない状態に。その子を切り捨てて先に進みたいという意見と、レッスンに参加できない理由を聞いてからと主張する今回のリーダーに任命された春香。ステージの行方は!?そして彼女達の輝きの向こう側とは!?といった内容です。

 TVアニメの延長である。と冒頭で書いている通り、TVシリーズを見終わった人であれば、冒頭の10分程度の映像で彼女達の成長を感じることができるでしょう。映画からでも十分に観れる内容にはなっていますが、1カットのしぐさや表情だけで語るシーンも多く、人間関係を把握していた方が何倍も楽しく観ることができるでしょう。映画からでも観れると言った理由としては、ストーリーが分かりやすいのもありますが、私がそうだったのでなのですが、とにかく人数が多い!その事で導入で敬遠されるのではないかという心配があるとおもうのですが、今回の映画では人数が多い中でも主軸となるのは数人なのです。まずライブのリーダーに任命された春香。そしてレッスンに参加しなくなってしまった可奈。先ずはこの二人でしょう。そして可奈を切り捨てて先に進もうと主張する志保。そして春香をサポートするという意味では765のメンバー全員ではあるのですが、そんな中でクローズアップしたいのが一番近いところで支えてくれる千早。春香を認めているからこそライバル心を持つ美希。そして今回のキーマンである伊織。登場人物こそ初見で全員把握しようと思ったらしきれないでしょうが、映画の軸だけを追えば非常にシンプルな人物構成なのです。

 今回個人的にとても好印象だったのがアイドル候補生としてのミリオンの面々です。正直、ミリオンライブの発表があった時、765のアイドルとして50人?もの設定がいきなりされて、次々とCDが発売され、完全に気持ちで置いていかれました。なんなのだ?この有象無象たちは?と本気で思っていました。それは同類コンテンツであるシンデレラガールズが765とは一線を引いた形で独り立ちを果たしていたから尚更でした。あとはライブが絡むことが容易に予想ができたからです。765の面々だけでも聞きたい歌が十分に回らないのに有象無象と思っている娘達が関わることで765の面々の時間が減るではないかと。などなど、特にミリオンに対しての私の感情は良くなかったのです。
 それがこの映画では765に所属する前のミリオンの面々でいうとほんの一部(7人)ではありますが、バックダンサーという形で描かれます。更に可奈においては春香に憧れてという設定で描かれており、春香への告白>失敗>挫折>奮起を経てステージに立つ可奈や他の6人は最早有象無象ではなく応援したい娘達に変わっていました。寧ろM@STERPIECEのステージでは765の面々よりもちらちら見えるバックダンサーを目で追い目頭を熱くしていた程です。

 プロデューサーの海外研修をストーリーに盛り込んだ事で物語がグッと引き締まったことも特筆したいですね。ゲームをプレイしたことのある人は皆「おぉ!」と感じたのではないでしょうか?ゲームのシナリオ通りだからです。本作ではその事でアイドル達がプロデューサーの手を借りずにできる事は自分たちで行おうという意識が明確に芽生え、そしてライブを成功させて笑顔で送り出そうとアイドル達自身が気持ちを一つに頑張ります。

 演出で見せる水と鏡について。今回見ていて思ったのが全編通して水が表情を持っていたことでしょうか。これからの希望に満ちた朝の海岸。合宿でのワクワクに満ちた海水浴や、水鉄砲。練習が上手くいかなくなってからの長雨。可奈を探しに行くと決めた水溜りに踏み出した一歩!可奈の気持ちを表すような雨。そして気持ちを確かめたアリーナでの涙。その後雨が上がったことによる夕日の演出。
 そして随所に見られた鏡の演出も目を引きました。孤独感、出口を模索して悩んでいるシーン等で見られたシーンですが、後ろ頭を見せつつ、鏡の方で芝居をさせることで自分自身に独白しているようなそんな風にも受け取れる演出でした。

 まぁ正直春香の考えは甘いと私も思います。今回は志保が悪者のような扱いで描かれていますが、その考えは理解できるし、私が同じ状況に立たされたなら志保と同じ選択をしていたことでしょう。しかし、この作品において「他にもっと良い方法があるのかもしれない。だけど私は天海春香だから」。の一言は全てを納得させてしまいました。その後の志保との会話で「考え方はそれぞれでいい。ライブを一緒に成功させよう。」の一言が前の言葉に更なる深みを与えました。

 近年TVシリーズからの劇場作品が多く公開されています。私もいくつか見ていますが、ほとんどがTVの総集編です。そんな中でも上手く作ったなと思えるのは「あの花」くらいでしょうか。完全オリジナルという意味では「まどかマギカ」位ではないでしょうか?(※「なのは2nd」は焼き直しとはいえ別格です。寧ろ焼き直しのほうが素晴らしいw)そんな中で多くのファンに支持されている劇場作品というのは本当に一握りであり、そんな数少ない一握りの中にこの作品は入ると断言できます!色々なイベント的なスケジュールのしがらみの中で作成されたと思われる本作品ですが全ての関わったスタッフに「お疲れ様」と「ありがとう」の言葉をこの場をお借りして贈らせていただきます。

 好きなシーンはいっぱい有るのですが、いくつか上げるならやはり
・リーダーを発表した時の美希の表情。
・レッスンでいつも一人で居る志保に語りかける伊織。
・縁側で春香とプロデューサーが語っているシーン。
・枕を律子に投げて振りかぶり終わった姿勢の伊織w。
・屋上での律子のパンチ。
・このままのダンスでやりたいと主張する奈緒と、そのTシャツの裾をずっと引っ張っている美奈子w。
・春香に対して何故あなたがリーダーなのかと言ってしまう志保を嗜める伊織。
・萩原邸。
・伊織邸。
・可奈を探しに行くと決めた水溜りへの一歩。
・アリーナで瞳に希望を宿す可奈と、不安に震える志保。
・「天海春香だから」
・可奈に真っ先に駆け寄る星梨花。
・泣いている春香に「その為に私たちが居るんじゃない」という伊織。
・まだ天海さんの考え方は理解できないけどという志保に対して考え方はそれぞれでいい。ライブを成功させようという春香。
・M@STERPIECEのステージで満面の笑顔の杏奈。
・エンディングロールでの可奈に向ける志保の笑顔。
・エンディングロールでの志保と伊織のツーショット。
あれ?なんか伊織のシーン多くない?w

不思議
・横浜アリーナへ行くシーンはその後の夕日の土手のシーンの前カットで写る朝顔が示すとおり夏。ライブは千早が母親に手紙を出すシーンで分かるとおり秋以降。なのに横アリの表には既にポスターが張られ、設営準備が始まっている?下見だけで設営は未だだったと解釈してもポスターは早すぎる気が。
・レッスンが遅くなった為に萩原邸と伊織邸に分かれる面々。春香と千早だけは別行動だったが、皆が帰れないという理由で泊まったのなら都内に住んでるであろう千早はともかく春香は帰宅に間に合っていたがそのへんどうなの?春香と千早だけ早めに上がった?

気がついたエラー
・事務所のPS3が黒かったり白かったりする
・事務所での伊織の私服が一瞬合宿時のものになる
・閉じたはずの週刊誌が開いている
・空港での見送りで、春香に呼び止められる前にPが反応している

気になるシーン
・井戸からぷちシューを拾うまでの「悪の華」のような無駄にぬるぬるした動き(^^
・可奈と電話しているときの春香の足の甲の角度
・アイドルアワードのトロフィーの女の子のマークw

|

« たまゆら もあぐれっしぶ 上映会むっつめ | トップページ | THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014 »

アイマス」カテゴリの記事

アニメ」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521178/59191333

この記事へのトラックバック一覧です: THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!:

« たまゆら もあぐれっしぶ 上映会むっつめ | トップページ | THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014 »