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2014.06.18

三日間の幸福

 人間の命は金額に換算するといくら位か?10年前の10歳の頃、道徳の授業で問われた質問。そんなからこの物語は始まります。そしてこの主人公は三ヶ月を残して全ての寿命を30万で売ってしまうのです。

 私は子供の頃、死という概念が受け入れられず、物凄く怖いものとして認識していました。怖いものという意味ではまぁ今も変わらず怖い訳ですが、そんな怖さをまぎらわし、落ち着いて死を迎える為に宗教というのがあるのだと私は認識しています。
 この本を読み終わった後の感覚としては、こんな死なら死ぬのも悪くないなというものでした。同時にもし死期わかったとしたら、その直前にこの本を読み返すことでその恐れは拭われるのではないか?そんな風にも思ってしまいました。

 どうしようもない人間の、どうしようもない人生の、だけど羨ましくもある最後の3日間が約束された、そんな優しい物語です。お薦めの一作です。

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