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2017年2月

2017.02.10

「ClariS 1st 武道館コンサート ~2つの仮面と失われた太陽~」の感想

 2017年2月10日(金)待ちに待ったこの日がとうとうやってきました。前日は地元でも雪が降った為心配していた天気ですが、予報では雪がちらつく事があってもそれほど崩れない感じということで幸先としてはまずまずといったところでしょうか。

看板

 

前回クレーンゲームに並ぶも10人程前で終了してしまった反省を踏まえて当日は現地7時を目指して地元を始発に近い時間に出発。現地に到着すると既に北門に届こうかという長蛇の列。平日だというのに驚きです。まぁ結果から言いますと物販もクレーンゲームも前回の反省が活かされているようで進みも在庫に関しても特に特筆すべき問題もありませんでした。流石にTシャツやタオルは15:00位には品切れになった様ですが、お昼過ぎには並ばなくても買えたようですし、クレーンゲームに至っては終演後も在庫切れは無かったようです。

 その他当日にはクララ、カレンの手形タッチコーナーや、FC会員へのオリジナルチケットの配布などがありました。

 あとは近隣のお店ではこういったイベント事には慣れたものなのでしょう。「ClariSファン歓迎」なんていう看板を掲げているお店も幾つかありましたね。

 そして心配していた天候は15:00辺りから急に崩れ始め、雪が降ったり止んだりを数十分間隔で繰り返し、そんな天候が開城時間(今回はあえて城にしてみましたw)を過ぎても続いておりました。

 入城。今回はアリーナだったのですが、3階まで埋まっている客席を見てアリーナが狭き門だったと実感すると同時に新生ClariS初お披露目の為に参加したリスアニ5で私自身も初武道館で3階の末席で見た光景を思い出し感慨にふけっていました。

 さて、今回のステージ構成ですが、メインステージがあり、その後方に舞台幅と同じ大階段があり、階段の上が2階の踊り場になっています。そしてメインステージの前方を両袖に向かって上りのスロープになっており両袖にも踊り場。そしてそしてなんとメインステージセンターから客席に伸びるランウェイ!そうです!せり出し舞台があるのです!!そしてバックには大スクリーン。両サイドにもサブスクリーン。そしてそしてClariSライブでは欠かす事の出来なかった紗幕が初めから無いではないですか。これ迄ClariSライブならではの効果を生んできた紗幕だっただけに寂しい気もしますが、前回のライブで取り払われたことで次のステージへ進んだという事でしょう。

 特筆すべきはカメラの多さです。後ろに横にステージ脇に更にクレーンカメラまで。これまで映像メディア化されないのが当たり前だと思っていたClariSライブですが、今後ライブ映像のメディア化も期待できそうです。(嬉)映像化されないからこそなるべく詳細にライブの様子を残しておこうと頑張ってきたこのレポートですが、簡略化できる日もそう遠くはなさそうです。

 会場内は鳥のさえずりが聞こえています。ClariS城の周りの森の中でしょうか?それとも城の庭でしょうか?開城から物語が始まっているのは最近のClariSライブでのスタイルですが、個人的にはクロジの芝居を思い起こさせます。開演10分前位からステージに動きが見え始めました。お城の執事であるウサギのKUMAさんがステージ上にメイドの人形を運び始めます。一体、二体と数を増やしていき・・・計7体。ポーズを変えたり、道具を持たせたり。ここで人形と言っているのはメイドに扮したダンサーの方々によるパントマイム。全ての準備を終えると呪文を一言。7体の人形に命が吹き込まれ、各々与えられた役割を実行し始めます。どうやら客を招く為の準備をしている様子。そう。招かれたのは招待状を手にした我々です。掃除やお茶の用意が終わると通称?w可愛い助手ちゃんとKUMAさんの注意事項。そしてプロローグとなる昔話が始まります。宝箱を開けるとそこから色々なモノが飛び出していき、太陽までも失われて眠りの世界になってしまったそんな感じだったかな?(因みに今回は1公演のみなので、補完しきれていない部分が多くあるのでご了承ください。)

 そんな感じでお嬢様方が登場しパーティーの開始です!開幕は「again」一緒に来た友人と開幕は何が来るか?なんて話を直前にしていたのですが見事に予想が的中(嬉)。勢いがあって、新曲で、開幕にぴったりの選曲だと思います。衣装は私は完全に舞い上がっていて確認するのを忘れておりましたが(汗)、友人曰く正に「again」のイメージ衣装だったという事です。メインスクリーンはもとよりサブスクリーンにも彼女達のアップが色々な角度から映し出されます。他のライブでは当たり前の演出ですが、そもそも今迄紗幕が当たり前だったうえにバストアップからのアップなど無かったClariSライブです。サブスクリーンが有るのを確認した時から予想はしていましたがそれが現実になっている事に今回も随分と大きな一歩を踏み出したなと感慨に耽りたいところですが、それを許さないスピード感あふれる構成。

 続いて「YUMENOKI」。メインスクリーンには夢の木であろう大樹が映し出され、サビの「Dreamin'」×3、「Shinin'」×3の部分ではコールを要求するかのように黄色い文字がポップアップしては消えていくというClariSライブではこれも初の試み。こういう分かり易いのはいいと思うので今後も続けて欲しいですね。このCDの収録曲はどれも甲乙つけがたく、そんな中でもこの曲はとても好きな曲です。

 そして「RESTART」。この曲は「ClariS 1st Live“扉の先へ“」でSpecial Mixという形で流れて以来の披露で、生歌を披露するのは今回が初めて。ClariSが新生ClariSとなりまた武道館に帰ってきた。この曲名の意味するところは今回のライブの核心を突いている気がしてなりません。バックスクリーンには城内の大広間が映し出され8面体の立体が浮遊しているという少し難解な演出。歌の終盤に昔語りに出てきた宝箱が登場し蓋を開けてしまいます。そしてお嬢様方はお色直しの為一端退場。

 メインスクリーンには「ClariS Special Mix kz」と表示され、流れだしたのは「ハルラ」/「ドリームワールド」/「Wake Up」のREMIXメドレー。メイドダンサー達がお嬢様方の再登場まで場を繋ぎます。

 黒のトップに赤いスカートで再登場したお嬢様達が歌うのは「Border」。カレンのお披露目となったリスアニ5が行われたこの日本武道館で初披露された新生クラリス初のタイアップ曲。今回のライブには欠かせない一曲です。歌詞の中の“君”にアスリを重ねる人も多いはず。今の瞬間を精一杯絶対に後悔なんかしたくない!そんな思いは今日一日限りの武道館公演に集ったファンの思いを正に代弁するかのような歌です。途中で入る人形の様なダンスも素敵です。

 そして先日発売された「Fairy Castle」の新曲から「ホログラム」。この曲物凄く好き!事前にサビ前の“ごめんね”を皆で言いたいというカレンのツィートを目にしてからこの日が楽しみで仕方がなかった一曲です。メインスクリーンで歌詞が浮かんでは消えるのですが、その演出が格好よすぎて、可愛かったと評判の“ごめんね”の振付を見逃した愚か者です(猛反省)。でも“ごめんね”コールはしっかりと入れましたw

 そして今回は無いと思っていた「pastel」。途切れると振り忘れてしまうからでしょうか?結局KUMAさんの講座はありませんでしたが、ツアー含めて7回体験しているので大分覚えましたw

 当然これも無いと思っていた「blossom」。なので全く練習していかなかったのですが、朝並んだクレーンゲームの待機列でたまたま映像を見る機会が訪れましてw、それで多少救われた感じがしますwハートを作る部分だけは死守しました。

 そして突然何故この選曲?と思った「眠り姫」。メインスクリーンには大きなお月様。Dメロ終わりの色っぽい吐息にゾクゾクさせられました。そして再びお嬢様方は退場。
 そして青い仮面を付けたウサギさんが登場し意味深なことをつぶやき始めます。どうやら箱を開けた時にお嬢様方は何処かへ飛ばされたと同時に深い眠りに落ちてしまった様で(何処かへというよりは眠りの世界に閉じ込められたの方が近いのかな?)、帰る方法を見つけなければならないようです。なるほどだから「眠り姫」。納得。お嬢様方を探しに来たKUMAさんの声に青ウサギさんは早々に退場してしまいます。

 「CLICK」で再び登場したお嬢様方は上下赤のドレス。恐らく下のスカートはさっきのままでトップだけ替えたものと思われます。こうして改めて着替えのタイミングなどを見返すと驚くほどの高密度でステージが進行していることが伺えます。そしてどうやら元に戻る為に光に向かってみることにしたようです。この曲は近年のライブでは鍵を見つける役割で使われてきましたが、今回も唯一の手掛かりが見えている光であるとすれば鍵の演出と言っても差し支えないでしょうw

 そしてまさかの「コネクト」「ルミナス」「カラフル」のまどマギ三連荘。「コネクト」では海面を光へ向かって進んでいきます。すると島が見えてきてだんだんと大きくなっていきます。どうやら目指す光はあの島にあるようですね。島にたどり着くと光は洞窟から発せられているようです。光の名を持つ「ルミナス」で光の洞窟へどんどんと入っていき、「カラフル」の歌詞に合わせて洞窟内がモノクロから色がついていき最奥には光を発する王冠が!エンブレム今回のライブのエンブレムである盾が登場し、王冠と合体!なるほど。この流れで行くと次は剣ですね。一つ目のミッションを攻略したという事で再び退場。

 再び「ClariS Special Mix kz」という事で「SECRET」/「アワイ オモイ」/「Collage」のREMIXメドレーです。というか「Collage」がまさか歌われないとは!個人的には同じCDに収録されている今回の開幕曲であった「again」よりも好きなので凄く残念です。そういう意味では2つ前のシングルに収録の「Cloudy」も未だ披露されていないんですよね。こちらも好きな曲なのでいつか聞ける日が来るといいのですが。
 そしてこの間、ステージを飾るのは青ウサギさんによるダンス。「ClariS 1st Tour “夢の1ページ”」の時の「グラスプ」を思い起こされます。

 上下白の衣装に身を包んで再登場。流れてきたのはこちらも新曲の「水色クラゲ」。お嬢様方からライトを水色にして欲しいとの要望により一面青に。ClariSのライブで青を振るというのはやはり特別な思いを乗せてしまい、青が触れる。ただそれだけで個人的には感慨深い瞬間でした。今回初めて色が変わる仕様になった公式ライト。だからこその要求だとは思うのですが、思いとしては言われずに青一色に染めてお二人を驚かせたかった(^^;しかし、色が変えられるようになったからとはいえお二人から色の指定があったのも今回が初の試みです。メインスクリーンにはクラゲの映像と共に歌詞がクラゲの様にゆらゆらと「ホログラム」同様センスの良さを感じさせる演出でした。

 続いてこちらも新曲の「このiは虚数」。ムーディーな曲調といい、サビのトランス感といいピアノソロの超絶技巧といいこの曲はホント癖になります。メインスクリーンに映し出されるのは海の中。どうやら剣探しで海に潜っているようです。この曲も歌詞の演出が最高に格好よく、サビの「もっと、もっと、・・・・」が細分割されていく演出は痺れました。そしてせり出し舞台の先端でリフトUPするというギミックまで!

 そして「アネモネ」。前回ヒドラを討伐した後、演出で使われて物凄い感動と可能性を示してくれた光の粒の演出が今回も!しかも動きがグレードアップ!前回は連動した動きは“線”でした。今回は“面”を作り出して面を維持して動くという発展形を見せてくれました。

 「ウソツキ」ではメインスクリーンと融合することによって更に奥行きを表現するという前回感じさせてくれた可能性をしっかりと発展させて披露してくれました。パート毎にパーソナルカラーの光の粒を纏って歌う姿は幻想的でしたし、奥まで広がっているかのような光のお花畑の様な光景。パーソナルカラーの打ち上げ花火が夜空に描き出したのは光の粒で作ったピンクの三日月とパステルグリーンの星!本当にこの光の粒の演出は次回どんな感動を与えてくれるのか楽しみです。今回のアルバムは新曲がバラエティに富んでいて本当に名曲揃いなのですが、丸山さんの曲は船乗りで云うところの港という感じがします。

 そして来ました「Gravity」w。メインスクリーンにはピンクとパステルグリーンの光になって剣を追いかける二人の姿が。この曲で剣ってことはやっぱり前回ヒドラを倒したときの剣なんですかね?ここで剣を捕まえたことで二つ目のミッションもクリア?という事で再び退場。

 王冠の時と同様に二本の剣がクロスしてエンブレムと融合します。しかし、“何も起きない”“何かが足らない”というナレーションの後にエンブレムの王冠が光り始めます!そしてこの王冠の名前は「太陽の王冠」!足らないのはもしかして“太陽”?

 メインスクリーンに映し出されたのは曲名と年代。それ等が現在から過去へとどんどん遡っていき、たどり着いたのは全ての始まりの曲「DROP」。未だ“ClariS”というユニットも存在しない“アリス☆クララ”時代にkz氏から贈られた楽曲です。大きなどよめきと共にメインステージの大階段が中央から左右に割れて現れたのはDJ:kz!そうです!告知されていたサプライズゲストです。大方の予想では「clever」でコラボしたGARNiDELiAでしたが(kz氏もライブ終了後にそう呟いておられましたがw)、「DROP」のkz REMIXの後、ゲストがkz氏であることの意味が十二分に発揮されるステージの幕開けです。

 白を基調に腰のリボンやスカートの裾などアクセントにパーソナルカラーをあしらった「reunion」のイメージイラストを思わせる衣装に身を包んで登場した二人が歌うのは「irony」。ClariSとしてのデビュー曲。勿論楽曲提供はkz氏。まるでClariSのフォトアルバムを誕生からめくっている様な構成です。更にメインステージに浮かび上がるかんざきひろ氏によるironyのアリスのイラスト。そしてアリスが歌い出した!?私の席からはクララが見えなかったのでクララが歌っていたのかはわかりません。少なくともカレンは歌っていなかった様に見えました。ステージ裏でアリスご本人がマイクを通して歌ったのか、それともCD音源を流したのかは分かりません。でもこの瞬間確かにステージ上のClariSは3人ユニットでした。涙と共に声にならない叫びを上げていた気がします。

 奇跡の瞬間の次に披露されたのは「Clear Sky」。カレンの加入が発表され、新生ClariSとしてお披露目用として発表された楽曲です。こちらはkz氏ではなく丸山さんですが、kz氏同様長い間彼女達を見守ってきたからこその楽曲だと思いますし、この流れでは外す事の出来ない一曲です。当時彼女達も言っていましたが“太陽が背中を押すの”という歌詞がアリスに背中を押されている様だと。ClariS復帰最初の一曲がこの曲で本当に良かったと思えた曲でした。

 そして「STEP」。新生ClariSからのSTEPの意味合いを込めての選曲でしょうか?
アリスが参加した最後のアルバム「PARTY TIME」にも収録された、kz氏のアニメタイアップ曲として外せないというのが落し所でしょうか?kz氏ゲストコーナーという意味では納得の選曲ですが、ブロックとしてのまとまりとしては「border」の方が綺麗だったかなと思います。そして中央階段が閉じてゲストコーナー終了です。

 そしてお嬢様方から「最後の曲になります」という衝撃の発言が!え!?未だ1時間位しか経って・・・え!?もう2時間経ってる!!!という心の葛藤を打ち消すように流れ始めたのは今回の目玉「recall」。KAREN作詞による切なくも温かい大切な人との別れの曲。メインスクリーンには今日のライブの映像がダイジェストで流れ、物語をおさらいするかのように映し出されていきます。カレンも“大切な人”を誰に当てはめてもいい様なダブルミーニングな歌詞にしましたとコメントしていましたが、私が初めて聞いたときに真っ先に浮かんだのはアリスでした。そしてメインスクリーンに“また会おうね”の歌詞がふわっと映し出されたとき、この瞬間“大切な人”に我々も入っているのかなと思いを巡らせてしまいました。そして大階段を登り切った踊り場で曲の終わりと共に吹き出す煙で作られたシルエットは背中越しに仮面を取った姿。Claris4瞬間今回のライブのキービジュアルとなっているあのイラストが脳裏に浮かび、仮面を外すとは思っていなかった上に正直期待もしていなかったwので私的には「あ!取った。」という感じでむしろ“ぽかん”としていました。そして退場際に一瞬振り向いた?「あー!なんという無茶をw」と思いつつもまた一歩彼女達の意思で大きく歩み寄ってくれたその気持ちに感謝し、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました!

 そしてKUMAさん登場。「大きな玉ねぎの下で(曲:大きな栗の木の下で)」を合唱した後、すっかりお馴染みとなった発声練習を経てのアンコール!この発声練習は開幕にもやってほしい気持ちもあります。

 アレンジライブTシャツと白スカートを纏ってアンコールに答えてくれたお嬢様方が歌うのは「clever」!ここでも未だGARNiDELiAのサプライズがあるのでは?と少し疑いましたが流石にそれは無くw、確かここで祝砲!計算されたかのように一列目のブロックまでしか降らないテープw終演後に前方ブロックの方から快く頂けたのは嬉しい思い出です。

 そのまま続けて「ナイショの話」。KUMAさんの発声練習が活かせる間奏と終わりの“ハイ!ハイ!”が楽しい曲ですね。

 二曲挟んでヒートアップした雰囲気を違う熱量に変えたのはお二人の締めの挨拶。いつもは元気にクララよりも多く語る印象のあるカレンですが、歩んできた2年間の思いを込めて再び武道館立つことが出来た感謝を言葉少な目に語り、クララからは武道館へ立てたとこの感謝は勿論の事、ClariSとしての6年間を振り返って関わった全ての方(フタッフ、ファンの皆、そしてカレンにも)への感謝を涙ながらに語ってくれました。クララはもとよりカレンも泣き崩れるのを目の当たりにし、私もお二人の言葉を噛みしめ流れ落ちる涙を止めることが出来ませんでした。

 そしてここで告知&サプライズ発表。先ずは既出の「MUSIC THEATER 2017」への参加。私も二日とも参加を確定しております。(ライブ当日開城の数時間前に当選を知ったw)
 そしてNEWシングル「ヒトリゴト」のリリース決定!更に4月からの新番組「エロマンガ先生」のタイアップの発表に会場の熱気がもう一段シフトアップ。
 からの「9月16日(土)パシフィコ横浜でのライブ開催決定!」(そろそろ1st北海道ライブかと思っていたのですが、またお預けですね(^^;)最高のプレゼントを頂き会場のテンションがトップギアまで上がったところで最後の曲

 「reunion」!!ここ最近ではラストを飾る曲として完全に定番化しつつあるこの楽曲。実際複数公演の中日等は省くとしてラストに使われなかったのは「ClariS 1st Live“扉の先へ”」のみ。この時は開幕が「reunion」でした。“君とまた物語が始まるの”で始まるこの曲は次回に繋がる思いを噛みしめられる楽曲として定番化されるのも理解できます。

 そしてエンディングには「nexus」。今回のセットリストや、スタッフの名前が流れていく中で目に飛び込んで来た“スペシャルサンクス:アリス”の文字に三度目の涙。
 これまでは「HANABI」、「graduation」、「ドリームワールド」など、しっとりと、もしくはふわふわとした楽曲が彩ってきましたが、まさかのダンス系。しかしタイトルの意味が示す“絆”に思い至り泣き笑い。本当に素晴らしいライブでした。

 最後にKUMAさんによる終演の挨拶を兼ねたグッズ紹介により「ClariS 1st 武道館コンサート ~2つの仮面と失われた太陽~」が幕を閉じました。時間にして2時間半。それを全く感じさせないスピード感溢れるライブ構成を組み上げ実現したスタッフとClariSのお二人には気の利いた言葉を贈りたいのですが「ありがとう」という感謝の言葉しか今は思いつきません。今回も楽しい空間と時間を。そして新鮮な感動をありがとうございました。

物語についての考察

 正直全然まとまらないのですが、とりあえず分かっている事と私なりの感じた事を纏めてみます。先ず、宝箱から色々なモノが飛び出して太陽すらも失われ眠りの世界に。宝箱から飛び出した色々なモノというのは元はClariS城の紋章を象っていたという事でしょうか?それが一つずつのパーツに分離して飛び去ってしまった?それを回収すれば元に戻る?しかし王冠と剣を集めても何も起こらなかった?そして光り出す王冠の太陽。結局この物語の結末は「Gravity」以降語られる事は無く、物語は未だ終わっていないと見るべきなのか?次の公演に向けての振りと考えてよいのか?青いウサギはアリスの執事では?エンディングのスタッフロールで流れた“スペシャルサンクス:アリス”の文字を見る限り、「irony」の歌声がたとえCDだったとしてもアリスと対話が持たれたはず。と、いうのが当日終演後の私の思い。
 しかし、既にメディアで報じられているクララの挨拶の全文を見る限り「2017年も二人で・・・」とある。もし復帰の可能性があるなら「ClariSとして」でも何でもぼかすことは出来るのにだ。と、すると王冠が光った=次のアリスを思い起こすステージへの振りとも考えられる。「recall」を歌い終わりステージに幕を下ろす際に浮かび上がった完成した紋章(アリスを呼び覚ますことで太陽に力が戻り紋章が完成した?)。そこへ二人が掲げた二つの仮面。これで完成となり元の世界に戻ったのではないか?アンコールで仮面が黒に変わっていたのも前の仮面は元の世界に戻る為の鍵として使ってしまったから?という推測を立ててみました。如何でしょうか?
エンブレム 余談ですが、今回のエンブレム。私には「日本武道館」を象ったものに思えて仕方がないのです。まず王冠は「金の玉ねぎ」。そして太陽は玉ねぎの真下にぶら下がっている「日の丸」。盾は「ステージ」。盾の上の月と星はステージ上の「クララ」と「カレン」。円形に取り囲む月桂樹の葉の様なものは円形に並んだ「客席」。そして二本の剣は「ペンライト」。どうでしょう?考えすぎですかね?(^^;エンブレムを完成させる=武道館公演を作り上げる。そんな意味も含まれていたのかもしれませんね。

まとめ

 さて、今回のライブですが、個人的に座席の位置や距離は文句のつけようがない良席だったのですが、2席前の丁度クララ方面に背の高い方がいらっしゃり、メインステージにいても、せり出しに来てもクララが見えないという何とも悪い意味で神懸かり的な位置関係だったのは苦笑するしかありません。クララが見えたのはカレンと位置を交換した時や、袖のステージに立った時、もしくはせり出しでリフトアップした時だけという。(^^;こればかりはどうしようもないのですが、そんな状態でも彼女達の思いや多くの感動を受け取れた事は実に嬉しい事でした。
 あとは1公演のみというのもあって悔いの無い様に色々見ようとした結果逆にスクリーンやその他の演出に目が奪われ、気が付くとクララとカレンに目が行っていないこともしばしば(^^;楽しみたい気持ちと、全てを受け止めたい気持ちが溢れ過ぎて零れてしまった感はありましたね。(^^;映像メディア化は切に期待しています。今回は期待していいんですよね?ね?

 これまでは「pastel」や「blossom」などサイリュームパフォーマンスを求める曲はありましたが、今回は更にスクリーンにコールを思わせる単語が強調文字で出てきたり、ライトの色を指定してみたり、手拍子を要求するシーンがあったりと、スタッフや、クララとカレンからステージと客席が一体になって盛りがろう、楽しもうという意思が随所から感じ取れた公演でもありました。あとはアルバム発売記念で行った音楽会での「ホログラム」で“ごめんね”を皆で言いたいというTwitterによる呼びかけとかは凄く良かったと思います。回を重ねる毎に盛り上がりが増してきていると感じています。
 そして何といっても今回の公演タイトルである「~2つの仮面と失われた太陽~」です!発表があった瞬間からClariSファンであれば誰もが思い思いに想像を膨らませて当日までの間ずっとあーでもない、こうでもない、もしかしたら、いやでも、と考え続けてしまうこのタイトル!正直ズルいですw。更に1月に入ってから当日に近づくにつれて加速度的に情報が小出しに出てきて、最後の方はほぼ毎日のような勢いで発表される何か!当日のパフォーマンスや、仕掛けや、サプライズは言うまでもなく素晴らしいものでしたが、当日までのテンションコントロールにも力を入れていたと感じました。
 しかしながらこれだけは一言言わせて頂きたい。直前まで何の音沙汰もなく不安な思いをした「FC先行事前物販」。結局発送通知があったのがライブ4日前の月曜日の夕方。受け取ったのが3日前。事故が起こってもおかしくない日程です。私は幸運なことに関東圏在住なのでこれでも間に合いましたが(かなりヒヤヒヤはしました。)、地方から遠征してくる方はもっとヒヤヒヤしていたのではないかと思います。全員無事に事前に受け取ることができたのか?それだけが気掛かりです。最低でも一週間前。そして受取りの予備日に土日を含んだうえでの発送をお願いしたい。5年前という大手でもやっていなかったFC事前物販(一番初めは事前注文の現地受取りでしたが、それでも受け取れることが確定しているのは大きかった。)という先進的なことをいち早く始めたという自負を持ってより良く発展させていって欲しいと思います。

 そして特筆すべきが初のパンフレット販売を行ったことです。これまで写真も映像もご法度的な感があっただけにまずパンフレットを出すという事に驚きました。内容も充実しており、お二人のライブに対してのコメントや、インタビューは元より、これまでのCDリストどころか一曲一曲に説明文まで。しかもこれまでのライブの内容とセットリストまで完全網羅。更にライブの写真も多数掲載されており、パンフレットというよりは寧ろClariSパーフェクトブックと呼ぶべき代物。そして個人的に一番くらったのが1ページ目のモノローグでした。買ったときにさらっと流し読みした時は今回の物語のプロローグだと思っていたのですが、今回のライブを経て読み返してみると意味深にぼかしてある言葉の一つ一つの意味が分かってくる。例えば「はじめてみんなの前に姿を現した“新年のお祭り”」って「2014 New Year's Festival 始まりの予感・・・」ですよね?「一人の少女が口にした決意の言葉」って!表表紙、裏表紙の箔押しに加えて全頁フルカラー。ClariSファンならライブに行けなかったとしても一冊は持っておきたい仕上がりになっています。ライブ後通販でも扱っているようですので迷っている方は是非。

 そんな訳で次回は再びパシフィコ横浜です!めいいっぱい楽しみましょう!

「ClariS 1st 武道館コンサート ~2つの仮面と失われた太陽~」
2017年2月10日(金)
OPEN :17:30
START:18:30

1 again
2 YUMENOKI
3 RESTART
4 ClariS Special Mix kz
ハルラ/ドリームワールド/Wake Up
5 Border
6 ホログラム
7 pastel
8 blossom
9 眠り姫
10 CLICK
11 コネクト
12 ルミナス
13 カラフル
14 ClariS Special Mix kz
SECRET/アワイ オモイ/Collage
15 水色クラゲ
16 このiは虚数
17 アネモネ
18 ウソツキ
19 Gravity
20 ClariS Special Mix kz
DROP
21 irony
22 Clear Sky
23 STEP
24 recall
EC1 clever
EC2 ナイショの話
EC3 reunion
ED nexus

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