カテゴリー「映画」の123件の記事

2016.04.02

たまゆら完結!

 2016年4月2日。本日「たまゆら~卒業写真~ 第4部 朝-あした-」が公開となりました。2010年にOVAの先行放送を観て以来約6年。物語が完結致しました。今、OVAの頃の感想(その1)その2を読んでみると、その頃の思いが完璧に満たされていることに驚きます。

 竹原へも足を運びました。今となってはもう懐かしいとさえ思う程に時が経ってしまいましたが、あの時に実際に自分の足で回った土地勘はその後のTVシリーズでも十二分に作品を立体的にとらえることが出来ましたし、何よりも「知っている街」である事は物語への愛着を強めました。

 TVシリーズでは高校一年生、二年生の2年間を描き、そして三年生はまさかの映画4本立て。卒業まで観れると聞かされた時の喜びは今でも忘れません。なにしろそれはOVAを観た時からの望みだったのですから。

 公開日が延期となるというアクシデントも発生しましたが、ここまで来たなら悔いの残らないものを作ってほしいというのは全てのたまゆらファンの総意であったことでしょう。そしてとうとう公開当日を迎えることとなりました。
 感無量でした。思い残すことが無いほど、寧ろ書き過ぎな位全てが描かれていました。それでいて終わったという喪失感は驚くほどありませんでした。満足感というか、そう!もう大丈夫だという安心感が心を満たしていました。
 たまゆらはシリーズを通して観ながら泣く事の多かった作品ですが、勿論「朝-あした-」はどうして泣かずに見ることが出来ましょう?という内容でした。劇場で見た初回は開始数分で既に泣き、そのまま涙が渇くことが無いほどに泣き続けました。場内でも鼻をすする音があちこちから聞こえてきたほどです。そして帰宅してから早速BDを観てまた泣き、コメンタリを聞いて、更に3週目をもう泣かないだろうと思いつつもやはり泣き、危うく脱水症状一歩手前(マジw)で慌てて水分補給をするという状況でした。

 未だ最後のイベントも残っていますが、作品が完成したという事で、とりあえず。この作品に関わった全ての方々にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。楓ちゃん達の卒業が見れたこと。本当に幸せです。

<Poi的「朝-あした-」の見所>
・ぽってが中心に映っているローライで撮られた3枚の写真。
・相部屋の提案をする志保美さんが可愛い。
・夕日の図書館公園。
・お父さんを亡くした時の楓の壮絶な泣き顔。
・ローライの最後。
・お母さんのhitotoseや、もあぐれっしぶのEDで使われた写真や水飲み鳥を使った昔話。
・堂郷の卒業証書授与の名前の呼び上げ。
・新しいカメラで撮ったたまゆら。

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2015.07.04

「この世界の片隅に」制作支援ミーティング

に参加してきました。私は映画にしろTVにしろ原作ものが映像になる場合は映像を観るまで原作を見ないようにしています。しかしこの作品に限ってはその主義が揺らぐ、そんなミーティングでした。(本当はTwitterで済ませるつもりでしたが、ここまで書いた時点で諦めましたw)

 圧倒的な情報量とこだわりが詰まった作品となることは必至で、今回上映されたたった数分の映像でさえ監督自身語りきれないほどの思いや情報が詰まったものでした。それこそ説明されなければ知らないし気が付きもしないものばかり。それもそのはず、監督自身が現地で取材を重ね、取材した人々の思いまで映像に乗せているのですから。 そうなると映像を完全に楽しむには必然的にまずは原作を自分の中で消化しておく必要があり、それが最低限のスタートラインなのではないかとさえ思えてきます。
 その反面いつも通りまずは映像を体験し、そのうえで原作を消化し、その上に映像を重ねて理解を深めていくというのも捨てきれない。何故ならストーリーを空の状態で楽しむというのは一回しか出来ないからだ。
 しかし、後者を選択した場合、今後今回のようなミーティングが再びあった時、当然ながら原作の話が出てくる訳で、原作を読んでいない身で参加するには肩身が狭い思いをするのではないかという事。

  そんなどうでも良い事まで悩んでしまう程、監督の熱意が伝わってくる(観る方もその熱意に応えたいと思う)会でした。
 完成が楽しみなのは勿論のことですが、その情熱故に倒れてしまわないか心配になる程でした。完成を待つだけの身としてはこの様な他愛も無い感想をブログに上げる事しかできませんが、完成を祝えるその日まで陰ながら応援したいと思います。

(あー、具体的なこと何一つ書けなかったw)

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2014.07.21

思い出のマーニー

 友人に公開の前日に「明日公開の百合っぽい映画見に行かないんですか?」と言われ、ん?多分言わんとしている作品は恐らく「思い出のマーニー」だけど百合っぽかったっけ?と、公式ページへ行ってみると確かに思えなくもない。これも何かの縁という事で早速観に行ってきました。

 さっくりあらすじを説明すると、周りに馴染めない女の子杏奈(あんな)はストレス性の喘息持ちで、ひと夏の間、療養の為自然の豊かな親戚のもとへ預けられることになります。そこには大きな湖があり、その畔には「湿っ地屋敷」と呼ばれている古い洋館がありました。そこで不思議な体験と共に杏奈は金髪の少女マーニーと出会うのでした。二人は出会った瞬間最愛の友を誓うのでした。杏奈の夢と現の境に現れては消えるマーニーとは何者なのか?

 正直描き方が抽象的で難しい為、子供向きではないと断言しておきましょう。思春期の少年少女であれば何かを感じるかもしれませんが、小さな子供は黙って見続ける事も辛いでしょう。
 まず百合疑惑ですが、お互いを一番大切な存在であると認識し合いますが、それは私の感性からは寧ろ赤毛のアンのアンとダイアナの様な心の友達であり、実際には恋愛ではないもっと深い親が子に示すような無償の愛だったのでしょう(特にマーニーからしてみれば)。しかしまぁ、百合フィルターは受け手がどう感じるか次第なので、その辺は好きにみて頂ければと思いますw

 物語中、マーニーとの会話の中で杏奈の過去と現状が語られていきます。今一緒に暮らしている母親は本当の母親ではない事は物語の冒頭からちょいちょい杏奈の口ぶりなどから見て取れますが、その真相と今の育ての親との関係について。
 次いでマーニーの生い立ちと湿っ地屋敷の青い窓に囚われている状況についてが語られます。その二つの話が繋がる事になるのは湖の畔で湿っ地屋敷の絵を描いている久子が幼馴染だったマーニーの話をした時でした。勘の良い人であればここで大方の事が分かってしまったのではないでしょうか?

 あそこまで抽象的に描いたのであれば、寧ろ最後にあんなにハッキリとマーニーが何者であったのか明かす必要も無かったのではないかと思ってしまいます。まぁ明かす必要があったのもわからなくはないですが。特にサイロから杏奈を一人残して行ってしまった事をマーニーが杏奈に許しを請うシーンは、明かされた真実に照らし合わせると杏奈が現実を受け入れるシーンその物であり、実際にマーニーの存在が分からないままであれば全く意味が通らない不可思議なシーンとして終わってしまったことでしょう。しかしこのシーンはわかってしまった瞬間に目頭が熱くなりました。
 更に、真実が明らかになった事により杏奈の中のわだかまりが綺麗に取り払われ、冒頭とは別人であるかのような明るさを取り戻し、札幌に帰る別れのシーンでは久子に対し育ての親である頼子を初めて「母です」と紹介したりと、気が付けば自分の運命(人生)を呪っていた杏奈の成長物語となっていました。

 正直アリエッティーの監督と聞いて不安もありましたが、未来がひらける終わり方で安心したといったところでしょうか。

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2014.04.26

たまこラブストーリー

 タイトル通りたまこともち蔵の恋物語です。分かりやすいくらいにたまこに片思いのもち蔵が、東京の大学に行く事を決め、その前にたまこに告白すると決めます。一方たまこはあの通り、餅一筋で、恋愛のれの字も意識していない性格。当然もち蔵の分かりやすい片思いにも全く気が付かずこれまで過ごしてきた訳です。

 見どころはやはりもち蔵がたまこに告白してからの両社の反応でしょう。特にたまこのもち蔵を意識した途端何も手に付かなくなる有様。もち蔵はというとたまこのその居た堪れなさから告白を無かった事にしてくれと申し出す始末。しかしその時に感じた痛みを手掛かりに自分の気持ちに気が付くたまこ。

 何というか照れくさくて、恥ずかしくて、切なくて、ほろ苦くて、苦しくて、ドキドキして、ドキドキして、ドキドキして、可愛くて、あったかくなる。そんな作品でした。そして恋っていいなと素直に思える作品でした。

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2014.03.15

映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち

 行ってきました。プリキュアのオールスター系の映画を見るのは「映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花」以来になるので大体2年半ぶりくらいになるでしょうか。ハートキャッチは初めてはまったプリキュアで、ハートキャッチしか知らない状態でこのオールスターを見に行ったながらもとても楽しめたという印象が残っています。
 そしてオールスターもDXからNSへとシフトして今回初体験となります。友人からはNS1と2を観てから行くべきだと諭されたのですが、タイミング的にもここしか無かった事からいきなりNS3からという暴挙に出てみました。

 今回のお話あらすじはというと、ハピネスチャージからすると先輩であるドキドキプリキュアとの交流の為?待ち合わせをしていたところ、子供が眠りから覚めないという現象が各地で多発します。その犠牲者の一人にキュアラブリーも。急遽その原因を探る為、神様の力(彼便利すぎw)で夢の世界へ向かうドキドキの皆とプリンセス。
 そこは魚が宙を泳ぎ、お菓子は食べ放題。何でも叶う夢の国がありました。そしてニュースでやっていた眠りから覚めない子供達の姿も!その世界を統べていたのは悪夢を食べるというバクでした。子供達を開放する為に戦うプリキュア達でしたが、無限に生み出される悪夢に負け、夢の世界から追い出されてしまうのでした。
 翌日に他のプリキュアにも応援を頼んで対処しようと眠りにつく面々でしたが、その夜のうちにバクによってそれぞれの夢の世界に閉じ込められてしまうのでした。そして唯一残ったまだ知られていない新しいプリキュア。そう!ハピネスチャージプリキュアが先輩プリキュアを救い出す為、夢に囚われた子供たちを救い出すために立ち上がるのでした!

 結論から言うと非常に楽しめました!特に上手いなと思うのが、他のプリキュアを閉じ込め、今回のお披露目であるハピネスチャージだけを自由にさせる展開です。お披露目プリキュアの活躍もそうですが、先輩達が復活した時のワクワク感が期待できる完璧な構成といえるでしょう。
 今回NS3が初めてだというのを散々言っていますが、それが気にならないくらい面白い!勿論NS1、2を観ていたら楽しめる箇所もあるのでしょうが(実際に帰宅してNS1,2を観たのでそこは事後になりますが承知!)物語が伝えたい事自体にブレが生じる訳ではないし、寧ろ本質に集中できたことが初のNSで更に3からというハンデは殆ど感じる事も無く楽しめました。寧ろハンデという面ではハートキャッチと、ハピネスチャージ、それとスマイルしか観ていない事の方が重大でしょうwしかし!よく知らないプリキュア達でさえ、このNS3を観る事で興味を持つ要因になったりもする訳で、皆が活躍する中でキュアピースと共に共闘しようとしておちゃめな一面を見せてくれたあの黄色は誰だ?!とかですねw後は歴代ピンクの波状攻撃にしっかりキュアラブリーが加わっていたりw(それを突っ込むプリンセスとかw)そしてやはり一番好きなハートキャッチに目が行く訳ですがマリンはやっぱり素敵だなと再認識して見たり。後はやっぱりオールスターならではの組み合わせは良く知らないプリキュアであっても心がワクワクするのを感じずにはいられないのです。

 以前DX3を観た時にも感じた「他のプリキュアを観たらもっと楽しめるんだろうな」という思いが再燃したのは言うまでもないのですが、10周年という冠を掲げた今年、これから10年を掘り返すのかと思うと尻込みしてしまうのは私だけではないでしょう(^^; あと一言感想を添えるなら、夜、大きなお友達の部で観たいなという事でしょうかw

 なーんて思っていたらNSシリーズ完結記念!!して新宿バルト9にて3日間連続NSシリーズ3作品連続上映!なんていう素敵な企画が!この機にNSを補完あるいは見直してみては如何でしょうか?詳細はこちらをご覧ください。

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2014.03.08

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-

 観てきました。場所は川口。初めての劇場です。何故わざわざ初めてのしかも川口へ行ったかというと、18:00迄に終わる回を上映していて、都心寄りで、チケットが取れる劇場がここしかなかったからです。随分と公開から日数が経ったのでそろそろ落ち着いたかな?と思いきやとんでもありませんでした。タイバニ人気侮れません。ちなみに客層の殆どは女性の方でした。

 内容をざっくり説明すると、TVのまんま続きになります。なのでTVを観てない人にはと思ってしまう所ですが、冒頭でしっかりとここまでに至るあらすじを解説してくれるので初めてでも大丈夫!寧ろこの映画を観て気になってTV版をという流れもOKかもです。
 あと、5分くらいのSDキャラによるショートアニメがあるのですが、これがなんと!週替わりらしいのです。私が観たのが最後の話だったらしく、もしかしてこの来場者数の原因の一端はコレにあるのでは!?と、思ってしまいます。
 さて、内容ですが、アポロンメディアの前オーナーがあんなことになってから業績はガタ落ち。そこに新オーナーが就任します。その事で二部リーグで活躍?中だったタイガーとバーナビーでしたが、二人に一部復帰の話が!?しかしそれはバーナービーにサインをさせる為の嘘で、バーナービーのコンビ相手は新キャラのゴールデンライアン!更に二部は解体され、ヒーローですらなくなってしまった虎鉄。
 時を同じくしてシュテルンビルトに不可思議な事件が発生していた。地上にガラスの雨が降り注ぎ、動物たちは川に投げ出され・・・。数日後に開催されるシュテルンビルトの誕生を祈念したお祭り。街に伝わる神話に酷似した内容だった。その後も次々と神話に沿って事件が起こっていく。市民の覚めない眠り。街に開く巨大な穴。
 しかしその裏に隠された目的が存在していた。どうするヒーロー。どうする虎鉄!?といった内容です。

 まずは純粋な感想を。面白い!素直に面白い!今回も全てのヒーローにスポットが当たります。(まぁ各キャラがスポンサーを背負っている以上当然の事ではありますがw)その中でもバイソンに注目したいですねw
 新キャラであるゴールデンライアン。彼の位置づけも物語のスパイスとして非常に良かったと感じます。
 そして何と言って今回の見どころはヒーローですら無くなった虎鉄が何を見てどんな選択をし、何をするのか!?
 個人的はブルーローズと虎鉄への思いですが、あぁ・・・大人になってしまった。今後一歩踏み込んだ進展はあるのか?虎鉄がその思いに気が付く未来が訪れるのか?気になりますねぇ。
 今回の映画では泣くことは無いなと終盤を迎えた時点でそう思ったのです。(泣かなかったからと言って良くなかったという訳ではなく、感動のベクトルが違う場合もある訳で。)しかし思わぬ場面で泣かされました。これはもぉやられたというしかないでしょう。

 唯一残念だったのは、隣に座っていたお姉さま方。何回見ているのかは分かりませんが、上映中に会話をするのはやめてほしい。一言二言のやり取りなら我慢もできますが、おかげで会話中は集中できませんでした。初めての人だっているのです。最低限の映画のマナーくらいは守って欲しいものです。

 ここ最近、本当に良作な劇場映画が多く、アイマスしかり、モーパイしかり、劇場完全オリジナルでここまでのクオリティーを内包した作品が立て続けに公開されたという事実に驚かされます。各スタジオもTVシリーズを抱えた状態で係わっている訳ですから、現在の飽和状態を考えると決して業界にとってプラスではない事は明らかです。だからこその育成。だからこそのアニメミライなのかもしれませんが。これからも面白い作品が観続けてほしいものです。

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2014.03.01

魔女の宅急便(実写)

 観てきました。初日なのに空゙っ空゙でした。
 とりあえず感想としてはそんなに悪くない。寧ろしっかり魔女の宅急便を表現していたと思います。ただし、キキが力を無くす件がアニメが自分の気持ちによるものなのに対して、今回の実写では周りからの悪意であることが大きく異なります。心無い数人の「呪いを運ぶ」という一言を見聞きした市民が掌を返したように送ってもらったものを返品しにくるシーンはかなりエグイです。
 あとトンボとの出会いが最悪wまぁ底辺からなので上がっていくだけなのが救いですw
 クライマックスは嵐の中、動物園のカバの子供を助ける事で民衆の支持を回復するという展開で、その際に歌手としての人生を閉じてしまった一人の女性がキキの為に嵐の中歌うシーンは無駄に感動しましたwそんなこんなで全体を通してみると魔女の宅急便だったなという感想になる訳です。
 小芝 風花のキキ役も勝気な感じがとてもよかったです。

 原作を読んでいないので何とも言えない部分はあるのですが、アニメとして初めて触れた「魔女の宅急便」という作品に感動を貰った私としては、アニメを超えることは無く、それでも魔女の宅急便だと言わせるのですからそれだけで大したものであるとかなり上から目線なw評価で如何でしょうw

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アニメミライ2014

 アニメミライとは「若手アニメーター育成プロジェクト」として文化庁が委託して行っている事業です。近年作品の数は爆発的に増え、その所為で分業化が迫られ、それにより若手が育たないとう状況に危機感を感じた業界及び文化庁が育成計画を企てたという訳です。要するに予算を出すから若手中心で作品を作ってみろと。折角作ったのだから関係者だけでなく広く公開しよう。というのがこの「アニメミライ」なのです。

 今回の上映作品は下記の4本です。
パロルのみらい島シンエイ動画
大きい1年生と小さな2年生A-1 Pictures
黒の栖-クロノス-スタジオ4℃
アルモニウルトラスーパーピクチャーズ

 パロルのみらい島
 人ではない種族がとある島で暮らしていました。彼らの掟は島から決してでない事。ある日漂流物の中から花火の写真が発見され、キラキラしたものが大好きな仲良し三人組の紅一点リコットの号令で花火を探す冒険に出かけることになります。パロル、ズーズ、リコットの三匹による紙に映し出された光の花探しの大冒険の始まりです。

 大きい1年生と小さな2年生
 身長は大きいが気が弱い小学一年生の男子(まさや)と、体は小さいけれど気が強く、いつもまさやを守っている小学二年生の女子(あきよ)の物語です。まさやは通学路にある森が怖くいつも一人で通り抜けられない程の気の弱い少年です。
 ある日、学校であきよちゃんが大好きなホタルブクロの花を貰いますが男の子達の意地悪によって大切な花が無残な姿になってしまいます。いつも毅然としているあきよちゃんでしたがその時ばかりは大切な花の無残な姿に涙します。その姿をみたまさやが小さな勇気を奮い立たせ、小学一年生では一人では無理だと言われる「一本杉」までホタルブクロの花を探しに一人で出かけるというお話です。

 黒の栖-クロノス-
 死神が見える少年の物語です。幼少の頃より全身黒ずくめの人物が見える。その人物に付き添われる人は数刻の後に死に至る。そんな事をずっと見てきた少年がある日好きな女の子の傍らに黒ずくめの人物を見てしまう。その夜交通事故に。黒ずくめの彼らは何者なのか?大切な人の行方は?

 アルモニ
 主人公はいわゆるオタクである。特技は絶対音感。前日のアニメの良いシーンで流れた曲をスマホのピアノアプリで再現して仲間と盛り上がる日々。そんな彼にはクラスに片思いの女子がいた。黒髪ストレートのロングで、いわゆるクラスのイケテルグループに属する子で、毎日横目でその姿を追っていた。
 ある日、そのイケテルグループ内のいたずらで意中の娘の携帯が事業中に鳴り出す。その歌が一聴で気に入り人気のない踊り場でいつもの音楽アプリを使って再現していると、それを聞きつけたあの娘が現れる。その歌はその娘が幼少の頃から見続けている夢に出てくる音楽を再現して録音したものであるという。勇気を振り絞り「気に入ったので聴かせて」と頼み込みプレイヤー毎借りることに。その晩その曲を聴きながら眠ってしまい不思議な夢を見ることになる。その夢こそ彼女が幼少の頃より見続けた夢であり、それをきっかけに二人は急接近することになる。勘違いと誤解が生んだラブストーリー。


 一番雰囲気があるのは何と言っても「アルモニ」です。曲を聴きながら見た夢というのも実はそのプレイヤーに精神科医の先生との会話が収録されていた事による情報補完が見せたものであり、それを曲があの夢を人に伝えたと意中の娘は勝手に誤解してしまう訳です。しかし、誤解だろうが何だろうがその娘にとってはやっと巡り会えた理解者な訳で、中学からの知り合いには「高校デビュー」と言われることからもこれまではその夢の所為で不思議ちゃん扱いされてきたのでしょう。終わり方のブツ切れ感も含めて雰囲気のある作品でした。私は好きですね、こういう作品。

 パロルのみらい島はぽっぷなデザインが印象的な作品で、今回の4作の中では最もアニメアニメした作品です。
 人の住む街へ来ても一人後ろ向きで常にぶつぶつと言っているパロルですが、仲間がサーカスに捕まった事により活発だった昔を思い出し勇気を出して仲間を助けに行くシーンは、ストーリー的には使い古された展開ではありますが、短い尺で魅せるという意味では王道であると言えます。王道だからこその爽快感と安心感。素直に面白かったと思える作品でした。

 大きい1年生と小さな2年生だけは原作があるようですね。絵のタッチが優しく、好きな感じです。作品のテーマ的には一人の男の子の成長といったところでしょう。そこはまぁいいのですが、朝からまさやを探し回っていたまさやの母親の気持ちを考えてしまうと素直によかったねでは終われない作品です。

 今回はどれも粒ぞろいで甲乙つけがたく、それでも強いて言うなら「黒の栖-クロノス-」が良かったです。作品中では死神と称していましたが、彼ら曰く死んだ魂を直ぐに送らないと化け物化する。よって死の運命にある人物をいち早く察知し、対処している。そう云う組織なのだと。死の運命にある人に付き添うモノ。彼らが死に至らしめている訳ではないのだとしても、それを傍から見たなら彼らは死神なのでしょう。
 交通事故にあい、送りかけられている魂を救うために運命を切り開くシーンは短い作品ではありますが、そこに至るまでの感情の積み重ねがしっかり出来ていたからこその熱さが表現されていたと思います。

 今回実は完全にノーマークで、公開日を知ったのが2日前というw急遽予定に含めた為にこの日の映画は3本に!映画の日だからこそできるというのもありますが、日に異なる作品を3本見るというのは私にとっても初の試みで、4本は無理だと思いましたw

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モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-

 今回話の中心となるのは無限彼方という少年です。ある日父から送られてきたオウム型のメカと銀河パス。この日から正体不明の黒服達に追われる逃亡生活が始まります。
 時を同じくして各地では亜空間航路の原因不明の異常が多発しており、我らが加藤茉莉香率いる弁天丸もその影響を大いに受け業務に支障をきたしていました。そんなある日海賊としての仕事が舞い込み、対象船の乗客リストに無限彼方の名前を見つけます。この無限彼方こそ亜空間ダイバーの第一人者である無限博士の一人息子であり、茉莉香の父である前キャプテンが無限博士と交わした約束を実現するために海賊業務にかこつけて攫い出し(救出)行動を共にすることになるのです。
 敵の正体は銀河をまたにかけた大企業。狙いは無限博士の遺産!?茉莉香は父が残した依頼を果たせるのか!?そして少年は未来をどう切り開くのか!?といった内容です。

 今回も電子戦が面白い!今回は船同士ではなくメインは地上での電子戦!白凰女学院ほんと良い人材揃ってますよね(特に卒業した先輩方)。高校生にしておくのは勿体ない!けど、高校生じゃなかったら魅力が薄れてしまうというか女子高生じゃなきゃ意味がない!w。と、ちょっと脱線wとにかく彼方を地上へ連れてきてからの攻防戦がワクワクさせられます。今作品の見せ場の一つではないでしょうか。

 亜空間に潜航した際に亜空間を通る通信が光の線となって見える現象を彼方は「命綱」と語るシーンがあります。その伏線がクライマックスで出口を見失った彼方へ向けて放つグリュンヒルデからのPath(命綱)!素晴らしい演出に心の中で「やった!」と思わず小さく拳を握りしめます。
 今回はとにかくグリュンヒルデが可愛い!!きゅんきゅん来ます。応援したくなります!でもなぁ、彼方は親身になってくれる友人くらいにしか思ってないんだろうなぁ。後日談切望!

 その他梨理香も魅せます!チアキちゃんが走ります!(ちゃんていうな)wバルバルーサとオデットII世があんなことに!!wとにかく見せ場は盛りだくさん。劇場クオリティで繰り広げられる大スペクタクル!そして宇宙の新しい幕が開きます!

 本日は映画の日という事でこの作品を皮切りに3本(他「アニメミライ2014」「魔女の宅急便」)観てきました。どれも面白い作品ではあったのですが、順位をつけるとすれば「モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-」はダントツの面白さでした。これから見ようと予定している方、どうしようか迷っている方、なんか面白い映画ないかな?と探している方。お薦めです!

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2014.02.22

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

 本日で(1月25、2月1日、15日、22日と)5回目の鑑賞となるアイマスの映画。普段であれば初日の感想をアップしているわけですが、時間がなかなかとれなかった事と、感想がなかなか纏まらなかったということもありこうしてライブ当日まで先延ばしにしてしまいました。

 一応さらっとあらすじを説明しておきましょうかね。TVアニメからそれ程時間も過ぎていない延長上のお話です。765プロの面々の人気、仕事ぶりも益々好調となっている頃、アリーナライブの話が決定します!これまでよりも格段に広いステージを演出する為にバックダンサーをアイドルスクールから選出し、合宿などを経て調整を進める中、バックダンサー達の場慣れも兼ねた小さなステージで一人の子が失敗をしてしまいます。その事がきっかけで失敗した子がレッスンに出なくなってしまい、ダンサー達のレッスンもままならない状態に。その子を切り捨てて先に進みたいという意見と、レッスンに参加できない理由を聞いてからと主張する今回のリーダーに任命された春香。ステージの行方は!?そして彼女達の輝きの向こう側とは!?といった内容です。

 TVアニメの延長である。と冒頭で書いている通り、TVシリーズを見終わった人であれば、冒頭の10分程度の映像で彼女達の成長を感じることができるでしょう。映画からでも十分に観れる内容にはなっていますが、1カットのしぐさや表情だけで語るシーンも多く、人間関係を把握していた方が何倍も楽しく観ることができるでしょう。映画からでも観れると言った理由としては、ストーリーが分かりやすいのもありますが、私がそうだったのでなのですが、とにかく人数が多い!その事で導入で敬遠されるのではないかという心配があるとおもうのですが、今回の映画では人数が多い中でも主軸となるのは数人なのです。まずライブのリーダーに任命された春香。そしてレッスンに参加しなくなってしまった可奈。先ずはこの二人でしょう。そして可奈を切り捨てて先に進もうと主張する志保。そして春香をサポートするという意味では765のメンバー全員ではあるのですが、そんな中でクローズアップしたいのが一番近いところで支えてくれる千早。春香を認めているからこそライバル心を持つ美希。そして今回のキーマンである伊織。登場人物こそ初見で全員把握しようと思ったらしきれないでしょうが、映画の軸だけを追えば非常にシンプルな人物構成なのです。

 今回個人的にとても好印象だったのがアイドル候補生としてのミリオンの面々です。正直、ミリオンライブの発表があった時、765のアイドルとして50人?もの設定がいきなりされて、次々とCDが発売され、完全に気持ちで置いていかれました。なんなのだ?この有象無象たちは?と本気で思っていました。それは同類コンテンツであるシンデレラガールズが765とは一線を引いた形で独り立ちを果たしていたから尚更でした。あとはライブが絡むことが容易に予想ができたからです。765の面々だけでも聞きたい歌が十分に回らないのに有象無象と思っている娘達が関わることで765の面々の時間が減るではないかと。などなど、特にミリオンに対しての私の感情は良くなかったのです。
 それがこの映画では765に所属する前のミリオンの面々でいうとほんの一部(7人)ではありますが、バックダンサーという形で描かれます。更に可奈においては春香に憧れてという設定で描かれており、春香への告白>失敗>挫折>奮起を経てステージに立つ可奈や他の6人は最早有象無象ではなく応援したい娘達に変わっていました。寧ろM@STERPIECEのステージでは765の面々よりもちらちら見えるバックダンサーを目で追い目頭を熱くしていた程です。

 プロデューサーの海外研修をストーリーに盛り込んだ事で物語がグッと引き締まったことも特筆したいですね。ゲームをプレイしたことのある人は皆「おぉ!」と感じたのではないでしょうか?ゲームのシナリオ通りだからです。本作ではその事でアイドル達がプロデューサーの手を借りずにできる事は自分たちで行おうという意識が明確に芽生え、そしてライブを成功させて笑顔で送り出そうとアイドル達自身が気持ちを一つに頑張ります。

 演出で見せる水と鏡について。今回見ていて思ったのが全編通して水が表情を持っていたことでしょうか。これからの希望に満ちた朝の海岸。合宿でのワクワクに満ちた海水浴や、水鉄砲。練習が上手くいかなくなってからの長雨。可奈を探しに行くと決めた水溜りに踏み出した一歩!可奈の気持ちを表すような雨。そして気持ちを確かめたアリーナでの涙。その後雨が上がったことによる夕日の演出。
 そして随所に見られた鏡の演出も目を引きました。孤独感、出口を模索して悩んでいるシーン等で見られたシーンですが、後ろ頭を見せつつ、鏡の方で芝居をさせることで自分自身に独白しているようなそんな風にも受け取れる演出でした。

 まぁ正直春香の考えは甘いと私も思います。今回は志保が悪者のような扱いで描かれていますが、その考えは理解できるし、私が同じ状況に立たされたなら志保と同じ選択をしていたことでしょう。しかし、この作品において「他にもっと良い方法があるのかもしれない。だけど私は天海春香だから」。の一言は全てを納得させてしまいました。その後の志保との会話で「考え方はそれぞれでいい。ライブを一緒に成功させよう。」の一言が前の言葉に更なる深みを与えました。

 近年TVシリーズからの劇場作品が多く公開されています。私もいくつか見ていますが、ほとんどがTVの総集編です。そんな中でも上手く作ったなと思えるのは「あの花」くらいでしょうか。完全オリジナルという意味では「まどかマギカ」位ではないでしょうか?(※「なのは2nd」は焼き直しとはいえ別格です。寧ろ焼き直しのほうが素晴らしいw)そんな中で多くのファンに支持されている劇場作品というのは本当に一握りであり、そんな数少ない一握りの中にこの作品は入ると断言できます!色々なイベント的なスケジュールのしがらみの中で作成されたと思われる本作品ですが全ての関わったスタッフに「お疲れ様」と「ありがとう」の言葉をこの場をお借りして贈らせていただきます。

 好きなシーンはいっぱい有るのですが、いくつか上げるならやはり
・リーダーを発表した時の美希の表情。
・レッスンでいつも一人で居る志保に語りかける伊織。
・縁側で春香とプロデューサーが語っているシーン。
・枕を律子に投げて振りかぶり終わった姿勢の伊織w。
・屋上での律子のパンチ。
・このままのダンスでやりたいと主張する奈緒と、そのTシャツの裾をずっと引っ張っている美奈子w。
・春香に対して何故あなたがリーダーなのかと言ってしまう志保を嗜める伊織。
・萩原邸。
・伊織邸。
・可奈を探しに行くと決めた水溜りへの一歩。
・アリーナで瞳に希望を宿す可奈と、不安に震える志保。
・「天海春香だから」
・可奈に真っ先に駆け寄る星梨花。
・泣いている春香に「その為に私たちが居るんじゃない」という伊織。
・まだ天海さんの考え方は理解できないけどという志保に対して考え方はそれぞれでいい。ライブを成功させようという春香。
・M@STERPIECEのステージで満面の笑顔の杏奈。
・エンディングロールでの可奈に向ける志保の笑顔。
・エンディングロールでの志保と伊織のツーショット。
あれ?なんか伊織のシーン多くない?w

不思議
・横浜アリーナへ行くシーンはその後の夕日の土手のシーンの前カットで写る朝顔が示すとおり夏。ライブは千早が母親に手紙を出すシーンで分かるとおり秋以降。なのに横アリの表には既にポスターが張られ、設営準備が始まっている?下見だけで設営は未だだったと解釈してもポスターは早すぎる気が。
・レッスンが遅くなった為に萩原邸と伊織邸に分かれる面々。春香と千早だけは別行動だったが、皆が帰れないという理由で泊まったのなら都内に住んでるであろう千早はともかく春香は帰宅に間に合っていたがそのへんどうなの?春香と千早だけ早めに上がった?

気がついたエラー
・事務所のPS3が黒かったり白かったりする
・事務所での伊織の私服が一瞬合宿時のものになる
・閉じたはずの週刊誌が開いている
・空港での見送りで、春香に呼び止められる前にPが反応している

気になるシーン
・井戸からぷちシューを拾うまでの「悪の華」のような無駄にぬるぬるした動き(^^
・可奈と電話しているときの春香の足の甲の角度
・アイドルアワードのトロフィーの女の子のマークw

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